みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
今回歩いたのは肉とよ家から車で10分。
宇部市を流れる2級河川”真締川”上流に位置する『真締川ダム』です!
真締川は河川の疎通能力が低く、古くから大雨による河川の決壊や氾濫が繰り返されてきました。
また、真締川は宇部市の耕地などの水源として広く利用されてきたが、渇水時にはしばしば水不足に見舞われていました。
これを解消するためにダム計画がなされ、2009(平成21)年に完成しました。
このダムは洪水調節・農地防災、不特定利水などを目的とした治水ダムで、水道(上水道・工業用水道)の供給や水力発電は行われないんだそう。
治水目的では珍しくアースフィルダム形式が用いられ、天然の土砂や岩石を盛り立てて築いた山口県唯一の構造物でもあります。
ブログでも何度か登場した宇部蒲鉾の工場近くにあり、その直売所を過ぎてすぐ‥
こんな看板がダムの駐車場へと道案内してくれます。
こちらは駐車場にある管理事務所(わりかしきれいなトイレ付き!)。
真締川ダム及びその周辺の環境整備は地元有志の方々がしてくれているらしく、この日も何台か整備関係の車が停まっていました。
アースフィル形式のキレイなダム湖回りをぐるっと歩くようです。
駐車場からすぐ、ダム湖を望む石畳の天端を歩きます。
岩が柵代わりに並んでいるので、自然の中を歩いているような景観です☆
道すがら、自然調節方式の洪水吐があります。
写真ではわかりづらいですが、高さは約15メートルほど。
取水塔です。
現在の貯水位は60メートル‥平常時最高貯水位が61.6メートルらしいので、現在はちょっと少なめってことなんでしょうね。
天端を進んでいくと下に降りられる階段がありました。
結構むき出しなので小さいお子さまは注意が必要かも★
写真右にある小さな看板には『石の上に入らないでね』と書かれてありました。
階段を降りてすぐに、ブランコと”ビヨンビヨン”が面白い乗りもの‥だけがある小さな公園。
道なりに進んでいくと下流側から見た洪水吐がありました。
貯水位が低かったのでチョロチョロとしか水が流れていませんでした。
振り返ると放流注意を促す看板が。
さらに進むと‥あ!宇部かま!!
写真の奥に見えるのは、宇部市の特産品でもある宇部かまがつくられている『宇部蒲鉾工場』です。
道なりに行くと階段があり、再び天端に辿り着けました。
このコース1周がだいたい2㎞ないくらい。
景色がよいのでサクサク歩けました♪
ちなみに、駐車場からダム湖に降りられる階段があります。
ここにも注意の看板発見。
泳いじゃダメだけど、ブラックバス釣りが楽しめるようですよ☆
‥‥‥
短いコースだったので2周歩いてみたり、駐車場から市道男山線に出て山陽自動車道下の道を行ったり。
なんだかんだで1時間ちょっとのヨメさんぽの今回は‥
真締川ダムは堤体表面が石組になっており、一般のダムのようなコンクリートと違う美しい景観が特徴的です。
地元ですがあまり来る機会がなかったので、今回来られてあらためてキレイだなぁと感じました♪
知る人ぞ知るといいますか‥ぜひとも訪れて欲しい場所です。
みなさんもキレイなダムで気持ちをリフレッシュされてみませんか??
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。