みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
先々週中学校を卒業した肉とよ家長男。
何をするわけでもなく時間を潰すことしばし。
見かねた肉旦那から提案がありました。
さて今回は‥。
これまでもちょいちょい妹弟たちにお菓子(ホットケーキとかイチゴ大福とか)を披露てくれていましたが、基本はホットケーキミックスや既製のあんこなどを使ったもので作ってきた長男。
お菓子作りをするのなら、まずは基本を!
ということで、小豆からあんこを作ってみることにしたようです☆
以前、発酵玄米を自宅で作ったのですが、そのときあまった小豆を使っていきます。
お手製あんこを作る!
「あんこっちゃぁどうやって作るんや。。」
今回もクックパッド先生に聞いてみましょー。
『あんこ 手作り 初心者』で検索して、”基本の粒あん”作りをしていきます
こちらのサイトによりますと、小豆と同量の砂糖+塩少々なんだそう。
参考までに、作りやすい分量をどうぞ↓
【材料(作りやすい分量)】
- 小豆‥300g
- 砂糖‥270~300g(上白糖,グラニュー糖などお好みでOK)
- 塩‥小さじ1/2
①水洗い
まずは軽く水洗い。
小豆をザルに入れ、ボウルを重ねて流水でさっと2回ほど洗います。
つるつるの小豆はキレイに見えていても、表面が汚れていたり殻がついていたりする場合があります。
それらをさっと洗うだけなので強くこする必要はなく、表面の汚れをさっと落とすだけでOKです。
②渋きり
鍋に①の小豆とその3倍の量の水を入れ中火にかけ、煮立ったら10~15分ほど煮ていきます。
”渋きり・ゆでこぼし”という作業を丁寧にすることで、小豆の渋味が取り除かれます。
水が少ないと渋味がきれないので、量はたっぷりと入れること!
また、長時間煮るわけではない(=グツグツと煮る)ので、余裕のある大きさの鍋を選ぶことをオススメします。
茹で汁の色が変わったら、小豆をザルにあげて水気をきりましょう。
渋味がきれているかは、煮汁の色が濃いワイン色になったかどうかで見分けます。
小豆本来の風味を弱らせないためにも、1回でしっかりと渋きりしましょう。
③やわらかくなるまで煮る
②で使用した鍋をよく洗ってから、小豆と目分量で約3倍のお水を入れ中火にかけます。
せっかく渋きりをしたお鍋です、そのまま使うとあんこに渋味が逆戻りするので要注意!
水加減は小豆のおおよそ3倍。
- 少ない→すぐに蒸発してしまう
- 多い→煮上がった後余分を捨てないといけない(小豆の旨みなくなる)
水の目安にも注意していきましょう!
煮立ったら弱めの中火にして30分ほど煮ていきます。
アクは煮ている間ずっと出てくるので、なるべく鍋につきっきりで作業しましょう。
小豆がお湯から顔を出しそうになったら、その都度常温の水を加え、ひたひたになるように調整してください。
④小豆チェック
30分ほど煮ると、煮汁も減りとろみが出てきます。
いったん火を止め、小豆がやわらかくなっているかチェックしましょう。
砂糖を加えると小豆がそれ以上やわらかくなりません。
この段階で芯がないかしっかりと茹でられているか確認してください。
くちびるで挟んで、力をこめることなく潰れるくらいが目安です。
⑤砂糖投入
豆がやわらかくなっていたら再び夜雨の中火にかけて、砂糖の半量を加えて溶かします。
1,2分後残りの砂糖も加えサッと混ぜます。
小豆に甘みを少しずつ含ませるため、砂糖は2回に分けて加えていきましょう。
はい、ここで失敗。
お気づきの方もいらっしゃったことでしょう‥鍋がやっぱり小さかった★
⑥仕上げ煮
ふつふつとした状態を保ったまま、ときどき混ぜながら30分ほど煮ていきます。
豆を潰さないように優しくかき混ぜながら、表面がふつふつするくらいの火加減で水分を飛ばしていきましょう。
煮汁がほぼなくなったら炊き上がり!
ここでポイント☆
冷めると少し硬くなるので、好みの硬さより少しやわらかめを目安にどうぞ。
火を止め仕上げに塩を加えて味を引き締めれば、自家製あんこのできあがりです♡
⑦冷蔵で4~5日、冷凍で1ヶ月
表面にラップをぴったりとかけて乾燥予防をしつつ、粗熱がとれたら冷蔵庫保存。
冷蔵庫で4~5日、それ以上になる場合は小分けにして冷凍保存をしましょう。
あんこ作りのポイント
あんこの味が渋かったり、豆が硬くなったり、甘さが思い通りにならなかったりと、手作りならではの失敗にがっかり。。
‥そうならないためにも、ポイントをしっかりと押さえましょう!
①渋い‥ゆでこぼしで解決!
流水で洗った小豆を水から茹でて、茹で汁をこぼす‥
渋きりと呼ばれるゆでこぼし作業は、小豆の渋味や雑味を取り除くとても大事な工程です。
このとき水の量が少なかったり時間が短かったりするとあんこの仕上がりが大きく変わってきますので、丁寧に行いましょう!
②豆が硬い‥砂糖を加えるタイミングが大事
お手製あんこが硬く仕上がってしまうのは、砂糖を入れるタイミングが早かったから。
小豆がやわらかくなるらないうちに砂糖を加えてしまうと、それ以上やわらかくなることはありません。
芯が残っていないか、砂糖を入れる前のチェックが大事です。
③甘さは砂糖の量・種類で調整
甘さ控えめが良いのなら小豆の量の9割程度の砂糖で。
甘みがしっかりと欲しい場合は同量の砂糖を。
上白糖よりグラニュー糖のほうがより甘みが強くなります。
このほかにも、深みが増す”黒糖”やミネラルが豊富な”洗双糖”などなど、使用する砂糖の種類によって仕上がりが変わってくるんだそう。
いろいろ試してみたいですね!
④こまめな鍋の状態チェック
あんこへの道のりは、言ってみれば『ただ煮るだけ』
‥とはいえ、絶えず出てくるアクをすくい取ったり、蒸発しやすい水加減に常に注意しないといけなかったり。
ながら作業でも良いので放ったらかしにせず、定期的に鍋の状態をチェックしましょう。
雑味や加熱ムラのない美味しいあんこは、作り手の丁寧さにかかっています!
さて。
自家製あんこを使用した、乗っけただけ”小倉トースト”や、邪道?”そのままお口にイン”を楽しんでいた長男ですが。
「あんこを作ろうと思った最初の目的‥イチゴ大福が食べたい」
この欲望を満たすために、さっそく近くのスーパーに赴きイチゴと白玉粉を購入してきました。
白玉粉の袋に書かれていた作り方になぞり‥水を加えてコネコネ。
一口サイズに丸め、親指で真ん中を凹ませます。
お湯と冷水を準備して、さっと茹でていきます。
その結果は‥
聡いみなさんならもうこのオチに気付いていることでしょう。
ただの『あんこ添えただけの団子』爆誕。
その後も作る様子もなく、あんこは小分けされ冷凍庫へ。
イチゴはそのまま美味しく食べられましたとさ。
おニクがよろしいようで🍖
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。