みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
東北地方の伝統的な食品三五八漬けの漬床がそのルーツといわれる調味料で、三五八漬けが塩・米麹・米を3:5:8の割合で混ぜられているのに対し、米の代わりに水を加えて発酵・熟成させて作成されたものです。
お肉やお魚などを漬けると、食品中のデンプンやタンパク質が糖やアミノ酸に加水分解され、やわらか&旨味が増して食品がより美味しくなります。
肉とよ家ではよく、加熱するとパサパサになりがちな鶏ムネ肉をそぎ切りにして漬け込んだものを、グリル等で焼いていただきます。
そのままお酒の肴にだったり、千切りキャベツを添えて丼にしたり。
それのみの味付けで、大人も子どもも大満足の料理になります♪
とはいえ”漬け込む→焼く”ばっかり(・∀・)
美味しいケドちょっと飽きた‥と子どもたちからブーイング食らいました、、(ヨメ料理のレパートリーの無さが原因とも)
それじゃあってんで、焼く以外になにかできないかと考えた末に‥
ヨメの出した答え、うん、テキトーですね。
とりあえず‥塩麹の風味を活かしつつ、子どもたちが好きな味にすべく。
そのままでも、パンやご飯のおともででもいけそうなものが良いよね。
まずは塩麹に漬け込む食材を準備◎
鶏モモ肉を一口大の大きさにカットして‥
鶏モモ肉1枚に対し、市販の塩麹を大さじ1ほど加えもみ込んでいきます。
‥。
『鶏ムネ肉じゃないんかい』というツッコミは受け付けません。
『塩麹の重量比あげたくせに手作りじゃないんかい』というツッコミも受け付けません。
中火で表面に若干焦げ目がつく程度でしょうか、、
30分以上置いたモモ肉を、にんにくの香りが効いたオリーブオイルで焼いていきます。
一緒に煮込むお野菜もカットしていきましょ~。
しめじは石づきを取ってバラバラにほぐす、ナスは乱切り、玉ねぎはくし形切りで!
モモ肉の状態を見つつカットしたお野菜を入れて、鍋にフタ→中弱火で15分ほどコトコトしていきます。
さすがヨメ、適当力を発揮です。
全体に火がとおったらトマト缶を投入☆
ふたたび10分ほどコトコト。
味見と称してスープを堪能しつつ◎(たぶんカップ1杯は飲んだ)
味にちょっとしたアクセントを入れるために、仕上げに黒瀬のスパイスを少々ふりかけて‥
別茹でブロッコリーを添えたら、塩麹トマト煮の完成です♡
鶏モモ肉のほろっとしたやわらかさ、形を残しつつもジューシーなお野菜、そして旨味と甘味が凝縮されたスープ。
ほぼ塩麹のみの味付け。
しかも煮るだけという、ヨメの大好きな”放ったらかし”も含めて。
まさかここまでサイコーの料理になるとは‥
今まで”焼く”しかしてこなかったヨメ、マジで目からウロコもんでした。
翌朝トーストにつけて食べてみましたが‥これまた合う!
具材を食べきった後のお楽しみとして、スープを煮詰めればなんちゃってミートソースもできちゃう!!
これはリピート必死です♡
みなさんもぜひ作ってみてくださいね♪
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。