みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
物価がどんどん上昇している昨今、特売や見切り品はなんとも魅力的な言葉ですよね。
しかし、食材をできるだけ新鮮なうちに食べきりたいと思いつつも‥
すぐに食べられなかった‥なんてことありませんか。
しかも消費期限を切らせてしまったり、腐らせてしまったり、、
なかなか理想どおりにはいかないという現実にみなさんも頭を悩ませているのではないでしょうか?
そんなみなさんにお伝えすべく、今回は肉とよ的『調味料を使用した食材保存方法』についてにご紹介していこうと思います☆
基本の調味料
塩や砂糖・お醤油など、普段料理の味付けに用いる調味料は、実は食材保存に便利なアイテムです。
とくに、塩分や酸の効果で菌の増殖を抑える塩・味噌・お酢は食材そのものの旨味まで深めてくれるので重宝します。
そして意外や意外、オリーブやゴマ‥食用油も、食材を漬けることで空気をシャットアウトしてくれます。
粉末調味料(砂糖・塩など) | 湿気を含むと固まってしまうので、容器には乾燥剤を入れておく。調理中にお鍋の上から直接調味料を振りかけるのは厳禁★いったん手に取るか、小分けで! |
味噌 | 冷蔵庫保存必須!空気に触れないようにラップまたはクッキングペーパーを“落とし蓋”のように置くと、香りや味を維持しカビの予防にもなる。 |
お醤油 | 通常は常温保存で、味が悪くなってしまう夏場は冷蔵庫に入れるがベスト。 |
お酢 | 防腐効果があるので常温で問題ナシ。 |
心配があれば冷蔵庫保存‥これは食材・調味料ともに共通するようです。
調味料を使う長持ちレシピ
ちょっと残ってしまって困る食材も、少しの工夫で美味しく保存できます。
お酢・塩・味噌・オリーブオイルなど、家庭にある調味料を使って食材を美味しく長持ちさせるアイデア&レシピをご紹介します◎
お酢‥ピクルス
【材料】 | |
※お好みのお野菜でOK!中途半端に残ったお野菜、全部入れちゃいなよ(・∀・) |
〈洋風お出汁〉水‥1カップ,固形コンソメ‥1個,塩‥小さじ1,ローリエ‥1枚 |
【作り方】
- 玉ねぎは皮をむいてくし形に切りさっとゆでておく。(ゆで過ぎに注意!)
- きゅうりとセロリ、パプリカは乱切りにし塩少々(分量外)をふって15分おく。
- 鍋に〈洋風お出汁〉を入れて煮立てた後、はちみつを加えて冷まし、お酢と鷹の爪を加える。
- 1と2を保存用容器に入れ、3を流しいれて半日以上漬ける。
残ったお野菜を混ぜてピクルスにすれば美味しい前菜に!
洋風のお出汁を加えて酸味をおさえているのでサラダ感覚でいただけます。
保存のポイントと保存期間の目安
冷蔵庫に入れて保存してください。
酸っぱすぎないように洋風お出汁を入れているので、1週間くらいで食べきるがベスト。
お酢だけで漬けるなら、保存瓶の煮沸などをしっかりとすれば1年以上保存可能です☆
塩‥ブロック肉のハーブ塩焼き
【材料】 | |
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【作り方】
- 塩と砂糖、ハーブを混ぜ、ブロック肉にまぶしてぴったりとラップをする。冷蔵庫で1~2日寝かせておく。
- 塩と砂糖を洗い流して水気を拭き取ったら周りにオイルを塗り、200度のオーブンで20分焼く。
- その後、オーブンを160度に下げて50分程度焼く。
かたまり肉に塩と砂糖をまぶして、おいしくいただくレシピです。
オーブンで焼く時間は肉の厚さによっても変わるので、竹串などで刺してみて出てくる肉汁が透明かどうか様子を見ながらどうぞ!
保存のポイントと保存期間の目安
冷蔵庫で保存しましょう。
お肉や魚は塩や砂糖をまぶすことにより2日くらいは保存期間が延びるので、ブロック肉以外にも残った食材で応用できます。
ちなみに。
お肉や魚は買ってすぐにキッチンペーパーなどで水気を拭き取り、できるだけ空気を抜いてから冷蔵・冷凍すると長持ちしますよ☆
味噌‥半熟卵の味噌漬け
【材料】 |
半熟卵1個に対して、味噌・みりんを各大さじ1 |
【作り方】
- 味噌とみりんを混ぜ、ラップに薄くのばす。
- 半熟卵を1の上に置き、ラップでぴったりくるむ。
- 冷蔵庫にて1日漬ける。
半熟卵を味噌漬けにして、おいしく保存♡
味噌漬けに使う味噌の量を最小限にするには、ラップを活用すると良いですよ。
1日ほどでおいしい「ごはんの友」が完成します!
保存のポイントと保存期間の目安
保存は冷蔵庫で。
2日以上保存するときは味噌をぬぐって3~4日程度までがオススメです。
それ以上になるとしょっぱくなりすぎてしまうので注意しましょう★
オリーブオイル‥チーズのハーブオリーブオイル漬け
【材料】 | |
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チーズはカマンベールやクリームチーズ・ブルーチーズなんでもOK!
お好みでローズマリー・タイム・ローリエなどのハーブを入れてみて♪ |
【作り方】
- ペコロスとにんにくは皮をむいて大きければ半分に切り、ともにさっと茹で、塩・こしょうをふっておく。
- チーズは大きめの角切りにする。
- 保存容器にオリーブと1、2、Aを入れてエクストラバージンオリーブオイルを注ぎ入れて1~2日おく。
残ったチーズは冷蔵庫で保存すると固くなりがち、、
でもオイルに漬けておけばいつでも柔らかく美味しく食べられます☆
いろいろな種類のチーズを混ぜてもOKなのも嬉しいポイント。
食べきって残ったオイルは香りが良いのでドレッシングや炒めものに使えます。
容器を2つ用意して、交替で漬ければ、途切れることなく常に新しいオイルが使えるので便利ですよ。
保存のポイントと保存期間の目安
保存には、パッキンがついたガラス瓶がオススメです。
ハーブは生でもドライでもかまいませんが、生の場合は長く置くと色が変わってしまうこともあるので要注意。
常温保存で大丈夫ですが、夏場は冷蔵庫が良いでしょう。
その場合、オリーブオイルは冷やすと固まってしまうので、代わりにサラダオイルを使用してください。
約3カ月ほど冷蔵保存が可能です。
まとめ
調味料を使った食材保存レシピをご紹介いたしました。
お酢・塩・味噌・オリーブオイルなど家庭に常備してある調味料を使うと、食材をより美味しく長持ちさせることができます。
また、今回のポイントとしましては、ちょっと残ってしまって困る食材も使用できるということ。
少しの工夫で美味しく保存できます☆
いろいろなレシピがありますので、みなさんもぜひお試しくださいませ!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。