みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
肉とよの定休日と重なっていたこともあり、夏休み初日は家族で萩へと行ってきました。
そう‥『定休日と重ならない』限り、精肉屋を自営している肉とよ家では肉旦那は基本子どもたちとのふれ合いを残念ながらあまりできません。
とくに夏ともなるとBBQや帰省のお土産などでお肉が飛ぶように売れる時期‥例に漏れず肉とよでも繁忙期を迎えており、連日肉旦那は仕込みに追われています。
それゆえに、暇を持て余した子どもたちのお世話はお店のお手伝いを免れたヨメだったり、同じ宇部市内に住む肉旦那実家・ヨメ実家だったりが担うことに。
子どもたちに楽しい思い出を!を心がけ、この夏休みも家族(時々肉旦那参加)で満喫していこうと考えております。
さて。
まだまだ続くコロナ禍、今年も県外に出ることがちょっとためらいがちではあります。
‥かといって、山口県内にはいろいろな”おもしろスポット”があることもまた事実!
せっかくのこの機会ですので、肉とよブログで県内のオススメな観光場所なんかを紹介していけたら‥ステキ☆
そんなわけで『夏休みに家族で楽しむオススメスポット』をシリーズでお送りしていこうと思います♪
栄えある第1弾として、ヨメ姉親子と『佐波川関水』に行ってきました!!
佐波川関水とは
山口市徳地船地にある『佐波川関水』。
”関水”はせきみずと読み、簡単に説明すると「建築用材の木を運搬するために使用された川」を指します。
平安時代末期、消失した東大寺建て直しのために真言宗の僧俊乗房重源(しゅんじょうぼうちょうげん)が責任者に任命されました。
再建に必要な木材確保のおり、重源の指示のもと徳地の山から木を伐採し、佐波川を利用して海までながし奈良へと運ぶことに。
しかし水深が浅いところでは木材が流れません。
そこで水かさを増すために川水をせき止めその一部分に細長い水路をつくり、木材が流れやすくなるように工夫したのです。
関水は当時118ヶ所ありましたが、現在まで残っているのは佐波川関水のみ。
山奥から木材を運ぶために川を利用することもそうですが、昔の人の知恵には驚かされます。
ちょっとわかりづらいので場所情報も。
山口市内からは国道9号線経由で車で25分、防府市内からは国道489号線を40分くらいでしょうか。。
国立山口徳地青少年自然の家に向かって進んでいくと、その手前に”佐波川関水”の標識看板が出てきます。
そこを目印に佐波川に沿って左に曲がり、しばらくまっすぐ行くと到着します。
5台程度の駐車場やちょっとしたベンチ(川の近くなのが禍してか苔が凄い)はありますが、史跡の説明石碑のみといったシンプルなもの。
トイレや自動販売機といったものもないので、川遊びがてらゆっくりしたいのであればその備えをお忘れなく!
川遊びを満喫♪
関水についての説明が詳しく書かれた石碑のようなものがあったのですが、子どもたちは見事にスルー。
史跡を振り返ると‥清らかな川のせせらぎだもんねぇ。
「早く着替えて泳ごうやぁ」と次男も待ちきれないご様子。
目隠しも兼ねて車内でお着替えしました。
合流したヨメ姉親子と川遊びスタート!
川水は冷たいイメージですが浅いのもあるのでしょう、ところどころで温い感じ。
長男「ライフジャケットってすごーい」
ぷかぷか浮いて気持ち良さそうなのはいいのですが‥流されていってますぞー‥‥
そんな長男、漢を魅せます。
関水史跡の川上にあった”僧取岩”という大岩からダイブ!!
しかし「鼻に水が‥」と軽くパニック‥なんとも締まらないオチです。
ヨメも登って「はい、チーズ」のち下り。
深いところに迷い込んだ次女と姪っ子に救助さながらの浮き輪投げ!!
どこ吹く風の次男の華麗なるバタ足!!
まとめ
夏休みを満喫シリーズ第1弾、佐波川関水をご紹介しました。
川の流れも穏やかなので水遊び場としても知られており、さらには自然豊かな象徴”ホタルの名所”でもあるんだとか。
その実、東大寺再建という鎌倉時代の大事業に携わった歴史的な史跡でもあります。
しかも関水はここにしか残っていない‥と。
貴重な史跡でもある佐波川関水、みなさんも川遊びがてら、訪れた際はぜひ歴史を感じてみてくださいね♪
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。