みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
営業から帰って来るなり何やら神妙な表情の肉旦那。
知り合いに不幸なことがあったり、まさかまさかクレーム的な何かがあったり???‥と構えたところ。
なぁんだ~そんなことぉ~??と軽く受け流そうと思いきや、です。
というかそもそも自分たちの宿題なんだし、自分たちでどーにかしなさいよ‥と、とくに気にもとめてなかったのですが。
念のため休み明けの提出物を確認してみました。
すると、、
夏休みの自由研究について
◎自然の部・創造の部を選択し、研究を行い、まとめる
- 自然の部‥創意工夫により作り出された作品
- 創造の部‥自然観察・研究考察・実験研究作品
◎自然の部※研究主題を自分で設定し、実験・観察を通して研究する未知の内容を解明していく
- 大きさはA3サイズ以下(まとめて冊子にする)
- 枚数は10枚以上
- 保存処理をしていない資料(標本・実験材料等)は添付不可
- 過去に発表されている作品不可
◎創造の部※生活の中であれば便利だと思うものを考え、実際に制作し使ってみる
- 大きさは1×1×1m以内
- 設計図を作成する(動機・感想も書くこと)
- 過去に発表されている作品や販売されているキットは不可
この”過去に発表されている”という文言ですが、例えば『身近な調味料で10円玉をピカピカに‥』だったり『100均素材で入浴剤・アロマキャンドル/お手軽扇風機などのキット』だったり。
あとはネットですぐに拾えそうなネタなんかも含まれているんだとか。
それらが一切合切ダメ!
本当に一から自分で考えたモノ以外は認めない!!
‥らしい、との親御さん情報だったようです。
大人でも難しいだろうソレに、しかも他の宿題もべらぼうにあるときたもんだ。
率直な感想ではございますが、しかし評価に繋がるので結局はしないといけない。
とりあえず長女にどちらに挑戦するのか聞いてみました。
‥が、、
「‥うーーーん‥ワカラン☆(・∀・)」←ホントこんな顔。
ヨメも同じ顔で応えつつ「じゃあ何かゼロから作る??」も‥うーーーん。。
そんなときです。
親御さんが日中いらしてから肉旦那、長女のためにずっと考えてくれていたようです。
‥たしかにっΣ(・∀・)
今現在、肉とよ家のウラ庭にはいろいろな種類のメダカがお住まいで。
とくに手前の樽には、メダカ施設初期からのミックスたちの稚魚がすでにウン百匹と産まれていて。
そのため産卵→孵化についてはオテノモノ感もありまして。
↑この『産卵→孵化』の研究をしてみたら?との肉旦那の提案でした。
さて。
メダカを家飼いされていないみなさんはご存じではないかもしれませんが、実はメダカの卵が孵化するには”積算水温”というものが関係します。
魚の受精卵においての積算水温とは、産卵→孵化に要する熱量を表す目安の一つで、生育日数の各日の平均水温の積算値で表したもの。
‥何のこっちゃ?ですよね(・∀・)
ようは、卵の孵化には積算水温というものが存在し、ソレ÷1日の平均水温=孵化するまでの日数がおおよそ計算できる、ということ。
メダカが孵化までの積算水温はおよそ250℃/日といわれており、これにより積算温度は平均水温(℃)×日数=250(℃/日)と表せます。
つまり平均水温が25℃なら250(℃/日)÷25℃=10日‥10日でメダカの卵が孵化するよ、というわけ。
このことから、メダカの受精卵は環境の温度(水温)が高いほど孵化までの時間が短くなり、逆に低ければ長くなる、と考えられます。
じゃあ平均水温が変われば孵化までの時間も変わるよね??いう疑問が出てきます。
ということで、それを自由研究の題材にしてみよう!となったのです。
ただし、水温があまりにも高すぎたり低すぎたりする場合は卵の成長を妨げてしまい、積算水温は参考にならなくなります。
そこのあたりも視野に入れつつ、孵化名人?の肉旦那にご教授願いつつ。
文章を考えたりそれをまとめたりが苦手な長女なので、そこはヨメが手伝い(という名の口出し)をしながら、、
孵化の瞬間、見逃さないゼ!と、なぜか小学生組次女次男も息巻いています。
もはや中学2年生の、ではなく肉とよ家総出笑
家族で夏休みの自由研究を楽しみたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。