みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
小学校からの配布物の中に『児童の好きな・嫌い(苦手)な食べ物ランキング』というものがありました。
好きな食べ物 | 嫌い・苦手な食べ物 | |
1位 | お肉 | 野菜全般 |
2位 | カレーライス | ナス/ピーマン |
3位 | うどんなどの麺類 | きのこ類 |
ナスやピーマン・きのこ類は食感や苦みが独特なのでなんとなく分かりますが‥そもそも「野菜が嫌い」という児童がまーぁ多いこと多いこと。。
子どもの『好き嫌い』や『食わず嫌い』は子育て世代にとっては永遠のテーマですよね。
ではなぜ好き嫌いが発生するのか、というと‥
動物は身体に必要なものを「おいしい」、有毒なものを「まずい」と感じます。
本能的に”あまみ”や”うまみ”、”塩み”を好む一方で、”酸み”や”苦み”を避けます。
これは、エネルギーの多い”あまみ”や、アミノ酸を含む”うまみ”、塩などの”塩み”は、生命を維持するために必要だから好むのであって、対して自然界において腐敗したものは酸っぱかったり毒物は苦いものが多かったり‥と、それらを危険なものと脳が認識するので嫌うのです。
わたしたち人間も小さいころは”酸み”や”苦み”のある野菜や果物を嫌う傾向がありますよね。
‥が、その”酸み”や”苦み”は腐敗や毒からくるものでは決してなく、むしろ野菜や果物は長く健康でいるために大切な食材です。
苦手な味でも体験を重ねるごとに食べられるようになっていきますし、食の幅を広げることが将来にわたって”おいしく感じるもの”を増やすことにもつながります。
嫌いなものでも少しずつチャレンジして、子どものうちに好き嫌いをなくせたら良いですね✰
【嫌いなものを食べさせるオススメの方法】
- 食べきれる量で出す→徐々に増やす
- カレーやハンバーグなど、濃い味付けのものに混ぜる
- 細かく刻んだり、潰して姿形がない状態にしたり(ポタージュがベスト)
- 全部食べたらご褒美にデザートが付く
- 揚げ物にしたらだいたい食べる
- 小松菜などの苦みが強い葉物は砂糖多めのおひたしにする
- ちょっと多めに盛り付けて半分食べたらOKにする(残りは大人がおいしくいただく)
同じ配布物にこのような記載がありました。
このほかにも、隠さずあえてそのまま・お腹を空かせる!・絶対に一口は食べさす!!というさながら根性論?もあるんだそうで笑
なるほど勉強になりますね!
何にしても無理をさせず、「そのうち食べられるようになるだろう」と気長に見守ることが大切です。
家庭でも、子どもたちがさまざまな味や食材を体験できるように考え、日々の献立に取り組んでいきたいものです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。