みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です
小売業をしていると、たまにではありますが「これサンプルです」と卸売業者や食品会社の営業の方から試供品をいただくことがあります。
精肉店だと‥店頭に出まわる前の加工品(つくねやハムetc..)であったり、焼肉のタレやから揚げに付ける調味料だったり。
そんな中、もっともいただくのが鍋だれ。
毎年といっていいほどいろんな食品会社からさまざまな品が販売されますが、その中でも自信作を携えて「お気に召したらぜひ店頭でも販売くださいませ♪」と営業にやって参ります。
今回、日本食研という会社が新たに開発したのがコチラ↓
『本格火鍋スープ』!です!!
【火鍋】
火鍋(ひなべ)とは、中国の鍋料理で、熱々のスープの中に様々な具材を入れて楽しむ料理。
- 中国の農村部で冬の寒さをしのぐために生まれたという説
- 中国の中でもモンゴルに近い四川省付近で発祥したという説
その起源や発祥は諸説あり、今では中国全土はもちろん世界中で愛される料理となった。
火鍋のスープにはさまざまな種類があり、スープは火鍋の味を決める重要な要素なので、どのスープを選ぶかによって、全く異なる味わいを楽しむことができる。
四川省発祥!辛い「麻辣火鍋」
麻辣火鍋は、麻のような痺れを感じる辛さが特徴。四川省の豊かな香辛料をふんだんに使い、特に花椒(ホアジャオ)の痺れる辛さがクセになる人も多い。辛いものが好きな人にはたまらない、刺激的な味わいの火鍋。
北京風あっさり「清湯火鍋」
清湯火鍋は北京地方の火鍋で、麻辣火鍋のような激しい辛さはなく、あっさりとした味わいが特徴。骨付きの肉や鶏を長時間煮込んで作るスープは、深い旨味がありながらもすっきりとしていて、辛いものが苦手な人や、素材の味をしっかりと感じたい人におすすめ。
広東省の海鮮を使った「海鮮火鍋」
海鮮火鍋は広東省で人気のある火鍋で、新鮮な海鮮類をふんだんに使った豪華な鍋。エビやカニ・貝類・魚など、海の幸の甘みと旨味がスープに溶け出し、独特の風味を楽しむことができる。
”花椒のしびれと唐辛子の辛さ”が謳い文句に書かれているということは、今回の鍋は「麻辣火鍋」ということがわかります。
‥。
これをいただいたときの率直な気持ちを申しますと。。
以前とあるスーパーで購入した火鍋のもとは辛い、、というよりも口に入れるのも痛いツライものでして。
味の決め手となる花椒はスカスカ、辣油の油はギトギト、え?コレ輪切りなの?と思わせるほど唐辛子はほぼカタマリ。
テレビ番組でも見かける「辛ければ辛いほど!!」という、食べ物を冒涜しているのか(怒)レベルの辛さ‥そして不味さでした。
対して、日本食研さんの火鍋は「マジで推せます」と営業の方が太鼓判を押すほどなんだとか。
さぁさぁ怖いもの見たさでもある今回の火鍋。
「花椒のしびれ(麻)と唐辛子の辛さ(辣)をしっかり効かせ、6種のスパイスの風味で深みを出したシビ辛の火鍋スープ」
黒い袋に金色の文字‥なんとも高級感が漂います。
濃縮タイプなので、本品と同量のお水で割ってと、、
推奨推奨食材は豚バラ薄切り肉(または牛肉、ラム肉)、白菜、えのき茸、しめじ、さつまいも、小松菜。
スープが主役なのでしょう、オススメ食材は比較的あっさりめとなっていますね。
豚バラ薄切り肉は良いとして、、、厚揚げ、モヤシ、しめじ、と焼肉残りのお肉(ホルモンとか鶏モモとか)。
まずはスープをいただきます♡
ラー油の膜かと思いきやその食感はサラサラ!
花椒は山椒よりも優しい甘さで、それでいて鼻に抜ける爽やかな香りがしっかりと付いています。
輪切り唐辛子の成分が染みこんでいるので、辛さが舌に楽しいです。
より日本人に合わせた味を追求しているのか、鰹だしのような旨味も実に好み。
そして‥スープをすすってみてわかりました。
スープの主張がしっかりとあるので、お肉の中でも甘めな豚肉や、味そのものが濃い牛肉・ラム肉だと一口で味変を楽しめるっぽい。
焼肉残りの鶏モモ肉は、スープが勝ってしまいたんぱくに感じてしまいました★
同じ理由で白菜・えのき茸・しめじ・小松菜もきっとこのスープに合うし、、
推奨食材のうちとくに「‥いやそれはナイでしょw」と思っていたさつまいも!←これは、辛味と真逆の甘さが絶妙にマッチすること間違いなしです。
酸っぱい?ではないな‥舌の側面で感じるこの辛さ、これをどう表現すれば良いのか、、
ともあれ美味い!を連発する肉とよ夫婦です。
肉旦那がエェこといっていました。
〆にはオススメ『花椒香るシビ辛ラーメン』をするしかないでしょう!!
それは酸辣湯麺のような、、でもやっぱりそこまで酸っぱくはないし、、、これがシビ辛‥??
うーん‥思ってたんとなんか違う。
美味しいんです、がちょっと物足りなく感じてしまいます。
その理由は、豚バラ肉と一緒に食べてみてわかりました。
甘いお肉が!良いパンチ力に!!なってるのか!!!(確信)
シビ辛だけなら飽きてしまうというのは正直な本音で、食材で味や食感を変えることが、そもそもが美味しいこのスープの醍醐味であると思います。
スープカレー味だのトマトスープ味だの、よくある変わり種の鍋だれの中でも群を抜いて気をてらっている火鍋。
新しいジャンル”シビ辛”は確実に大人を楽しませてくれます※独特な辛い仕上がりなのでお子さまは要注意!
企業の開発努力を感じさせるこちら、みなさんもどうぞお試しくださいませ✰
きっともう一度食べたくなる、そんなやみつきな鍋だれでした♪
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。