みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です
まずは‥先日のブログにて。
- 地域にはいろいろなサービスを模した個人お弁当屋がある
- 子どもがスポ少をはじめて、大会やオリエンテーション等で利用することしばし
- スーパーやコンビニでも安く購入できるお弁当ではあるが‥
- しかしやはり”地域密着型”・”手作り”に勝るモノのなし!
などとヨメ的考察をかかげつつ。
せっかく国産のお肉を安全に、しかもどこよりも安く提供できる『精肉屋』という強みを生かした、いわゆる”地域密着型”の小料理屋さんでもしてみようか、という話がここ最近持ち上がりまして。
肉とよの2階空き店舗を料理屋さんに改装すべく、ただ今構想を練っている最中です。
で、冒頭のお弁当に話が戻るのですが。
その構想の中で、「金土日祝日のみ開店、平日の予約に関しては応相談」を基本としている新店舗ですが、地域密着型としましてはお弁当やオードブルの注文もぜひとも受けてみたいね、と。
しかし、モノの原価が分からなければ純利益の見込みもさっぱりではあります。
そこで、から揚げやサラダ・煮物などなど‥料理屋で出される料理を中心に、お弁当やオードブルに合うおかずの原価を割り出しています。
まずはこのようなシートを作成↓
山口の郷土料理『けんちょう』を例に説明すると‥
- 料理名
- 材料
- ②を仕入れるときのおよその量・値段
- 料理するときの使用量,機器,工程(4人前)
と書き込んでいくと、合計金額=その料理の原価が出る!といったシートです。
肉旦那曰く「これぞ”料理のレシピ化”」なんだそう。
これらのシートを何種類も作成していき、、、
肉とよオリジナル『から揚げ弁当』を作って、その原価を割り出してみました♡
ちょっと多めの白米に、一口で食べるにしては大きめサイズのから揚げ2個。
お弁当の定番玉子焼きとウインナー、副菜として軽めの野菜、彩りのブロッコリー‥
一食としては満足な量のお弁当ではないでしょうか。
さて、ではその合計金額は、、、
- 白米‥40円(200g)
- から揚げ‥80円(1個あたり30g)
- 玉子焼き‥27円(約卵1個分)
- ウインナー‥25円(焼き,15g)
- けんちょう‥15円(25g※冷凍食品で一般的とされている量)
- 茹でブロッコリー‥12円(2切れ)
驚くことなかれ、なんと199円!!!
ただ単にちゃちゃっと出しただけだし、この他人件費や容器代等が含まれていくのでまだかかるとして。
だとしてもこのお弁当をワンコインで売り出せば、100円は利益として上がる計算です。
またこのおかず群を参考に、ご飯大盛りは○円up、副菜ナシ玉子焼き&肉マシマシ、ふりかけをかけるとしたら‥‥などと話も広がりました。
もっと煮詰める話ではありますが、まずは1食分のお弁当の原価を知る‥いざ料理屋さんをするとなるととても大事なことですよね。
いろいろな組み合わせはもちろん、もう少し大きな注文として4~5人前オードブルのお値段もザックリと出してみようかなと思いましたが‥
いやいや、あくまで肉とよ参照とはいえ、あまり原価をオープンにしすぎるのは業界としては良くないかということで割愛。。笑
とはいえ物価高の昨今、モノの原価を知るということは家計節約にも繋がるかもしれません。
それとなしに出してみたら新しい発見もあるかも!
みなさんもお手すきの際にでも計算してみてくださいなー☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。