みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
勝手にレビュー!と題しまして‥
今回は宇部市のラーメン店について♡
実際にお店でいただき、忖度のない、本音でレビューを書かせていただきます。
今日はヨメがPTAの会議に参加しているため僕、肉旦那がレポートします!
よろしくお願いします。
『大阪屋』に行ってきました
毎週水曜日の定休日に訪れるこの企画。
今回は8軒目となりますが、さてどこに行こうかと話していたところ。。
宇部初?なのかいわゆる”二郎系ラーメン”たる「ラーメン祐三」さんに行こうか!と前日から意気込んでいました。
実は僕ら夫婦、祐三ラーメンさんに行ったことがあるんです。
店の前を通るたびに連日行列だし、果たしてどんなもんや?と。
その時は二郎系を軽んじてたと言いますか、センセーショナルなパンチをもらったと言いますか、、
という過去もありーの、相変わらず学生さんを中心に人気が高そうだしーの、ラーメン系YouTuberにも紹介されたりーの、これは宇部ラーメン店巡りには行くべき店だぞ、と。
そんな背景から前日から気合いが入っておりました。
で、いざ行ってみたら。
コロナ禍にあり、蔓延防止対策等、飲食店の営業形態や営業時間はここ宇部にあってもちょこちょこ変わっている模様。
しかし営業していないならしょうがない。
ということでさてどこにいこう??となるわけです。
どこいこう?ってなったものの、ものの2秒で代替案を出します。
「よし、大阪屋さんに行こう!」
と言うのも、僕のお店にブラックボードを掲げてて、そこでは挨拶がてらに近況報告やオススメのお肉紹介なんかをしてるんです。
そこに「宇部のラーメン店巡ってます!」って書いてると、お客さんからいろいろ反響がありまして。
なんてお言葉をいただくんです。
そんな中でつい先日。
という、いつも元気で気持ちの良いお客さんからのお言葉が。
たしか、、もう10年以上は昔のことですが、行ったことはあるんです。
でもこんな形にレポートを残してる訳もなく、ただただ記憶の片隅にあるだけの記憶。
店の場所と店名くらいしか覚えてなくて、味や店内の雰囲気なんて覚えているわけもなく。
まあ当ブログでの”宇部市ラーメン店巡り”は宇部のあらゆるラーメン店を巡って勝手にレビューします!っていうコンセプトです。
なので、以前に行ったことがあってもなくてもいずれは行くんですが。
今回はちょうど良いタイミングということもあり…
アクセス
昔は人通りも多く栄えていたであろう新天町。
今は人もぽつりぽつり、通りの両サイドに立ち並ぶ店はシャッターがらがら、なんとも寂しい通りになってしまいました。
これは全国どこも共通の商店街過疎化現象でしょう。。
そんな商店街にありもう何十年と営業されている「大阪屋」さん。
パパッとググってみた感じ創業70年、三代目と書いてあります。
勿論40歳になる僕が生まれてすらいない、いや、僕の親すら生まれていないような。
それが”70年”という年数です。
時勢が良いときがあれば悪いときもあり、いろんな苦境、環境を乗り越えなければ到達することのない70年営業という金字塔。
それに加えて、いわゆる”宇部ラーメンの発祥の地”というじゃありませんか!
僕自身は生まれてもない時代のことなので実際のとこはわかりませんが、ここに。
この場所に大阪屋さんが何十年と営業しているのは紛れもない事実。
新天町という商店街内にあるので「店の前に駐車場があります」という条件じゃないので近くに駐車しての訪店となります。
僕らは国道190号線の脇にあるこの場所に駐車して歩くことに。
1本スジ入るだけなので店までは徒歩3分ってとこですかね。
駅からのアクセスになるとJR宇部線・琴芝駅から徒歩8分、東新川駅から徒歩13分、宇部新川駅から徒歩15分となります。
そうして到着の店舗の外観がコチラ↓
店内に入るとご主人さんの「いらっしゃいませー!」とお母さんの元気の良い「こちらのテーブルどうぞー!」
店内もまさに昭和な空気。なんか薄暗く、悪く言えば汚い、けどそれがまた味がある。
お母さんも「よくいらしてくれました。にいちゃんなんにする?ぼっちゃんは?おねえさんは?」というオーダーの取り方ですよ。
手元の調味料しかり。
平成後期生まれの長男からしたらこの”昭和感”は伝わらないんだろうけど、長男としても「おかみさんフレンドリーでなんか良かった」と言ってました。
昨今のお店に行ってもこんなくだけた形でオーダー聞かれることないですからね。
最近じゃ券売機が主流だし。。
そりゃ何事にも賛否あると思いますが、、
そんな感慨に浸りながらオーダーを済ませ、大将がワンオペで忙しく注文をこなしていきます。
配膳や片付けなどフロア担当のおかみさんも手が空けば餃子焼きのヘルプしたり。
長年ご夫婦二人で店を切り盛りしてるであろう阿吽の呼吸。
これを食べました‥勝手にレビュー!
ちょうどお昼時だったのもあるのか、商品到着までは焼き飯と餃子が10分、ラーメン着丼までは15分くらいかかったかな?
それぞれの注文がコチラ↓
僕はいつも通り大盛りラーメン!
ヨメは600円の玉子ラーメン!
長男はお腹減ってたのか、ガツンともやしチャーシューメン850円!
3人シェアの焼飯550円とギョーザ380円。
焼飯&ギョーザ
まず食したのが焼飯。
全く脂っぽくなくパラパラというよりはホロホロとした食感です。
ミックスベジタブル的な人参とグリンピース・コーンが入っていました。
固形のお肉が見当たらなかったのもあり、それがあっさりとした味付けを際立たせていたように思います。
ギョーザもパリッとしてるもなく、かと言ってユルくもなく。
及第点というとなんか”上から目線”的な言い方になってイヤですが、可もなく不可もなく。
過度なお飾りどころか、ころころころっと餃子が8個、無造作にお皿に乗って出てくるとこも店の雰囲気込みで好感が持てますね。
380円で8個というのもお得感あります♪
ラーメン
さてさて、ここからが本丸ですよ。
さきに、単刀直入に言っちゃいます。
マジで美味。
本当においしい。
スープのベースは宇部ラーメンたるとんこつ。
勿論とんこつではありますが『醤油がしっかり』なんですよね。
いわゆる醤油とんこつなんですが、他店の宇部ラーメンと比べるとより醤油感が強い。
麺の方も宇部ラーメンと言えば”柔(やわ)”が主流かと思いますが、”普通”なんです。
”普通”って書くとなんか特徴がないみたいな書き方になるのが伝わりにくいとこですが、、
”柔→普通→硬”という麺の硬さの中での”普通”。
これが変に口の中でモチュモチュしないし、喉越しがいい。
ズルズル入るんです!
ラーメンに乗ってる具はチャーシュー・メンマ・ネギと、まさに宇部ラーメン代表たるそれ。
ラーメン大盛りの僕にはチャーシュー4枚、玉子ラーメンのヨメには温玉イン、もやしチャーシューの長男にはチャーシュー8枚&ゆでもやし。
この王道たるトッピングたちがあらかたいなくなった時の紅ショウガですよ。
おおよそのラーメン屋さんって”濃厚”とか”こってり”とか謳うと思うんです。
その方が食べたくなっちゃいますし。
でも結局は、大阪屋さんのようなすっきりズルズル系が「うまっ!」ってなるんですよね。
他のお客さんもズルズルっと食べてすっきり退店してました。
余談でもないけど。
お客さん退店時の「いつもありがとうねー。おおきに。また来てねー」とのおかみさんの声かけ。
それも嫌らしくなくてめっちゃいい!
肉とよ的総評
実に満足な良いお店です。
すっごくシンプルに言うと美味しく懐かしい。
反面、清潔感のある店でー、流行りのものをー、映えるヤツー、とかそういうの求める人には不向きですが。
でも声を大にして言いたい。
肉とよ的には”超!推せるお店”であります!!
歴史があるってのはさすが伊達じゃないこの大阪屋さん。
おニクがよろしいようで🍖
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。