みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
勝手にレビュー!と題しまして‥
今回は宇部市のラーメン店について♡
実際にお店でいただき、忖度のない、本音でレビューを書かせていただきます。
『熟成豚骨 るいるい軒 恩田店』に行ってきました
宇部市にどのくらいのラーメン店があるのか、まだまだ把握できていないのですが。
とりあえずは”勝手にレビュー!宇部市ラーメン店巡り”も7店舗目です。
水曜の定休日を利用していろんなところに買い出しだの仕入れの支払いだのに赴くのですが、だいたいはその行きしなか帰りかにラーメン店を巡ります。
この日の用事としましては。。
長男の高校合格発表→確定→高校デビューってわけじゃないけど、やっぱりスマホが必要じゃない?ということで。
春から高校に通うこととなった長男のスマホを契約しがてら、宇部市は岬町というところにあるフジグラン宇部店へと赴くことになりました。
そこで思い出したのはいつかの折り込み広告。
ラーメン店巡りをはじめたくらいだったかな?
地元のフリーペーパー”SUNDAY宇部・山陽小野田”、その1ページ目にでかでかと紹介されていました。
その名も『熟成豚骨るいるい軒恩田店』!!
熟成豚骨るいるい軒恩田店
宇部市笹山町1-15-1
TEL 0836-32-6166
営業時間 11:00~15:00/17:30~21:00 定休日 毎月曜日
国道190号線を小郡から宇部市方面に向かう途中、恩田小学校を超えてすぐのところにあります。
ちょっと奥まっているのでわかりにくいのですが、国道沿いに看板やのぼりを立ててあるので、それで見つけることができるかと。
駐車場はお店の周り、それとお店前の第2駐車場(砂利敷き)も含めると12台分ございます。
さてこのるいるい軒さん。
本家は宇部新川駅の近くにある『宇部新川店』で、結構な歴史のある夜営業のラーメン店なんだとか。
そんな昔ながらのお店の、ちなみに恩田店は3号店です。
というのも。
10年くらい前でしょうか、宇部市役所近くに昼営業の2号店があったようなのですが、こちらはいつの間にか閉店されていたようで。
ファンのランチ需要に応えるべく、満を持して?の昨年オープンの3号店のようです。
アパート1階に構えているるいるい軒さん。
その外観は喫茶店のようですが、、
窓全体に貼られたオススメメニューに目がいきます☆
店内の様子
入り口入ってすぐアルコール消毒からはじまり、検温モニター・空気清浄機と、このご時世ならではのお出迎えです。
L字型のカウンターが10席程度、4人掛けのテーブル席が4卓。
通路が広くとってあり、ゆっくりとできそうな雰囲気です。
入り口で人数を確認後、席に案内されます。
各席にはそれぞれに箸・ウェットな個装お手拭き・ティッシュ・爪楊枝・こしょう・餃子用タレがセットされています。
メニューを見て、席にて注文するスタイルです。
ファミレスなどでよく見かけるワイヤレスチャイムで店員さんを呼ぶ、かと思いきや‥
設置されたタブレットで注文するんだって。
入り口の空気清浄機といい、なんともハイテクですね。
お冷やは手元に置かれたピッチャーからセルフにて利用します。
コップはお気に入りデザインを選べます笑
メニューはこちら
飲み物・サイドメニュー・トッピング・大盛り/替え玉も。
お値段はちょっと高めでしょうか。。
そんな方にオススメ?の、好きならーめんや丼物+サイドメニュー(各種が若干減ってる分キモチ安い)がセットになった”満足セット”なるものがあるようです。ランチタイム専用の、らーめん+少なめサイドメニュー+おかわり自由なライスのセット”らーめんランチ”もあります。
ランチタイムはライスや替え玉を100円で提供してくれます。
そのほか店内仕込みのテイクアウトメニューもあるようです。
これを食べました‥勝手にレビュー!
豚骨、鶏ガラ、香味野菜で作るスープはまろやかなコクとうま味にあふれた自慢の味。骨の形がなくなるまでじっくりと煮込むので、コラーゲンもたっぷりです。滑らかなのどごしの細麺との相性は抜群で、ファンの心をつかんでいます。
るいるい軒といえば「ときたまらーめん」を連想する人も少なくありませんが、恩田店限定の「旨辛ネギらーめん」も人気上昇中。
「ちゃーしゅー丼」や各種ギョーザも外せない一品。
将棋の藤井聡太四冠が食べて話題になった宇部ラーメン。
‥とは、フリーペーパー内のお店紹介の文言(略アリ)。
※宇部ラーメンとは豚骨100%のこってり,なのにあっさりと飲める濃厚スープ&ゆるめの細ストレート麺が特徴のラーメンです。
これを受けて、肉旦那は「ときたまらーめん」、長男は「旨辛ネギらーめん」、ヨメはラーメンランチにて「黒ゴマ担々麺+ぎょうざ(5コ)+ライス」、黄金比のタレが気になる「ちゃーしゅー丼」を手元タブレットにて注文。
お客さんの入りピークを外した13時半ごろの着席、からの着丼(全部揃うまで)が10分弱。
それでは、紹介文と比較しながら勝手にレビュー!していこうと思います☆
肉旦那‥ときたまらーめん
豚骨ベースのスープにときたま・チャーシュー2種・ネギ・メンマ。
カタ麺とネギありでチョイス。
食べてすぐの感想は「これは‥宇部ラーメンではないな。。」
薄めの豚骨スープに『うーん‥』と首をかしげてしまいました。
スープが薄いのでときたまがより余計に感じ、ついでにいうと脂の膜がちょいとクドい。
”こだわりの自家製麺”はソーメン並の極細麺‥ゆえに硬さはほどほどにスルスルとしたのどごしです。
カタを選んだせいか、スープそのものが薄いせいか‥麺にスープが絡むことなく。
替え玉の注文がしやすいかも。
チャーシューはというと。
あっさりめの白っぽいほうは同じくあっさりのスープと合いましたが、、
赤い方は‥正直「うん、ないわぁ。。」
中まで火がとおってなくないか?と感じるぶにょぶにょ食感で食べづらかったです
未だかつてこんなに噛みきれないチャーシューがあっただろうか(いやない)
長男‥旨辛ネギらーめん
豚骨ベースのスープにメンマ・白チャーシュー2枚・ネギ。
カタ麺とネギありでチョイスしました。
これにプラスして旨辛ネギらーめんという名前のとおり白髪ネギがトッピングされています。
辛さは”後かけラー油”で出してありました。
ときたまらーめん同様の薄い豚骨に脂の膜、ついでのこれでもか!とかけられたラー油。。
ただただ脂っぽいという印象です。
「スープは薄く辛さもなく。小学生でも食べられる」とは長男のレポート。
脂コーティングの麺にスープはやはり絡んでこなかったようです。
ヨメ‥黒ゴマ担々麺・ノーマル餃子・ライス
黒ゴマあっさりめの坦々スープに肉味噌・白チャーシュー1枚・チンゲン菜の葉2枚・白髪ネギのトッピングです。
麺は硬め派のヨメ、バリカタで注文しましたが、こちらもスルスルとしたのどごし。
肉味噌は豚ミンチとみじん切りレンコンを一緒に甘辛く煮たもので、こりっとした食感が楽しめました。
山椒が軽く効いている坦々スープはさらりとした飲み心地。
よくある坦々麺特有のこってり感はなく、これにいたってはコーティング脂が良い仕事をしていたように思います。
餃子の中身は‥白菜6:豚ミンチ4。
このノーマルなタネにニンニクやシソを足した餃子が単品としてあるようです。
その風味をジャマしないためのニラナシなのかな??
食べ応えとしては肉々しくなく甘い‥のでちょい足しラー油をしたかったのですが席に置いてなく。
やわらかく炊かれたライスは、少なめ1膳。
おかわりをする際は、手元のタブレットで店員さんを呼び出して行うようです。
問題作?ちゃーしゅー丼
まず先に確認事項としまして。
「黄金比の自家製ダレ ちゃーしゅー丼」
黄金比の、自家製ダレ、です。
マヨネーズトッピングが+40円でできるそうですが、せっかくの自家製ダレ、そのままでいただきます。
白チャーシュー5枚に温玉・もやし・小口ねぎ・天かす。
ご飯とかかったタレが美味しそう♡‥とチャーシューをよけつつ一口。
『これ‥たこ焼きじゃーーーん』
自家製ダレっていうくらいだし、肉汁を使用した特製のグルービーソースなんかを想像するじゃないですか。
で、かかってるこれ。
明らかに広島に居を構える某オ○フクソースじゃん?!
東京ではブルドッグ・名古屋ではカゴメ・兵庫ではイカリで有名な特濃ウスターソースってやつじゃん??!!
黄金比の、自家製ダレ、とはなんぞや。
いや、たしかにこれをもし本当に自家製ブレンドしたのであれば、結果的に○タフクに辿りつくのでしょう。
道理でマヨネーズを勧めるはずです。
ただ、辿り着いた先がいわゆるお好みソースなら‥それ、自宅でもできるじゃん?ってね。
レシピとして世にあるのかもしれませんが、、
ご飯にお好みソースをかけて食べたことないので、まぁ貴重な?初体験をさせていただきました、ということで。
結論、オタフクは偉大。
なんやかんや。
美味しく完食!
肉とよ的総評
3人でこちらのお愛想となりました。
ラーメンにしてはキモチ高めの値段設定なのは、もとが”〆らーめん”の夜営業だったからかな??
3人それぞれが違うラーメンを注文しましたが、どれも「極細の自家製麺&ベースは薄めの豚骨出汁」と統一されていました。
しかしこのスープ。
『豚骨・鶏ガラを形がなくなるまでじっくりと煮込んだ、コクとうま味とコラーゲンたっぷり!』‥との謳い文句ですが。。
正直に申しますと。
出汁が薄い!塩気もない!!そのくせ脂コーティング!!!
これに尽きます。
この脂コーティングが吉と出るかは選んだラーメン次第といったところ。
全部のラーメンにハーフサイズがあるのは嬉しいですね。
サイドメニューも充実していましたし、値段はさておき、家族で食べにいけるメニューと広々な店内は好感が持てました。
食べてみて思うのはるいるい軒さんの歴史。
もともとが飲んだあとの”〆ラーメン” ポジで、そりゃあコテコテのものよりあっさりが求められていたはず。
それを今も受け継いでいるのはさすがといったところ。
しかしせっかくの昼営業です。
ガッツリ食べたい、そんなニーズに合わせたお出汁作りもあっても良いのでは?と思います。
そんな『熟成豚骨 るいるい軒 恩田店』。
まずは薄味をお求めの方、どうぞご一考くださいませ☆
おニクがよろしいようで🍖
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。