みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
以前知り合いの畑にて玉ねぎ狩りをさせていただき、約300個ほどの玉ねぎを持って帰らせてもらいました。
その美味しさを普及すべく肉とよにご来店くださったお客さんや近所に配りあげた結果、すぐになくなってしまいましたが‥笑
煮てヨシ・焼いてヨシ・炒めてヨシ、さらには生でもヨシ!の玉ねぎは、季節を問わず使う頻度の高い、便利なお野菜です。
いろいろな料理に使うからこそ、用途に合わせた切り方のバリエーションは覚えておきたいものですよね。
今回はそんな『玉ねぎのカット方法』について肉とよ的にご説明していきます☆
切る向きによって味わいが変わる!
玉ねぎを切るときのポイントになるのが「繊維の方向」。
根元を下にして縦にカットしてみると、玉ねぎ一枚一枚が芯でつながっているのが確認できるかと。
この芯に向かって縦に切る=繊維に沿って‥ということです。
繊維に沿って切ればシャキシャキとした食感に、繊維を断ち切るように切れば口当たりが柔らかくなり短時間でも火がとおりやすくなります。
ちなみに、先に根元の部分に三角形の切れ目を入れ、芯を落としてからカットすると1枚1枚がほぐれやすくなりますよ。
炒めもの・スープに使うときは「繊維に沿う」
繊維に沿って切ると、加熱しても形が崩れにくくシャキシャキとした食感が残ります。
短時間で甘くやわらかく煮たいときは「繊維を断つ」
繊維を断ち切るように切ると、細胞が壊れるのでやわらかな食感に。
辛味成分が出てしまうので、玉ねぎ本来の旨みや甘みを感じやすくなりますよ。
辛さが気になるときは‥
料理や加熱時間によって切り方も変わる!
玉ねぎは、サッと加熱すると辛みを感じやすくなり、じっくり火をとおすほどに旨み・甘みが引き立ちます。
味の好みや仕上がりの食感によって、切り方を工夫してみましょう!
ほかの野菜と合わせるときは角切りに
いろいろな食材と一緒に煮込んだときにも食感を感じたい、しっかり味わいたい!という場合には、他の食材と大きさをそろえて角切りにしましょう。
ミネストローネやラタトゥイユなどのスープ物に適しています。
バーベキューやオニオンリングには輪切りが最適
バーベキューやフライなどには、繊維を断つ方向の輪切りにするがベスト。
歯切れがよく、やわらかく仕上げられます。
煮込む料理にはくし切りがおすすめ
肉じゃがやシチューなど、形を残して煮る場合はくし切りが最適。
煮崩れがしにくくなり、甘みを感じられます。
“薬味”としてうまみを出すときはみじん切りに
ハンバーグやコロッケなどには、みじん切りにしてタネの中に入れます。
細かくするほど水分が出るので、他の具材となじみやすくなります。
食感を出したい場合は粗めに刻む(粗みじん切りにする)と良いですよ◎
タマネギのみじん切りの手順
まとめ
今回の記事では、玉ねぎのカット方法についてご紹介させていただきました。
料理の主役としても、旨みをアップさせる薬味としても美味しさを発揮する玉ねぎ。
料理に最適な切り方をマスターすれば、毎日の料理の強い味方になること間違いなしです!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。