みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
地域に根ざしたお店づくりをモットーにしている当店。
との店長・肉旦那の希望により、開店当初より趣向を凝らした手作り品でお客さまを出迎えております。
今回ご紹介するのは、外に飾る”営業してます”のお知らせ看板。
知り合いの木職人の方に「なんか良さげな木ちょうだい♡」とお願いし、高さ94㎝×横幅24㎝×厚さ7㎝の業務用まな板のような立派な木材を準備してもらいました。
これに”営業中”の文字を‥なんと彫っていくことに!
デコボコが良い味を出すと思う☆という肉旦那の閃きにより‥高校ぶりでしょうか、彫刻刀にて文字を施すことになりました。
そしてただの”営業中”だとこれもまたフツウ。
というわけで、オリジナルのデザインを考えてみました↓
4種類のデザインの中から、肉旦那に選ばれたのは右から2番目の『商い中』。
前回の記事では、木材に下書きした文字を彫っていく作業についてお届けしました。
要の”商い中”をザックリと肉旦那が、そのほかの文字や細かい部分・仕上げをヨメが。
①切り出し刀②③浅丸刀④三角刀を駆使して彫っていきました。
文字一つ彫るのに3時間ほどかかりつつ‥
”商い中”は10㎜、細かい文字は5㎜ほどの深さの溝で‥
なんとか彫り終わり、あとはサンドペーパーで文字・木材ともに磨いて、仕上げに色を付けていくだけです♪
それに伴い『木 看板 手作り』で検索し、看板制作に必要と思われるものをホームセンターで購入しました。
- サンドペーパー&ホルダー
- 下地のウッドステイン
- 文字用ペンキ
- 刷毛・筆
それではサンドペーパーで表面をサッと仕上げていきましょう~☆
‥と思いきや、です。
なんでも。
木を使用した看板制作の場合、まずすることは表面を磨くことらしく。
ニスなどを塗った際のツヤがまばらにならないためにもサンドペーパーなどで表面をある程度平らにするべき!文字はそのあと入れましょう!!
どのブログ・動画を見ても上記のように紹介しているではありませんか。。
で、改めて木材の表面を確認してみたところ‥
あら!思ったよりデコのボコ!!
もともとは廃材として処分する予定のもの、それを木職人の方に指定の大きさにカットしてもらった木材でした。
そのため鋸跡でしょうか、チョイチョイついてる★
ホルダーに付属していた#120中目のサンドペーパーでザックリとなでただけでもこのような断面が出てきました。
くしくも、下地用にと購入したウッドステインは”木目を美しく”魅せることができる水性塗料です。
このまま塗ると、野性味がありすぎてさすがに「木本来の味が出て良い」とは‥うーん言いづらい。。
これは妥協できない!!
というわけで、せめて鋸跡だけでも‥とガーシガーシ削っていくことにしました。
困ったときは身近な100均。ダイソーにてさまざまな目の、しかもハンドホルダーにジャストフィットする木工用サンドペーパーがありました。
彫刻刀ではあまり出番がなかった次男もノリノリで削ってくれました。
けずってもけずってもデコのボコ
かの山頭火も、えぇ詠ったことでしょう(なわけない)
この表面を磨く作業だけで丸1日を要しました。。
文字のほうは余ったダイソーサンドペーパーと、Seriaのダイヤモンドやすり・スティッククッションやすりを使用。
スティッククッションやすりは#600という目ながら、本来は金属加工用のソレなようで、とくに細い文字に重宝しました。
ダイヤモンドやすりは‥今回はそんなに役には立たなかったかな★
いよいよ終わりが見えてきたところでいろんな粗が目に入り、彫刻刀で彫り直してみたりまた磨いてみたり。
そんなこんなで約3日かけて‥
↑コチラ表面を磨き終わった看板となりました!
残すは色付けです。
お皿の絵付けもそう、人形・魚拓なんかも最後の筆入れが肝心。
緊張します。。
‥なところで今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。