みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
地域に根ざしたお店づくりをモットーにしている当店は、、
との店長・肉旦那の希望により、開店当初より趣向を凝らした手作り品でお客さまを出迎えております。
今回ご紹介するのは、店内に掛けてある手作りの”オリジナル肉時計”!
家族で外食した際に見かけた”寿司時計”に感銘を受け、肉とよでもお肉バージョンの時計をぜひ飾ってみたいと思いましたが市販では見つからず、、
「それなら!」ってんで試しに紙粘土でそれっぽいモノを作って、誕生日プレゼントと称して肉旦那に渡したら、彼の中でかつてないメガヒットとなりまして。
との熱い後押しを受けて、お披露目から5年を経ていよいよ『肉とよ販売部肉時計制作係(勝手に命名)』が立ち上がりました。
お肉料理を中心とした12個の文字盤を制作し‥
寿司桶を利用して時計盤もできあがりました♡
前回の記事では、時計の見た目が良い感じになるように盤に配置して、
それぞれのお皿やコルクボードに接着剤で固定していきました。
今回はいよいよ仕上げ!!
‥と、その前に。
肉旦那には1つ気になることがあったようです。
曰く、『なんか表面が”紙粘土しい”くない???』
軽~いタイプの紙粘土を使用した文字盤お肉は乾燥させるとやはりカサカサ感が否めなく。
肉汁したたるツヤピカっとした見た目が”ザ✰お肉”ではないか、との指摘でした。
言われてみれば確かに(・∀・)
コルク&お皿にのせた紙粘土お肉に、ココではじめて水性ニスを塗ってツヤを出していきます。
- 円である壁掛け時計なので、まず配置が決定していないとコルク&お皿にお肉を接着できない
- ニスによるテカリは、はみ出した接着剤の上からでも有効確認済み
ゆえに、コルク&お皿に接着した後にニスを塗る、をする予定でした。
その旨をいぶかしむ肉旦那へ伝え(なおドヤ顔)、ニスを塗り塗りしていきました。
‥がしかし、です★
乾かしちゃ塗り、乾かしちゃ塗り‥
三度塗りしてようやく「ちょっと、ツヤツヤ、してきたようなそうでもないような」。。
ツヤツヤ代表のトンカツや焼き鳥は言わずもがな、ハンバーグなんて一向にテカってこない、ゾ。
5年前の第1作目を思い出しつつ作成している肉時計。
紙粘土は軽~いタイプだったよなー
色づけは絵の具だったよなー
ニスはSeriaのそれだったよなー
寿司桶と時計ムーブメント以外は確か全部100均で揃えたよなー
四度塗りに飽きてきたヨメがなかなか出ないテカリにうんうん唸っていると。
「色づけに使った絵の具はアクリルタイプじゃなかったっけ?」
何を隠そう、今回の肉時計制作にて紙粘土の色づけに使用したのはなんと”水彩絵の具”!
「いや~絵の具が違うだけでそれほど差はないでしょうよ~~~」と思いつつ調べてみるとー‥‥↓↓
水彩絵の具
- 紙によく馴染む
- 完全に絵の具が乾いてしまっても水で溶いて使うことができる
アクリル絵の具
- 油絵具のように盛って使ったり水彩絵の具のように水で溶いたりできる
- ほとんどの物に描くことができる
- 完全に乾くと耐水性になる
『描けるのが紙かほとんどの物かの違い』や『どちらも水で溶いて使用する』などとありますが、注目すべきはココ!
”完全に乾くと耐水性になる”
加えて、仕上げ塗りで用いたのが水性ニスということもあるのでしょう。
肉時計の文字盤お肉は紙粘土+水彩絵の具
が、水性ニスを内にどんどん取り組む
ゆえに、一向に出ないテカリ案件
↑こんなことになっていたのかな?というヨメ的観測。
これを踏まえて長男の「前回は確かアクリルタイプ」。
‥。
今さら気付いても時すでに遅し。
結局デコパージュ仕上げ液と呼ばれるトップコートを塗り、”テカってはないけどなんかツヤってる”文字盤お肉へと仕上げました。
え?作り返せば良いじゃんって??
紙粘土コネコネだけで、すでに10時間近く時間を取られていますが???
ココまで来てもう後には戻れないのだょ。。
お店を飾るシリーズ『肉時計編』
次回は”そういえば(・∀・)針、このままじゃ味気なくない(・∀・)”をお届けしようと思います。
ヨメの右往左往、どうぞもうちょっとお付き合いくださいませ~☆