みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
地域に根ざしたお店づくりをモットーにしている当店は、、
という店長・肉旦那の希望により、
フェルトで作ったお鍋だったり、オモシロポップだったり、レジ回りを飾る置物だったり。
開店当初より趣向を凝らした手作りの品で、お客さまを出迎えております。
‥なのですが。
いかんせん自他共に認めるテキトーなヨメですので、その頻度やデキはまちまち。
そういえば最近は何気に滞りがちだな、、と思う今日この頃です(・∀・)
さて。
そんな歴代の手作り品の中で、肉旦那しかりお客さましかりに一番受けが良いモノがありまして。
‥を紹介する前にぃ、、
コトの発端は家族で出かけた外食先での出会い。
お客さんとして来てくださったそのお返しだったか、はたまた家族への何かのお祝いだったか‥6年近く前のことなので来店の理由はとうに忘れてしまったのですが、ちょっとかしこまって回らないお寿司屋さんにみんなで行ったときのことです。
「見て、あの時計カワイイ♡」と言ったのは当時小学生だった長男でした。
見上げるとそこには、文字盤代わりにお寿司のサンプルが貼ってある”寿司時計”がありまして。
※著作権の関係で記事には掲載できませんが、、ぜひ”寿司時計”で画像検索してみてください◎
本物そのままツヤツヤ美味しそうな寿司ネタのそれは、さすが食品サンプル作りの職人さんが手掛けたことだけある品。
ユニークな『和心』を伝えるにはとても優れたアイテムで、お寿司に舌鼓しつつも家族一同、とくに子どもたちの感心はそちらに向いておりました。
なんて、ヨメ、勝手に考えてたりして。
さっそく類似品はないか探してみました。
‥が、見事にない。
”肉時計”として出てくるのは、だいたいが時計盤の柄にお肉が描かれているものだったり、なぜか食品管理用の温度計だったり、です。
それならってんで、お肉の食品サンプルを通販で購入して組み合わせてみたら良いんじゃない??と思いましたが、、
まず、文字盤にちょうど良いサイズ(5㎝くらい)の大きさのモノがない。
さらにいえば‥知ってます?そもそもアレ、めっちゃ高いんスよ。。。
たとえば文字盤全部を食品サンプルで揃えるとそれだけで軽く4万超えします。
プレゼントやお土産なれば受けが良いのはもちろんなんでしょうが、、
寿司時計は安くてもたぶん1万5000円以上(ヨメ調べ)として‥4万、かぁ、、予算的にムリかなぁ。
悶々と悩んでいると、ここで転機?がおとずれました。
寿司時計に一番感動していた長男が、しばらくしてインフルエンザにより1週間の休みを余儀なくされたのです。
インフルエンザ‥そう、熱が下がればただの引きこもり、のアレです。
何をするわけでもなくゲーム三昧の彼に、それならと試しに声かけしてみました。
暗に『お前、ぼーっと過ごしてんじゃねぇぞ』を伝えたかっただけ、といっても過言ではないその提案に「え、オモロそう!」と予想外の食いつきをみせるではありませんか。
奇しくもちょっと先に肉旦那の誕生日が控えていたこともあり、2人で作った時計をプレゼントしたら喜ぶかなぁという、そう、言わば愛。
ようやくヨメの重い腰があがったのです。
彼が学校に復帰するまでの間はたったの4日。
それくらいしか制作時間はありませんので試行錯誤もあまりできず、どんな文字盤にするか、お肉をどう表現するか、、壁掛けに良い盤をどこで買おうか、、、などとお互いにアイデアを出しながら突貫していきました。
結局は4日は越えてしまい、ほぼヨメ1人で仕上げることになったのですが笑
なんやかんやで肉旦那の誕生日2週間前にできあがり、その翌日満を持してのお披露目をしたのです。
それがコチラ↓
特上カルビにネギタン、ローストビーフ、ステーキ、ウィンナー、ハンバーグなどのお肉料理、しゃぶしゃぶ、焼き鳥各種、極めつけはマンガ肉!!
お肉屋らしく文字盤にいろんなお肉を添えた壁掛け時計です♪
誕生日にはちょっと早いけど‥プレゼントだよ~♡と渡すと。
ヨメからのプレゼントに、未だかつてこのような反応を見せてくれたことはあったでしょうか(いや、ない)
手作り、文字盤は紙粘土、その他諸々ほぼ100均。
通販で購入した時計ムーブメント+時計針が送料込みで一番高いという、総材料費は5000円ほどでしょうか。
素人作品がゆえに食品サンプル寿司時計ほどのクオリティには及びませんが、そのデキにいたく感動された様子でした。
さっそく肉とよでも壁掛けてみると、
時間を確認しようと肉時計を見上げたお客さまから、なんともありがたいお言葉を頂戴しました。
お披露目からしばらく経った今現在もお客さまから好評をいただき、また壊れること色褪せることなく動き続ける肉時計(接着が剥げてときどきから揚げが落ちてきますが笑)
何よりも大層気に入ってくれている肉旦那からは、
と褒められアゲられ‥言われ続けて早5年。
ヨメの拙い作品にどれくらいの需要があるかは皆目見当がつきませんが、、
まずは行動を!
というわけで!!
1つ作ってみようと思います!!!
お店を飾るシリーズ『肉時計編』
次回からはその作業工程を今後のメモがてら記事にしていこうと思います。
どうぞいましばらくお付き合いくださいませ☆