みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
地域に根ざしたお店づくりをモットーにしている当店は
との店長・肉旦那の希望により、開店当初より趣向を凝らした手作り品でお客さまを出迎えております。
今回ご紹介するのは、当店に入ると右手奥のほうにチラリと見える『暖簾』!
写真では小さく見えますが、実際の大きさは縦2.2メートル・横1.6メートルあります。
当店に入るとドーンとお客さまを出迎えてくれるこちらの『暖簾ができるまで』をご紹介いたします!
もともとは目隠し
当店右奥には物置スペースがあり、販売用のトレイや袋類・冷凍庫などが置かれています。
良くいえばすぐ取り出せるように効率を重視して、悪くいえばざっくばらんに置かれていたそれらをどうしようかと考えていた肉旦那。
目隠しのために暖簾を下げることにしました。
さて。
そうと決まればデザインをどうするか、です。
ネットなどで調べてみると、プロアマ問わず、デザイン料だけでも最安で1万円以上かかるとか‥
今回は暖簾とはいえ大きいものなので、それに加えてレイアウト代なども伴ってきます。
せっかくなら見栄えの良いものを‥と考えていたので、それらの値段についてはとくに思うことがなかったのですが、『普通の精肉店と差別化したい』をモットーにしている当店です。
ということで、
デザイン決め
もともと店内を飾るいろいろな小物を和風で揃えていたため、デザインも日本っぽいものがいいなと思っていました。
日本生まれのきれいな札!というイメージと、屋号をはめ込みやすいという、ただただそれだけの理由で、肉旦那に「花札とか‥どう?」と提案してみたところ、
と即決していただき、花札基調のデザインとすることに決まりました。
花札は月ごとに植物が決まっており、それぞれ4種類の図柄‥計48枚の札からなります。
まずは「屋号がはめ込みやすい」ということで、シンプルに8月札『芒に月(すすきにつき)』のみのデザインでした。
↑この7枚を使い、試行錯誤の末、あれよあれよとデザインが決定しました。
できあがり!
デザインが決定したら、山口県周南市に店を構える印刷会社の方に連絡です。
決定したデザインにアレコレ書き込み、希望をつたえつつサンプルを作ってもらいました。
この「デザイン→レイアウト」作業代が「暖簾の印刷・仕立て代」に加わり、以下の見積もりが出ました。
天井から下げる用の道具込み込みでおおよそ5万円と、1枚の幕とはいえ結構なお値段に!
でも、もちろん嬉しいこともありましたよ☆
来店されたお客さまや、自身も事業をされている方から
などとお褒めのお言葉をいただきました♡
まとめ
すでに完成されている花札のデザインに、肉とよならではのアイデアを加えてできた今回の暖簾です。
もとは目隠しのためでしたが、今ではお店になくてはならない作品となりました。
‥そういえば。
当店が開店したのは7月8日。
と言っていました。
‥え、なにそれ。
適当にはめ込んでみたけど‥そっちの理由のほうがめっちゃイイじゃん!!
まさに目からウロコでした。
ご来店することがあれば、ぜひご覧くださいませー!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。