みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
前回「つくってみた」として、極厚ステーキやそのリメイクの焼肉丼を調理しました。
さて。
みなさん「おふくろの味」といえば何を思い浮かべますか?
肉じゃが、味噌汁、玉子焼き‥などなど、その家庭によっていろいろな料理がありますね。
今回はそんな「おふくろの味」の代表的な料理!
「つくってみた」シリーズ第3弾『煮込むだけ!肉とよカレー』をご紹介します!
調理開始!
今回使用したのはこちら。
当店でも人気の牛すじ肉です。
夏のこの暑い時期、BBQなどで焼肉用のお肉がよく売れるのですが、精肉に捌く過程でこのような牛すじ肉が大量に出ます。
肉とよ家ではこの牛すじ肉を下茹でして冷凍し、さまざまな煮込み料理に使用しています。
今回は生の牛すじ肉を下茹でするところからご紹介しますね。
①すじ肉を下茹でする
大鍋に湯を沸かし、その中に生の牛すじ肉を入れて茹でていきます。
まだ下茹で段階ですので、最初は5分と短め。
灰汁が出てきますが、肉とよ式ではこのときは特にすくったりはしません。
5分後、一旦ざるにあげ、軽く水洗いをします。
冷凍するならここで!
水気を切った茹ですじ肉をジップロックなどの密封できる袋に入れて、なるべく空気を抜いた状態で冷凍庫で保存してください。
冷凍保存期間は1~2ヶ月。
②すじ肉を加熱する
同じ大鍋に茹ですじ肉と、それが浸るくらいの水を入れます。
中火にかけて、ゆっくりと沸かしていきます。
沸騰したら弱火にしてください。
下茹でしただけのすじ肉なので、水からしっかりゆっくり加熱してやわらかくしていきます。
時間は、弱火にしてからだいたい1~2時間くらい。
③野菜の下ごしらえ
すじ肉を加熱してやわらかくしている間に、野菜の下ごしらえをしていきます。
じゃがいも・にんじんは乱切り、タマネギは縦に細切り。
「タマネギは先に飴色になるまで炒める」が、よくいわれるコクの出し方ですが‥
肉とよ家ではしません(断言)
ちなみにじゃがいもとタマネギはヨメの実家からもらった野菜です♡
④ごった煮
すじ肉がある程度やわらかくなったら、③の野菜を入れていきます。
ここで肉とよ家的ごった煮ポイント!
にんじんとタマネギを先に入れましょう。
種類によってじゃがいもは、火がとおるとすぐにホロホロと崩れてしまうことがあります。
飴色に炒めていないタマネギと、形が崩れにくいにんじんに火をとおすことで、しっかりとコクをだすとともに、野菜ゴロゴロカレーを目指します!
じゃがいもをいれて、あとは全体的に火がとおるまで放ったらかしましょう!
⑤カレールーで整える
火を止めて、カレールーを入れます。
肉とよ家では、ルーを入れる前に2つの鍋に分けます。
子ども用の甘口・大人用の辛口、2つの辛さに分けるためです。
ちなみにどちらの辛さにするにしても、2種類以上のルーを使用します。
⑥できあがり!
再び弱中火にかけて、とろみを出します。
お皿に盛ってできあがり!
肉とよ家のカレーは、具材を準備したら、あとは基本放ったらかしを信条としています。
‥が、良い肉と安心の国産野菜を使用することで、今回も最高の味に仕上がりました!
肉とよ家でもカレーは定番&子どもたちも大好きなメニューです☆
まとめ
「煮込み」は、鍋さえあればただただ放ったらかしができる、とても魅力的な料理です。
さらに、
- 肉も野菜もごった煮
- 食材の見てくれが気にならない
- 味付けも少しずつ行える
- 保存や再加熱にも向いている
などなど、料理初心者にもありがたい仕様となっています。
なによりも、じっくりと煮込むことでお肉の繊維がほぐれて、やわらかく食べられることも魅力の1つ!
これからもさまざまな煮込み料理をご紹介していけたらな、と考えています☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。