肉処とよたアレコレブログ
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食"べる"事

『学校給食』に感謝を⑧基礎食品群を知ろう

みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖

秋が深まり紅葉が目を楽しませてくれる季節です。

さて、そんな11月も初っぱな。

祝日”文化の日”が絡んだ3日連休があり、土曜は終日スポ少バレーの練習・日曜は宇部まつりのパレードに参加・月曜は朝5時起き~17時まで大会出場‥と忙しくも充実した休日を過ごしました。

休み明け、高校生のお弁当をつくりながら、、ふと。

ヨメ
ヨメ
そういえば‥何かしらご飯作ってたな‥‥

とくに連休最終日は早朝から、市を3つ跨いだ先にあるところでの大会で、さらには帰り時間が不明ということもあり、前日からご飯を仕込んだりしていました。

とくにそれ自体に不満があることはないのですが、高校生のお弁当を準備する傍ら、小学生たちの「今日の給食はカレーだって☆」などという言葉を聞くと、、

改めて、給食って医大だな、、と思うワケで。

そんな学校給食ですが‥

『学校給食』に感謝を①成り立ちと役割みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖 学校給食は子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習...

『学校給食に感謝を』として、これまでも何回かシリーズに分けてお届けしてきました。

ゴリ店長
ゴリ店長
せっかくなので今回はその第8段!

『6つの基礎食品群について肉とよ的にご説明していこうと思います☆

基礎食品を知って栄養のバランスアップを

↑コチラは肉とよ家の子どもたちが通う小・中学校から配布される献立表。

日にち欄右からご紹介いたしますと、、

  • それぞれのメニュー(上から主食・汁物・主菜・副菜・時々デザート)
  • 牛乳の有無
  • たんぱく質(卵・大豆・肉・魚)
  • 無機質(牛乳・乳製品・小魚・海藻)
  • ビタミン(緑黄色野菜)
  • 同じくビタミン(その他の野菜・果物)
  • 炭水化物(粉類・砂糖・いも類)
  • 脂肪(油脂・種実類)
  • 摂取するエネルギー・たんぱく質・塩分(上段小学校,下段中学校)
  • 家庭でとってもらいた食品

このうち”たんぱく質から脂肪まで”が食事によって摂れる食品群です。

これは『基礎食品群』と呼ばれ、同じような栄養素を多く含む食品を6つのグループに分けられます。

【1群】たんぱく質

魚、肉、卵、大豆などのたんぱく質は、骨や筋肉・髪の毛・爪など身体を構成する多くのものを作り出す源で、近年注目されている栄養素でもあります。
また、豚肉であればビタミンBが豊富であるように、たんぱく質がメインではあるものの副次的に摂取できる栄養素も多いのも嬉しいところ。
大豆には大豆加工製品である豆腐や納豆、厚揚げなども含まれます。

【2群】無機質

牛乳・乳製品・海藻・小魚など、無機質を多く含む食品2群は、身体の各機能を調整する役目を担うカルシウムの供給源とされる食品が分類されます。
チーズやヨーグルト・しらす・昆布・海苔もこの分類。
こちらも食品によって、副次的に良質なたんぱく質やビタミンB2、鉄を摂取することができます。

【3群】ビタミンA

にんじん・トマト・かぼちゃ・ほうれんそう・小松菜などなど、緑やオレンジ、黄色など濃い色の緑黄色野菜は食品3群に分類されます。
これらの野菜に多く含まれるβカロテンは酸化を抑えるための抗酸化物質として機能します。
また、βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康を保ちます。
そのほか身体の各機能の調整にも欠かせない栄養素です。

【4群】ビタミンC

食品4群は、3群に分類されない野菜(淡色野菜)と果物からなり、主にビタミンCの供給源とされます。
ビタミンCはあまり知られていませんが、実は身体の多くの機能に欠かせない存在。
細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンを作り出すのに不可欠で、各機能の調整役として活躍してくれます。
食品によっては、カルシウムそのほかのビタミンを摂取することもできます。
ちなみに淡色野菜とは色の淡い野菜のことで、大根や白菜・きゅうり・キャベツなどを指します。

【5群】炭水化物

糖質性のエネルギー源になる5群に分類される米・パン・めんなどの食品穀類やイモ・砂糖は炭水化物を多く含みます。
主食になる炭水化物がメインですが、小麦や大麦の加工品や砂糖、砂糖を含む菓子類もこちらに含まれます。
食品によっては、ビタミン類を摂取することも。

【6群】脂質

脂肪性のエネルギー源となる脂質を多く含む食品6群は、油脂類と油脂の多い食品。
オリーブオイルやサラダ油などのオイル類のほか、バターやマヨネーズ・ドレッシングなどもこちらに含まれます。

 

6つの食品群から過不足なく食品を組み合わせることで、栄養バランスのとれた食事になります。

中学校では6つの基礎食品群について、小学校では5つのグループ(3群と4群をわけない)について学習します。

学校給食では、各栄養素ごとに1日に必要とされる量の33~40%を摂れるようになっています。

また、なかなか摂りにくいカルシウムは50%、摂りすぎが心配される食塩については1日の目標量の3分の1未満になるように考えられています。

  • 主食(ご飯・パン・麺)
  • 主菜(肉・魚・卵)
  • 副菜(野菜使用のおかず)
  • 汁物
  • 牛乳

以上のような組み合わせで毎日の献立が計画されているので、家庭での食事にも参考できるのも良いですね。

まとめ

学校給食‥というよりは、今回は毎日の食事に心がけたい食品群についての記事になってしまいました。

11月に入り過ごしやすい気候になったとはいえ、朝夕の冷え込みに体調を崩しやすくなる時期でもあります。

こういうときにこそ心身共のリラックスをし、また朝昼晩の規則正しい食事を心がけることで、生活によいリズムが生まれます。

健康を語るうえで欠かすことができない上記、そのなかでもその食事は非常に重要!!

栄養のバランスに気をつけて元気に過ごしていきましょう。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
肉とよ
山口県宇部市で精肉店を営んでいます。 お肉のことはもちろん、食に関するアレコレをはじめ、地元アレコレ、親子アレコレ‥いろんなアレコレについてつづっていけたら、と思っております。 みなさんに『喜ばれる歓び』をご提供!