みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
肉とよ家の子どもたちは、未だヨメと数々のお弁当バトルを繰り広げる高校3年生の長男、それを尻目に時々買い食いでお腹を満たす高校1年生の長女、スポ少バレーにてようやく能力開花???の小学6年生次女、身体を動かすことが楽しいぽっちゃり小学3年生次男‥などと元気ッ子だらけ。
とくに小学生組は日々の勉強やお友だちとの遊びタイム・宿題などなど‥充実した学校生活を送っております。
そんな次女次男に”小学校で1番大好きなこと”を聞くと即答で「「給食!!」」と返ってきます。
「チキンカツ!パンにはさんで食べるとか天国かよ!!」
「マジか‥今日はデザートがない。。」
毎朝献立表を見ながらマイ箸・マイスプーンの準備をするたびに、お昼の給食を想像して一喜一憂しています。
このように子どもたちのココロをわし掴んで話さない給食。
『学校給食に感謝を』として、これまでも何回かシリーズに分けてお届けしております。
『苦手な食べ物にチャレンジ!』をお届けいたします。
苦手克服!
学校給食は子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけるために重要な役割を果たしています。
もともとは、明治22年に山形県の小学校で「貧しくてお弁当を持ってこられない子どもたちのため無料で食事を提供した」ことがはじまり。
それから全国に広まり、昭和の初めごろには栄養失調や身体の弱い子どもたちのために、栄養を考えた学校給食が出されるようになりました。
1980年代からは食育として「食事の教育的側面」も注目されるようになっています。
食物アレルギーを持つ児童生徒に対応した特別食もつくられたり、また行事との関連を図る・食を通した郷土や異文化を理解するなどがその狙いとして挙げられます。
‥とここまでざっくりと「学校給食の役割」について書いてきましたが。。
栄養を考えてつくられた給食というのは、とどのつまりさまざまな食材を使用しているわけで。
栄養バランスに気を付けると、切っては切り外せない『好きなもの・嫌いなもの問題』が発生します。
苦い、カラい、おいしくない、、、
また「食べたことがない=どんなものかわからないから食べない」といった”食わず嫌い”もあるでしょう。
だからといって好きなものばかりを食べさすことは、それすなわち食育にあらず。
栄養士さんが子どもたちの心身の成長を考えたうえでつくられた給食は、それらに自然とふれ合う機会でもあります。
無理に好きにならなくても良い
子どもの時期にいろいろな味を知ることはとても大切なことです。
さまざまな味を知り経験する機会が増えると、大人になったときに食べ物の好みの幅が広くなり、より豊かな食生活が送れるといわれています。
苦手かどうかはすぐに決めないで!
子どものときは食べることができなかったのに、大人になってから食べることができるようになった!というのはよく聞く話。
これは食べ慣れておいしさを感じることができるようになったからです。
苦手だからといってまったく食べないのではなく、調理や食べ合わせの工夫もしながら、少しでも食べる機会をもち津づけることが大切です。
ゆっくり食べよう
周りの大人やお友だちがおいしく、そして楽しそうに食べることで、同じ食卓を囲む子どもは食べ物や食事に興味や関心をもちます。
また、ゆっくりよく噛んで食べると味の奥行きや広がりを味わうことができます。
会話もはずむので、とても豊かで幸せな気持ちになりますね。
”いただく”気持ちを大切に
私たちが食べている食べ物はすべて、もともとは生き物。
また生産者の人や料理を作ってくれた人など、さまざまな”人の手”を経て、そして思いが込められて食卓に登場します。
食べ物を食べるときにはそうしたことへの感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。
まとめ
苦手な食べ物に触れる機会、それが”学校給食”です。
食べたことがない、見たことがない、名前を聞いたこともない、、そんな食材が増えている昨今。
まずは”知って”、そして”味わう”ことを楽しんでみましょう!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。