みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
白菜はお鍋に使うとして‥
大根は、ミツカンさんの”カンタン酢”に漬けてお漬物にしました♡
その時に残った大根の皮!
‥ということで、皮を利用した山口の郷土料理『けんちょう』をつくってみました☆
けんちょうとは
山口県では馴染みのある郷土料理、けんちょう。
地域によっては「けんてん・けんちょう煮」とも呼ばれています。
大根、人参、豆腐だけのシンプルな料理ですが、少し濃いめの甘辛味付けがご飯によく合います。
アレンジで鶏肉や油揚げを入れても美味しくなります。
”JA山口県”のホームページにはこのように説明されていました。
シンプルな具材&味付けで、精進料理みたいな印象です。
‥が。
肉とよ家のけんちょうはちょっとコテコテ。
基本的に豚肉を使用し、ごま油で風味付けします。
ヨメ的には『大根を使った煮物』といった位置づけです。
料理の説明をざっくりしたところで、さっそく作っていきましょう!
調理開始!
材料の準備
こちらの大根の皮を使用していきます。
通常であれば、大根やにんじんをいちょう切りにして作る料理ですが、今回は皮を使用するので、たんざく切りのような形になりました。
ちなみに。
大根の皮は冷凍保存が可能です(約1ヶ月)。
皮に限らず、大根は冷凍してあらかじめ繊維を壊しておくことにより、短時間で味がしみ込みやすくなります。
さらにいえば、切り分けてから冷凍するとあとがラクですよ♪
大根の皮に合わせてにんじん・板コンニャク・ごぼう天もたんざく切りしていきます。
この材料から「きんぴらにするの?」と子どもたちからするどい指摘を受けましたが‥
華麗にスルー。
ちなみにごぼう天は、我らが地元が誇る”お土産・お中元・お歳暮人気No.1!”宇部かまのものを使用しています。
練り物専門の会社で、蒲鉾や竹輪もいろんな種類があり、しかもすごく美味しいんですよ♡
気になる方はチェックをどうぞ!!
炒め煮する
ごま油をお鍋に熱し、豚こまを先に炒めていきます。
最近長女が率先してヨメのお手伝いをしてくれます。
ただ‥大胆に混ぜるのでよくこぼすのがタマニキズ。。
豚こまの色が変わったら、たんざくに切った材料を全部一気に入れてさらに炒めていきます。
全体的に火がとおったら、砂糖・お酒・みりん・醤油で味付け。
水分を飛ばし、仕上げにいりごまを混ぜ込んだらできあがりです!
献立はこちら
けんちょう、キャベツの塩昆布和え、コチのお吸い物、牛丼!
おかずがシンプルな味付けになったので、子どもたちの希望により牛丼を急遽作ることに‥
丼に目がない肉とよ家の4兄弟姉妹。
「「「「牛丼おかわり!!」」」」
おかげで、どっちがメインかわからなくなりました。。
まとめ
今回は山口の郷土料理”けんちょう”を肉とよ家的にアレンジして作ってみました。
もとがシンプルなので、アレンジのし甲斐があります。
‥後で気付きましたが、お豆腐を入れるのをすっかり忘れていました★
アレンジついでに。
子どもたちは牛丼でお腹いっぱいになった(ショック)ようで、思ったより箸が進まなかったけんちょう(Wパンチ)。。
余ったけんちょうは、翌日豚汁になりました。
豚こま・お豆腐・シメジ増し増し、たっぷりのお出汁で軽く煮て、ただ味噌を溶いただけ‥といった簡単アレンジ。
混ぜ込んだいりごまが面白い食感となり、これまた子どもたちのお腹の中に消える消える。。
せっかく作ったのに、不評‥まではいかないまでも‥!
山口の郷土料理なんだよ‥?!
もぅちょっと味わっておくれよ!!!(泣)
そんな、ちょっぴりですが哀愁漂う今回の”つくってみた”でした。。。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。