みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
料理不精のヨメにとって、バイブルと呼んでも過言ではないものがあります。
それがコチラ↓
毎日のおかずお手本としてはもちろん、その日に家で食べてもらいたい(給食ではまかなえなかった)食材メモつきという、そう、まさにバイブル。
なんやかんや悩みがちな献立に、それを見ながらたとえば補いたい食材を汁物の中に加えたり料理自体を1品増やしたりしています。
今日も今日とて、献立表を覘いてみると。
『山口県の郷土料理、今月はコレ✰』的な欄がありました。
いろいろな料理の中で、肉とよ家の子どもたちがとくに好きなのは”瓦そば”と”けんちょう”。
山口県下関市豊浦町周辺の郷土料理、瓦そば。
熱した瓦の上に、鉄板などで炒めた茶そばと錦糸卵や細切れの牛肉などの具を乗せた料理で、薬味として刻んだ小ねぎ、海苔、スライスレモン、もみじおろしをトッピングし、あたたかいつゆにつけて食べます。
山口お土産としても人気で、スーパーなどでも購入が可能。
焼きながら食べられるので、牛肉や茶そばの少しカリカリした食感がいいアクセントに。
紅葉おろしや錦糸玉子をちらすなど、彩りもキレイな料理です。
読んで字のごとく『瓦そば=瓦に盛られたそば』は山口の名産茶そばを使った料理で、牛肉の脂を吸ってカリッと焦げた茶そばがつゆによくからみ、小学2年の次男でも2玉をペロリと食べられるほどです。
もう1つのけんちょうは、言わば『大根の煮物』。
山口県では馴染みのある郷土料理、けんちょう。
地域によっては「けんてん・けんちょう煮」とも呼ばれています。
大根、人参、豆腐だけのシンプルな料理ですが、少し濃いめの甘辛味付けがご飯によく合います。
アレンジで鶏肉や油揚げを入れても美味しくなります。
”JA山口県”のホームページにはこのように説明されていました。
シンプルな具材&味付けで、精進料理みたいな印象です。
‥が。
基本的に豚肉を使用し、ごま油で風味付けします。
いちょう切りにした大根やにんじんに、気分によってはコンニャクやシメジも入れてみたり。
‥と、郷土料理に思いを馳せ、子どもたちと話しているとふと。
大根、あるな。
にんじんも、コンニャクも、豚肉も。
あ、冷凍庫には我らが地元が誇る”お土産・お中元・お歳暮人気No.1!宇部かまの天ぷら、、もあるじゃーん。
こうなったらもう頭の中はけんちょう一色。
ごま油をお鍋で熱し、豚こまを先に炒めてー。
豚こまの色が変わったら、たんざく切りにしたコンニャクと天ぷら(今日はなんこつ天の気分)、ついでに厚揚げを入れてさらに炒めてー。
いちょう切りした大根にんじんを入れてザックリと混ぜ合わせたらフタをしてひと煮立ち。
全体的に火がとおったら、みりん・白だし・醤油でシンプルに味付けてー。
水分を飛ばしつつ、仕上げにいりごまを混ぜ込んだらできあがり!!
子どもたちもモリモリ食べてくれました♡
今回作ってみた山口の郷土料理”けんちょう”は、肉とよ家的にアレンジしたもの。
もとがシンプルなので、アレンジのし甲斐がありますね。
「「「「けんちょうじゃなくて瓦そばが食べたい」」」」
そんな子どもたちの言葉をガン無視し、今度は違う食材を使用してまたけんちょうを作りたいと思います☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。