みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
以前こちらの記事で、和風の味付けのから揚げレシピをご紹介しました。
今回は、アジア・ヨーロッパ・アメリカ‥『”世界中の味付け”から揚げ』を楽しんでいきましょう♡
アジア編
一言でアジアといっても、香辛料や調味料の種類によってその味はさまざま。
ここでは3種ご紹介いたします☆
4000年の歴史?『中華風から揚げ』
- 醤油‥大さじ1と1/2
- オイスターソース‥小さじ1
- 鶏ガラスープの素‥小さじ1
- 豆板醤‥小さじ1
- すりおろしにんにく‥小さじ1/2(チューブでも可、1㎝程度)
豆板醤がピリリと効いた、ウマ辛なから揚げをビールとともに。
味噌系の調味料なのでつけ込んだお肉はやわらかくなり、且つ味が引き締まる‥さらに大人な辛さがたまりません☆
つけ込む時間は、常温で15分~冷蔵庫で一晩。
まぶす‥というよりはもみ込むように片栗粉を大さじ3ほど使用。
揚げるのも良いですが、フライパンに多めに入れた油で揚げ焼きにするのも、表面がパリッとして美味しいですよ!
”中華”こちらも捨てがたし『オイスター味から揚げ』
- 料理酒‥大さじ1+1/2
- オイスターソース‥大さじ1
- 醤油‥小さじ1
- すりおろしにんにく‥小さじ1(チューブでも可、2㎝程度)
日本では牡蠣油としても有名なオイスターソースに、とっぷりとつけ込む。
青椒肉絲でよく使うと思いますが、牛肉だけでなく鶏肉にもすごく合います。
つけ込む時間は、常温で20分~冷蔵庫で一晩。
まぶす片栗粉は大さじ3、こちらももみ込むように染みこませ、揚げ焼きでカリッと食べたいところ。
下味 or 衣?『カレー味から揚げ』
【下味バージョン】
- 料理酒‥大さじ1
- カレー粉‥小さじ2
- オイスターソース‥小さじ1
- 塩こしょう‥少々
お子さま大好きカレー味!
お肉に直接カレー粉をもみ込むことで、噛んだ瞬間に溢れる豊かな風味が食欲をそそります。
つけ込む時間は、常温で30分。
まぶす片栗粉は、大さじ4と普段よりちょっと多めにしたほうが良いかも。
フワカリの衣がさることながら、カレーの匂いをしっかりと閉じ込める役割も担っています。
また、揚げるときに片栗粉にカレー粉を混ぜて”衣に味をつける”というやり方も。
- 料理酒‥大さじ1
- 醤油‥小さじ2
- すりおろしにんにく・しょうが‥各小さじ1(チューブで各2㎝)
- 片栗粉‥大さじ2
- カレー粉‥大さじ1
といったレシピで試してみてください☆
欧米編
なんだかオシャレなイメージがある欧米。
ここでも3種ご紹介いたします☆
ハーブで爽やか『イタリア風から揚げ』
- 白ワイン‥大さじ1/2
- みりん‥大さじ1/2
- すりおろしにんにく‥小さじ1(チューブだと2㎝)
- 塩こしょう‥少々
- 乾燥バジル・乾燥タイム・乾燥オレガノ‥各1つまみ
乾燥ハーブを使用してつくるイタリア風。
乾燥タイム・オレガノはあまり目にしませんが、乾燥バジルはスープ用に振りかけるとして常備している家庭もあるのでは‥
それのみでも爽やか感は増しますよ!
つけ込む時間は、ちょっと長めの半日~冷蔵庫で一晩。
まぶす片栗粉は大さじ4と、こちらも匂いを閉じ込める用に厚めの衣が吉です。
スペインマヨルカ島が起源?『まろやかマヨから』
- マヨネーズ‥大さじ2
- 料理酒‥小さじ1/2
- 醤油‥小さじ1/2
スペイン領マヨルカ島、地中海西部のメノルカ島、そもそもフランス語のmayonnaise‥諸説ありますが、総じてヨーロッパが起源だという説が有力視されているマヨネーズ。
日本でもマヨラーという言葉があるほど、国民食として愛されてます。
しかも、マヨネーズの原料である卵黄はお肉をやわらかくする性質も持ち合わせているため、お肉に合わないわけがない!
つけ込む時間は、常温で15分~冷蔵庫で一晩。
まぶす片栗粉は大さじ3、カリッとした衣から肉汁が溢れます。
アメリカ大陸代表『ジャークチキン味から揚げ』
- オールスパイス‥大さじ1
- チリパウダー‥小さじ1/2
- パプリカパウダー‥小さじ1/2
- クミンパウダー‥小さじ1/2
- すりおろしにんにく‥小さじ1(チューブだと2㎝)
- 塩‥少々
- お好みでコリアンパウダーやナツメグ・レモン汁を混ぜてみても☆
グリル料理として、最近ではお祭りでもよく見かけるようになったジャークチキン。
「ジャーク、ジャーキング」という調理方法が語源の、カリブ海の島国ジャマイカの郷土料理です。
単純に辛いだけのチキン料理というわけではなく、ハーブ類の爽やかさ、コク深い旨味スパイス、そこに加わるチリペッパー類の刺激的な辛さのコンビネーション‥最高です。
つけ込む時間は、常温で20分~冷蔵庫で一晩。
まぶす片栗粉は大さじ2、少ない衣で揚げ焼きにしてグリル風に仕上げてみてもヨシ。
赤文字の各パウダーは、ひとまとめに”ジャークシーズニング”というお手軽なモノとしても販売されています。
まとめ
「世界の味を食す!」として、から揚げレシピのオススメ6選をご紹介いたしました。
全てのレシピが、家に常備してある”普通の調味料を混ぜてつけ込むだけ”という簡単さ!
それだけで、ひと味違ったから揚げができあがります。
組み合わせ次第で何通りも楽しめるってステキですよね♪
みなさんもいろいろなから揚げをつくってみて、ぜひ旅行に行った気分になってください!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。