みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
長男が年中さんのときから、通い続けること12年。緑豊かな自然に囲まれた、60年以上の歴史を持つ琴崎保育園にて。
本日令和4年3月26日。
肉とよ家次男の卒園式が執り行われました。
八幡宮が経営しているということもあり、いつも朝や帰りのあいさつでは「神さまのご恩を忘れないで立派な人になります」と園児みんなが手を合わせてお祈りをしています。
式ももちろんその言葉からはじまりました。
園長でもある宮司から大麻(おおぬさ)を振った祈祷や、独特の言い回しの祝詞もいただきます。
証書を受け取るのも神棚の前で。
この日のために1ヶ月準備してきた子どもたちです。
名前呼びかけへの大きな返事、証書の受け取り方、席に戻るまで。
厳かな雰囲気の中、粛々と堂々としています。
卒園児による”卒園のことば”でも、この一年の思い出を元気に声をそろえていました。
育ててくれた家族へ、お世話してくれた先生方へ、感謝の気持ちと一年生になる決意とをしっかりと伝えてくれました。
式も終わり教室へ移動‥
と思いきや、「回れ右!」の掛け声。
友だちや生活してきた保育園へのお別れの歌がはじまったのです。
【さよならぼくたちのほいくえん】
たくさんの毎日をここですごしてきたね
なんど笑ってなんど泣いてなんど風邪をひいて
たくさんのともだちとここで遊んできたね
どこで走ってどこでころんでどこでけんかをして
さよならぼくたちの保育園
ぼくたちの遊んだ庭
桜の花びらふるころはランドセルの一年生
たくさんの毎日をここですごしてきたね
うれしいこともかなしいこともきっと忘れない
たくさんのともだちとここで遊んできたね
水遊びも雪ダルマもずっと忘れない
さよならぼくたちの保育園
ぼくたちの遊んだ庭
このつぎ遊びにくるときはランドセルの一年生
さよならぼくたちの保育園
ばくたちの遊んだ庭
桜の花びらふるころはランドセルの一年生
卒園式最大の感動がそこにありました。
教室では、同じく今年度で保育園を去る先生へ”サプライズ花束贈呈”もありました。
先生の感動の涙に、私たち保護者の涙腺も緩みます。
お友だちといっぱい記念撮影もしました。
マスクをしていてもわかる、みんなの晴れ晴れとした笑顔。
素敵な思い出をありがとう!
ヨメとも「ハイポーズ」!
次男は1歳のときから預かってもらっていたので、5年と肉とよ家の中でも最長です。
最初は泣いてばかりいましたが、そこはさすがの先生方。
すぐに慣れ、お友だちとのわんぱく話を毎日披露してくれました。
辿々しいながらの絵やひらがなに、大きくなったなぁと成長を感じます。
長男がお世話になってから早12年。
春には田植え、夏には夏祭りや茅の輪くぐり、秋は八幡宮の地鎮祭に合わせたバザー、冬はクリスマスにちなんだおもちゃ祭りなどなど‥
この保育園では趣向を凝らしたイベントが毎月のように計画され、子どもたちがより楽しく過ごせるように先生方が常に尽力されていました。
ここ2年はコロナ禍によりいろいろな行事の縮小・自粛が相次ぎましたが、、
それでも、この良き日を無事に迎えられたことを本当にありがたく思います。
春からは別々の小学校。
卒園されたお子さま、そしてご家族のみなさまの未来が、幸多からんことを祈ります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。