みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
いつもはヨメが担当しているこのブログ。
今回は、肉旦那が「自営業あるある」についてをつらつらと書いてくれました!
今回の記事は「自営業あるある⑤老後の不安を考える。」にて書いたことの対策について!
かしこく資産運用
自営業の老後の不安について要約すると、結構な額のお金が足らないんじゃないか?ってことです。
自営業に限らず会社員の方もまあまあ足らないっぽいです。
じゃあ足らないお金はどうするの?ってことになるんですが、これは個人的に貯めるしかないんです。
国からは「普通にやってたらお金たりませんよー」という警鐘が鳴らされているわけですが、それと同時に「いくつかの優遇制度を準備するから自分で調べて資産運用してしっかり貯めておいてくださいねー」って感じのお話です。
その優遇制度というのが『NISA(つみたてNISA)』と『iDeCo(いでこ)』というものです。
知らない人にはなんのこと?って単語ですが、これは端的に言うと『優遇された投資』です。
そう、投資という言葉に慣れていない人には怖い言葉かもしれません。
ここで問題なのが、僕ら”日本人がそもそも金融の教育を受けていない”ってことなんです。
僕も数年前まではそうだったんですが、「貯金こそ正義、投資はギャンブル」という感じに擦り込まれているようです。
まず先に断言しておきたいのですが、投資はギャンブルではありません。
資産運用です。
そういうこと言う人ってそんな言葉を使いながらアッチの道に誘い込むんだよね‥と思いますよね?
さらにいうと、たいてい「僕もそうでした」ってところから懐に入り込んでくるんでしょぉ??‥と思っちゃいますよね。。
そう、これこそが金融を勉強しない日本人の証なんです。
投資がギャンブルなのか資産運用なのか、それはちょこっと勉強したらすぐにわかります。
YouTubeでも書籍でもネット検索でも、ほんの少し勉強してみれば”あ、投資って資産運用なんだ”ってちゃんと腑に落ちると思います。
ネットなりで調べた方がより正確に勉強できると思うので僕からの説明は割愛させていただきます。
貯金といえば。
自営業者に限ってはNISA等の他にもうひとつ優遇された制度があります。
それが『小規模企業共済』というものです。
※自営業者のみ、会社員には適用されませんのであしからず。。
なんか難しそうな漢字が並んでるって気がしますが、シンプルに言うと定額貯金みたいなモノ。
‥いや、一部資金拘束のようなとこがあるし貯金ではないかな??
毎月1万円とかをずーっと積み立てていると優遇されて手元に返ってきますよ、という感じ。
小規模企業共済は個人事業主の退職金用に国が用意してくれた制度なんて言われています。
個人事業主は会社員と違って退職金がありませんから「この優遇制度を使って自分で退職金を準備してねー」っていう国からのメッセージです。
自営業なら”NISA・iDeCo・小規模企業共済”
ここで優遇制度の整理をしますね。
自営業者が将来の不安に備える時にまず考えたいのがこの3つ。
- NISA(つみたてNISA)
- iDeCo(確定拠出年金)
- 小規模企業共済
で、、、この3つの制度、それぞれに特徴があり、なかなかに複雑です。
”運用利益に対して非課税であったり控除の対象となって節税効果がある”と優遇されている反面、”何年先まで引き出せない”とかの資金拘束があったり。
コレを見ている自営業の方は、ぜひとも検索なりして勉強してほしいところ!
こんなこと自分で調べないと誰が教えてくれるものでもありません。
でも、、非常に残念ながらこれをみんな勉強しないんですよね。
僕はこの3つを勉強した中で、今は①つみたてNISAと③小規模企業共済を運用しています。
近々②iDeCoも始めたいと考えています。
この非常に優遇されている3つの制度、全てを運用すると老後の不安は解消されるように出来ているように思います。
僕みたいな小さな商売をしていると、この3つの制度をフル活用することで老後の不安を潰しにかかる人が多かれ少なかれいるのではないでしょうか。
前述したように③小規模企業共済には加入できませんが、会社員の方も①NISAと②iDeCoに関しては積極的にやるべきだと考えます。
んじゃここで僕のような個人事業主がこの3つの制度をフル活用するとどうなるのか。
制度にはそれぞれ”掛け金の上限”があります。
- つみたてNISA 33333円/月
- iDeCo 68000円/月
- 小規模企業共済 70000円/月
掛け金はこの範囲内で自由です。
でも全てを上限まで入れるとなると17.1万円かかります。
毎月この額を捻出するのは厳しいものがあります。
ありますが、これを満額入れれると老後の不安がなくなる!‥どころか豊かな老後が待ってます!!
これらの制度はどれも長く積み立てることでそのメリットを大きく享受できるものだし、原則途中解約出来ないものもあるので余剰資金でやるものです。
未来のことばかり考えて現在が資金ショートしてしまっては意味ないので。
僕としては
- 商売を安定的に上向かせながら
- 少しでも運用資金を多く入れていきながら
- 現在と未来の豊かさのバランスに注力しながら
な感じで進めていけたらな、といった感じです。
やるかやらないかは自分次第
投資なんてそんなに堅苦しいものじゃありません。
ちょっと勉強したらサクッと始められます。
小さな金額でいいからとにかく始めることを強くオススメします。
そして勉強して知識を付けながら、情報に触れながら、自分の余剰資金やリスク許容度を知りながら、少しずつ少しずつ大きくしていくのが良いです。
誰もやってはくれないです。
自分が!やるかやらないか!
僕は気になったことはいろいろ勉強してみる方だと思いますが、30代で勉強した中では今回記事にした金融の勉強がもっとも価値のあることだなって思っています。
頭いい人はこのことに早くから気付いて節税やら金利やら上手にやってるからお金持ってます。
僕は遅かったから今現在こんなにも差があるんでしょう。
もっと早く金融のことに触れたかったと思いますが、過ぎたことはしょうがない。
今から!やるかやらないか!!
‥‥‥
今回はちょっとお金のことばかりの話になっちゃいました。
お金に対してアレルギーというか『お金の話とか気持ち悪い‥』と思う方には不快な話だったかもしれません。
でもね、お金ってすっごく大事なんです!
また別のところで「お金」に対する僕の考えを書きたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。