みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
いつもはヨメが担当しているこのブログですが‥
ゴリラ的な肉旦那が時事ネタについて語るシリーズをお届けします。
今回の記事は、コロナ禍での音楽のあり方について思うことを綴ってくれました。
今回の時事ネタは夏フェスについて。
タイトルにある”namimonogatari”ってなに?”ワイバン”って??という方も少なくないと思います。
これ両方とも夏フェスの名前。
「夏にフェスティバルするやーつ」ってのです。
ということで、まずは夏フェスとはなんぞや?から。
真夏の祭典!
夏フェスっていうのは夏場に野外で催される大規模なイベントのことをさし、だいたいは音楽フェスのことを言います。
元々はロックしてる音楽バンドを多数集めてロックフェスと名乗ってやってたのが最初で、今ではロックに限らずポップミュージックなアーティストも含めて開催されることもあります。
まぁ要は。
夏の暑いときに、炎天下の中わざわざ外で、くっそ汗かきながら、ビールやアクエリアス飲みながら、好きなアーティストを見ながら聴きながら、大人数でワイワイやりましょう!!ってやーつです。
普通は好きなアーティストがいて、それを生で見たい聴きたいってなるとライブに行くじゃないですか。
それらはおおよそコンサート会場があって、指定席で、良い席は値段高くて、遠い席は安くて‥みたいな感じ。
それが夏フェスでは、まず野外という開放感があり、席なんてものもなく、アーティストを至近距離で見たければ努力と根性でアーティストの歌っている舞台に向けてゴリゴリ前進!
夏の陽気と開放感に当てられて、会場にいる人みんな歌いーの、踊りーの、飲みーの、お祭り状態な1日を過ごせるのです。
ほとんどの夏フェスは丸1日かけて行われます。
本当に1日中お祭り気分☆
普通のコンサートやライブでは3時間くらいなものだと思いますが、夏フェスでは1日の演者さんが20組とかいるので朝から晩まで入れ替わり立ち替わりずっと誰かが歌ってて。
好きなアーティストが歌う時はしっかり見て、あまり興味のないアーティストの時に日陰で寝たり、そんな1日を何万人というお客さんと共有するのが醍醐味となってます。
ここまで書いてきたように完全に密な環境だったり、飲んだり、歓声を上げたり。。
密と言うか常に隣の人と接触してるから‥ソーシャルディスタンスのソの字もない状態です。
”ワイバン2021”開催に向けて‥
そもそも僕がこの夏フェスについて取り上げたのは、僕自身が夏フェス大好きッ子だからです。
タイトルにある”ワイバン”、この正式名称は「WILD BUNCH FEST.2021」です。
この夏フェスが僕の住んでいるところから程近い場所「山口きらら博記念公園」にやってきたのは2013年のこと。
当時は「ヤバいフェスが地元に来た!」って盛り上がったものです。
興味のない人から見たらなんのこっちゃですが、フェス好き人間としては「こんな豪華アーティストたちが出演するフェスが車で行ける距離で開催されるなんて!!」と震えました。
第1回目を大成功させたことで、翌年には第2回目となる「WILD BUNCH FEST.2014」も無事開催。
僕ももちろん行く気がありありのありだったんですが、、
この年は僕が起業した年なんです。
起業後1ヶ月くらいの時期にワイバン2014が開催となったのでその年は泣く泣く断念。。
その後は毎年のように通って一昨年2019年の参戦を最後に、2020年はコロナにより中止、さて今年2021年はどうなる?という状況です。
自分の思い出話をさせてもらいますと‥。
2019年の参戦は氣志團に始まって何年ぶりかの”One Night Carnival”からのKing Gnuの”白日”っすよ。
トリ2のWANIMAで爆発してオオトリにサカナクションっすよ。
で、今年のワイバン2021。
去年の中止もあり、今年こそは開催するぞ!って感じに開催サイドも動いていたんです。
酒類の提供禁止・飲食ブースの設置・感染症対策をどうするか等々。
たぶん多くの人が開催に向けて試行錯誤してたはずなんです。
このコロナ禍で、どうやったら開催できるのか。
世間的には「こんな時に何考えてんだ!」という否定的な意見も多いのは事実。
たしかにあれだけの密を体験してる僕としても正気の沙汰じゃないです。
マスクなんて無意味なほど、満員電車以上の接触ですから。
ただね、野外という開放空間かつ広大なスペース、なにかやりようがあるんじゃないかと思うワケです。
なにやってくれてんだ‥っ?!
そこんとこを開催側はいろんなところと調整しながら開催に向けて前進してたはずなんですが、、、
この記事タイトルにある『namimonogatari』の話になります。
この”波物語”とかいうパチンコみたいな名前のフェスが8月29日に愛知県で開催されました。
開催に向けての感染症対策として、飲酒禁止・歓声禁止・マスク着用・1メートル以上距離を取るとかなんとかのガイドラインとしてのルールを最初はもちろん作っていたわけです。
ググったらその文面も出てきますし。
ですがですが、フタを開けてみたら、、、もう無茶苦茶。
完全にNoルールの無法地帯なんです。
酒は飲むわ、歓声は上げるわ‥っていうかアーティストが歓声を要求するように煽るわ、大多数マスクしてねーわ、1メートルどころか1ミリも離れてなくて普通に接触してるわ。。。。。。。。
ググったら動画ででてきますよ。
本当にこれ今の日本か?って映像です。
終演したあとの画像もありますが、会場には無数のゴミも。
別に地元擁護をするわけじゃないけど、僕が行ってたワイバンでは今まで全くこんなことはなかった。
むしろスマホや財布、靴なんかの落とし物が積極的にスタッフに届けられたり、ゴミなんて全然落ちてなかった記憶があります。
まぁこれは参加者というか主催者側の問題かもしれませんが。
ゴミ箱の設置数とか、度重なるアナウンスとか、注意・警告するとか。
namimonogatariのライブ映像を見た感じじゃそんなことさえ期待できるものじゃないので”お察し”といったところですが。。。
さて、そんなnaminomogatari開催後の結果はどうなったのか?
‥はい、言うまでもないことですが、無事に大・炎・上。
音楽関係者からも批判の声が上がってます。
やっぱね、なんとかして音楽ライブを開催しようと苦心してる人もいるんです。
そんな人たちを侮辱するかのような行為。
そら怒りますわ。
9月7日には本フェス参加者の新型コロナ感染が14人確認されたところでクラスター認定。
そらなるわ。。
そして主催者はホームページやTwitterを消して逃亡。
なんじゃそら。。。
このnamimonogatariを受けて‥とは言ってないもののワイバン2021の中止が9月7日に決定しました。
いや完全に原因ソレでしょ。。
‥断定は出来ないですけどね?
山口県としても依然としてステージ4が続いてますし。
まとめ
音楽ってめちゃくちゃ良いものです。
親がよく聴いてた、小学生の時に見てたアニメ曲、中学生の時に初めて買ったCD、高校の時は放課後カラオケ、彼氏の車の中でよくかかってた、とかいろいろ。
そんな思い出がたぶんどんな人にもあると思うんです。
今現代に限らず、すっごい昔の人々も音楽で、音と歌で数々の苦難を乗り越えてきたわけじゃないですかシランケド。
で、今回のこのnamimonogatariっていうフェス。
音楽が好きな主催者、そして参加者なのは間違いないはずなんです。
その提供の仕方、嗜み方がはたして今後どのように変化していくのか。
たとえばオンラインで会員限定参加型の月額サブスクとなっていったり、VRでの臨場感がすんごくなったり、はたまた野外で1メートル四方に稲のように人が配置され、みんながフルフェイスのヘルメットを被っての野外夏フェス開催だったり。
音楽業界がどうなっていくのか肉業界の僕には知る由もないですが、音楽好きの一人として今後の動向を見守りたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。