みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
いつもはヨメが担当しているこのブログ。
肉旦那が新しいシリーズ『ゴリコラム』を開設しました!
今回は、↑初回「ゲームについて」の続き☆
それではさっそくいってみましょう!
前回、ゲームをすることは決して悪いことばかりではないよ、という内容の記事を書きましたが、その際に少し触れたプロゲーマーの世界について、今回は自分の思うところを書いていきたいと思います。
ゲーム=スポーツ
「プロゲーマー」なんて言葉は、今では当たり前に認識されていますが、僕らが子どもの時にはなかった言葉です。
それだけネットが急速に発達したということですね。
世界のあらゆるものが変わった中でゲームの世界も大きく変わりました。
‥‥‥
普通に生きているとプロゲーマーなんて身近にはなかなかいないものですが、僕みたいに日常的にゲームをしていると出会うことがあります。
今現在はやっていないゲームですが、フィンランドのゲーム会社Supercellが開発した「クラッシュ・ロワイヤル」というゲームをやっていた時の話。
クラッシュ・ロワイヤル(以下クラロワ)を簡単に説明すると、ジャンル的にはタワーディフェンスゲームです。
1vs1のオンライン対戦で互いに自分が選んだカードデッキから手札を切っていき、相手のタワーを破壊するというもの。
ゲームのセールスランキング(いわゆる課金)でも上位をキープしていたし、全世界的にもかなり有名なゲームでプレーヤー数も多いです。
さてこのゲーム。
僕も2年くらいやってましたが、かなり頭を使います。
相手がこう攻めてきたらこうする、次はこんな変化をつけてくると予想しながら常に次の一手を考える‥
1試合が3分で決着するためゲームテンポも速く、反射神経や判断力も要求されます。
考えながらゲームするのが好きなので結構ハマってやってましたが、10代・20代のガチ勢に「おっさん乙w」くらいにボッコボコにされるんです。。
とくにそのゲーム内で一緒のチームにいたT君。
もう無茶苦茶にクラロワが上手くて、僕は挑み続けましたが100戦100敗といって差し支えないほど。
何度やったかわからないけど1度も勝てませんでした。
eスポーツにプロとして臨む”ゲーミングチーム”
さてこのT君。
大分県に住む工業高校の3年生で学校推薦による地元企業への就職を進路相談の先生としている最中、なんと日本のプロゲーマーを養成支援するゲーミングチームから勧誘されたんです!
っていっても、別にいかがわしい組織でもなんでもないですよ。
ゲーミングチームなんて呼ばれる”プロゲーマー支援組織の出現”はどこの国にもある話ですし。
野球とかサッカーにもそういう養成学校とか養成施設があるじゃないですか?
そこでゲームをしながら固定の給料をもらうんです。
世界的な大きな賞金付きの大会に出たり、メディア出演してギャラを得たり、ゲーム実況や解説なんかをYouTubeで配信したり、企業スポンサーを獲得したり。
そんなことを支援してもらいながら給料を得る、というわけ。
このケースだとチームと個人契約をしいてるプロゲーマー(=個人事業主)として飯を食べてるわけです。
もちろん最初からフリーで1人でプロゲーマーとして収入を得る人もいるだろうし、ゲーミングチームを経て独立する人もいるんでしょうが。。
極める
と、ここまでプロゲーマーの概要を薄っぺらく書きましたが、なんといっても歴史が浅いのが難点。
T君もここに悩むわけです。
一時のブーム的なもので、自分のゲーム熱・世間のゲーム熱が冷めれば仕事がなくなるんじゃないかって思うわけです。
ここがスポーツとeスポーツの大きな違い。
例えば日本だと野球やサッカー、アメリカだとバスケにアメフト‥これらってまあ冷めることはないであろう一種の伝統になってるじゃないですか。
対してゲームにはまだ伝統や歴史がないんですよね。
そんな中、厄介なことにスポーツと似ているところもあります。
プロ野球選手が明日から野球しても稼げないからサッカーしなさい、って言われてもプロ野球選手になるくらいだから運動神経や身体能力はあるとしてもプロサッカー選手には到底及ばないじゃないですか。
それと同様にプロゲーマーもゲームタイトルが変わればそこそこには上手いけど一流ではなくなるんです。
かなりのビッグタイトルじゃない限りそうですよね‥
どんどん新しいソフトが出てくるからゲームの寿命って短いし、長いこと万人に愛されるってのはそもそも開発メーカーの手腕に左右されるところも物凄く大きいし。
日本では僕が子どもの頃からあった「ストリートファイター」という格闘ゲームが今でも競技人口が多くて1番有名になるのかな?
梅原大吾さんって日本で1番知名度の高いプロゲーマーさんがこのゲームで大成しています。
日本人でゲームを生業にして1番稼いだ人は1億円を超えています。
1億円稼いだ人は1.1億円の大会賞金を得て‥の話なので「毎年」というわけではありませんが。
全世界の1位でいえば推定年収6.6億円!
皆さんのお子さんたちもフォートナイト、PUBGやってないですか?
最高峰に上り詰めたら6.6億円‥いやぁスゴイ!!
今の子どもたちが本格化する10年後にはもっと上がってるかもしれないですね☆
まとめ
ゲームの世界についての昨今を書いてきましたが、ここ2.3年でグッと発展した業界だけあり、先行きは不透明ながらもゲーム人気は止まることのない拡大を見せてます。
僕はもうおっさんなのでプレイヤー同士で対戦するバチバチ系のゲームはあまりやらないですが、今後ゲーム業界がどのように発展していくのか、1ゲームファンとして動向を見守りたいですね。
あ、T君の話が途中でしたが、彼はゲーミングチームに入る決心をしました。
プロゲーマーになる前はかなり不安そうでしたが楽しくやってそうです。
今もゲームタイトル自体の流行り廃りが心配だろうけど、前例がほぼない中でプロゲーマーへの道を選択できる勇気と決断力があればこの先も心配ないでしょう!
地元有名企業に就職したからって、このご時世、どの業界も先行き不透明ですし、ね。
最後に。
ゲーム批判・ゲーム依存症・ゲームアレルギー等々いろいろと問題もあるテーマではあるけど、僕は人生をより楽しく豊かにするツールとして前向きに捉えてます。
遊び目的ではあるにせよ、いちゲームで、反射神経や判断力を培えるってすごいことです。
適度な熱量と節度をもってゲームをするならば、身近にあるものであんなに良いモノってなかなかないですよ!
皆さんもお子さまのゲームを真っ向から否定することなく、上手に付き合えていただけたら幸いに思います。
というわけで、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。