みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
モチモチとした食感が好きな日本人は、なんとなく白米を選びがち。。
確かに白米よりもなじみが薄い玄米ではありますが。
そんななかでも肉とよ家‥
せっかくの機会、玄米の良さをお知らせすべく。
ただ今「玄米を食す」としてシリーズでお届けしております。
第1弾では『玄米と白米の違い・その効果』について、第2弾では『玄米を炊飯するときのコツ』について書かせていただきました。
白米よりも期待できる効果、独特の食感をより美味しく食べるための炊飯のコツをお知らせする一方で、玄米を食べるときの疑問やデメリットも少なからずあります。
続く第3弾では『玄米食への疑問・注意点』について解説しました。
精製していないからこそ、また玄米ならでは‥の疑問点は、吸水時間をしっかりと取ることで解消されます。
そして、期待できる効果(便秘改善・コレステロール値,高血圧の低下etc…)が、疾患を抱えている方にはそのまま注意点にもなり得ます。
逆にいえば、それらを栄養学的には注意すれば”玄米食は栄養学的にはデメリットはない!”のです。
玄米だけでも十分な効果が見込まれますが、食べ方の工夫でさらに美味しく食べられるとすれば‥嬉しいですよね☆
というわけで、玄米を食すシリーズ第4弾!
『玄米○○、その効果はいかに』をお届けいたします☆
玄米の効果的な食べ方
酵素玄米
玄米を小豆と一緒に炊き、数日寝かせたものです。
玄米特有の硬さが減り、もちもちした食感となるため食べやすくなります。
また、小豆にも食物繊維が豊富に含まれており、より多くの食物繊維を摂ることができます。
玄米クリーム
玄米と塩と水だけで作られたペースト状のものです。
玄米の栄養素を摂れるだけでなく、クリーミーで消化が良く、高齢者の方にもオススメ。
醤油や佃煮などと一緒に食べたり、スープに加えたり、野菜にかけたりして食べる人もいるようです。
同じく塩,水を加えて、ペースト状にしない「玄米粥」はツブツブ食感が楽しめます。
玄米クリームと同じように玄米の栄養素を摂れ、普通に炊いたものよりも消化が良く、食べやすいのがメリットです。
玄米+もち麦
もち麦は水溶性食物繊維を多く含むため、プラスすることにより、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を効率よく摂ることができます。
水溶性食物繊維には血糖値上昇抑制作用やコレステロール吸収抑制作用があります。
玄米ともち麦の配合はお好みで大丈夫です。
玄米+オリーブオイル
細胞膜の構成成分であるオリーブオイルは、抗酸化作用・血行促進作用のあるビタミンEを含むため、肌を健康に保つのに役立ちます。
玄米の便秘解消作用と合わせて、美肌に繋がる可能性があるということ!
玄米2合に対し小さじ1ほどのオリーブオイルを加えて炊いたり、炊いた後にお好みの具材と一緒に混ぜご飯にしたりしても良いです。
玄米茶や玄米コーヒーの効果は?
玄米+〇〇=それぞれの食材のいいとこ取り!というものですが‥
それでは「玄米○○」はどうなんでしょうか?
玄米茶
炒った玄米が茶葉にブレンドされたお茶です。
原料にお米を含みますが、お茶自体はカロリーゼロ。
しかし、玄米のみと比べると多くのビタミンやミネラルは減少し、中には失われるものもあります。
玄米の大きなメリットである豊富な食物繊維も玄米茶には含まれません。。
玄米コーヒー
焙煎した玄米をパウダー状にし、お湯で溶かしたものです。
原材料の玄米を細かくして摂取すると考えると、玄米に含まれる栄養素も摂取できる可能性があります。
ただ、文部科学省が発表している日本食品標準成分表には成分が掲載されていないため、どんな栄養素がどれだけ含まれているのかは、はっきりとはわかってはいません。
‥以上のことから、
- 玄米茶‥玄米と同等の作用を得ることは難しい
- 玄米コーヒー‥玄米に近い作用が期待できる可能性がある
ということがわかりますね。
効果を実感できるまでの期間
玄米には便秘改善や美肌効果・コレステロール値,高血圧の低下につながる栄養素が多く含まれている!!
‥と、ここまで大々的に取り上げてきましたが。
‥ちょっと待って!!
実は「食べてすぐに効果が出る」というような即効性はないと考えられています。
どんな食材や運動なんかでもいわれているように、”個人差”によってその健康効果や期間は変わりますよね。
玄米ももちろん例外なく。
1日160gの玄米(炊飯後の通常のお茶碗1杯分くらい)を90日間食べたことで健康に良い影響を与えたというデータもあったりと、一定期間食べ続ける必要があるのが事実。
まとめ
シリーズでお届けしてまいりました”玄米を食す”。
第4弾では『玄米+○○でどんな効果が期待できるか』を解説しました。
世の中にはいろいろな玄米○○があり、食材との組み合わせで食べやすくなったり、身体に良い効果を与えることがわかりました。
‥と思いきやの、後出し『継続は力?なり』。
およそ1ヶ月前から始まった肉とよ家の玄米ブームでも、
こんな意見がある一方で、子どもたちの体調変化はそこまででもなく。。
「「「「パラパラぷちぷちして美味しいから食べる」」」」
食欲に勝るおかずはない、といいますか‥玄米効果は二の次といったところ。
まさに”病は気から”的ではありますが、玄米が美味しいのは事実です。
ブームが去るまでには、何かしらの効果が見えるのかな?と期待したいと思います☆
これを機に、みなさんも玄米生活されてみませんか??
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。