みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
そんなときは、食肉の中でもヘルシーとされている鶏肉がオススメ!
今回は『美味しい鶏肉の見分け方とムネ肉活用法』について、肉とよ的に解説していきます!
良い鶏肉の見分け方
鶏肉はなんといっても鮮度が重要です。
スーパーなどで鶏肉を購入するとき、たいていは食品トレイに入っており、それを傾けた際に薄赤い汁が出ているものがあると思います。
これはドリップと呼ばれる現象で、お肉のうま味成分が流れ出ている証拠でもあります。
他の食肉と比べて、鶏肉はとくにこの傾向が強く、鮮度の見極めにもなります。
それを踏まえたうえで、よく使われる部位ごとのポイントを見ていきましょう!
モモ肉
皮に透明感があり、正面のぶつぶつが盛り上がっているものが新鮮な鶏肉の証とされています。
肉の部分は、赤味の強いものを選んでください。
手羽
肉が適度についており、淡いピンク色のものが美味しいとされています。
皮の表面が乾いているようなものは新鮮ではないので注意!
ムネ肉・ササミ
色がクリームがかっており、表面にツヤがあるものを選びましょう。
モモ肉同様に、ムネ肉は皮もチェック!
透明感があってぶつぶつがしっかりあるものが新鮮です。
ぷるっとした見た目も大事です。
ツヤがなく、粘り気があるものは鮮度が落ちている証拠なので、購入後はそちらのチェックもお忘れなく!
ムネ肉活用法
ムネ肉は高たんぱく・低カロリーで、一般的な食肉のなかでも最もヘルシーな食材といえます。
とくにムネ肉は加熱したときにパサつくので、やや使いにくい印象があります。
調理では火加減が重要です。
やわらかくジューシーに焼き上げるには、余熱をうまく使いましょう。
また、塩水につけておくと、臭みもとれてより美味しい仕上がりになります。
脂肪が少ない部位なので、フライ料理にしてもいいですね☆
ほかにも『発酵食品と組み合わせる』という方法で、やわらかく美味しくすることができます。
例えば、ブームにもなった塩麹(こうじ)に漬け込むといった方法。
麹の力でお肉がやわらかくなるうえ、麹自体のうま味もつきます。
【麹の豆知識】
日本古来の発酵食品で、味噌や酒・しょう油・みりんなどにも使われている、日本人にはなじみの深い食品です。
ビタミンB群を含む塩麹には、疲労回復効果もあるといわれています。
熟成を自分で行わなければならないので手間がかかるという難点があるが、麹ブームのおかげで、最近では市販品もでているのでありがたいですね♪
麹がない場合は、同じ発酵食品でもあるヨーグルトでも代用が可能です。
ヨーグルトと香辛料で漬け込んだタンドリーチキンはインド料理の定番です。
まとめ
鶏肉はほかの食肉に比べるとドリップもしやすく、商品として売り出されてからの冷蔵保存できる”消費期限”も1~2日とやや短めです。
せっかく美味しそうな鶏肉を選んで購入しても、鮮度がどんどん落ちていってしまいます。
できれば、その日のうちに使いきる分だけの購入がいいかもしれません。
「ムネ肉活用法」でもご紹介しましたが、モモ肉や手羽など、ほかの部位も塩麹に漬け込んだり下味をつけたりした状態で冷凍保存するのもオススメ!
美味しい鶏肉を購入した際は、みなさんもぜひ試してみてくださいませ☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。