みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です

【肉処とよた新たなる挑戦】ということで、精肉店11年目にして飲食店開業に向けた計画がただ今進行中です。
それに伴い肉旦那が、自身の想いやしたことについてちょいちょい記事を書いてくれている一方で。
バックヤードや水回り・電気関係など、店内改装工事については肉旦那と知り合いの方々が随時進めてくれていますが、細々とした掃除やメニュー表作成・看板製作などの裏方仕事ならヨメにもお手伝いできることがあります。
今回はその内、看板製作について書かせていただこうかと思います。
- 基本土日祝日の夜,平日は予約があれば‥『居酒屋とよた(or まこと?)』
- 肉旦那の名前にちなみつつ馴染みがあるように『まこっちゃん』
- コンセプトが”地域密着型”なので『とよた食堂』
などと案は出ましたが、
山口県下でもほどほどの大きさの約17万人が住む宇部市で、でもほぼ郊外の位置にあり周りに商業施設がない辺鄙なこの場所で11年続けてこれた‥という精肉店肉とよです。
みなさんにご利用いただいているのも、この馴染んだ屋号があるからだと思います。
‥ふむ。
では‥○○処(=〇〇ドコロ)って読みは残そうかね。
そんな会話の末に‥
屋号は『食べ処とよた』に決定!!!
名前が決まって、次にヨメができることといえば‥看板製作です!
看板って自作できるモノなの?って思うかもしれませんが、木板を使えばこれが案外できるものでして。
というのも。
- 削って
- ニスって
- 文字って
和っぽい雰囲気が特徴の肉とよでは以前、店舗入り口付近に”ただ今開店中”をお知らせするものとして、木板に彫刻刀で文字を削りあげた立て看板を作ったことがあります。
加えて「肉とよの看板もそうだけど、、飲食店でも知ってる人は知ってるよネ☆くらいの規模の店で良いと思うんだよね」という肉旦那の持論。
そこまで開店を主張することなく、でも目にすれば”気になるなぁ”くらいの大きさで、かつ和っぽく温かみのある木板で看板製作しようぜ!となりました。
肉とよの入り口横らへんに掛けられる60㎝くらいの木板を探してる‥と、改装打ち合わせ中に漏らした言葉を拾ってくれた金田工務店さんがいうには「それくらいの大きさならたぶん端材があったと思うよ」と。
2,3日後には、なめらかにかんな掛けされた檜の木板を渡してくれました。
それに屋号をフリーハンドで書き、文字調整を肉旦那に伺い、あとはちまちまと削る日々。
木で作る看板の文字は浮き彫り(文字のフチのみを削って文字自体を浮き立たせる方法)というのが一般的だそうですが。
以前作った”商い中”のように文字全体を削り沈めて、電気で照らされたときの凸凹を際立たせるように作ってみることにしました。
木の表面からおよそ1㎝ほど各文字を削っていき、、
削りあげた後は文字を黒く塗って‥
木材のスペシャリスト金田工務店さんから「木目を活かすならあまり濃いニスを塗らないほうが良いよ」と、またもや譲り受けたニスを塗り込ん‥
側面は難なく問題なかったのですが‥
先に文字を塗ってしまってたもんだから、サラサラのニスにより黒ペンキが木目ににじんだり(・∀・)アチャー‥
そんな失敗もありながら、ようやく完成しました!!
”5月の連休明けがオープン予定”ということなので、じゃあ余裕だな☆と看板を製作しはじめたのは2月ごろだったか‥
ゆっくりしすぎて「テーブルに置くメニュー表とか‥細々としたことが得意なヨメならではのできることって他にもいっぱいあるんだよ!」といよいよヤキモキした肉旦那に、叱咤激励されながらどうにか作り上げました。
今後もお店オープンに向けて、裏方として”他にもできるいっぱいのこと”について、ちょいちょい書かせていただこうかと思います。
どうぞまたお立ち寄りくださいませ~☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。