みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
10月も中旬、まだまだ”食欲の秋”まっさかりですね!
さて毎度お馴染みともなりました、お客さまからのおすそわけ。
普通に買うと1000円以上はするんじゃないか‥という栗、なんと2kgもいただきました♡
お湯にざっくりと浸して鬼皮をふやかし‥
3分の1は渋皮までキレイに剥き‥
栗ご飯を堪能いたしました♡
さて残りの3分の2はというと。
栗のお尻の部分から慎重に‥バリバリ鬼皮のみ剥いていき、あ、やべ‥と失敗もはさみつつ‥剥きも剥いたり1.5㎏!!栗といったらコレ、デザートにもってこい!な渋皮煮を作っていきます☆
まずは渋皮のアク抜きから。大鍋に栗を入れ、かぶるほどの水+重曹小さじ1。
火にかけて、沸騰したら中火に。
アクをすくいながら10分ほど煮ていきます。
火からおろして、優し~くザルにあげます。
このとき急激に冷やすと栗にヒビが入ってしまうので、流水で洗い流すのは厳禁!
この作業を3回繰り返し‥
煮汁が澄んだワイン色になるくらいを目安にアク抜きをしていきました。
次に渋皮の表面を竹串などを使って掃除をします。
竹串をこするようにして表面の繊維とスジを丁寧に取り除きましょう。
そうすることで栗の表面にキレイな木目のようなものが浮かんできます。
‥が。
出ました、ヨメの適当。
メンドクサ‥いえ、思ったより時間がかかるな‥とスジのみ取り除き、繊維は流水でなぞるようにザックリと洗い流しました。
お分かりいただけますでしょうか‥写真の栗、チラホラ木目調も見えつつ半分以上が適当に洗ったものとなっていますねぇ☆
‥。
‥‥まぁね。
味見してみましたがそこまで渋く感じなかったのでね。
栗がかぶるほどの水+準備した三温糖の半分(このほか白砂糖でもグラニュー糖でもザラメでもOK)を入れ、中火にかけていきます。
沸騰直前に火を弱め、アクをすくった後、残り半分の三温糖を混ぜます。
落とし蓋をして、弱中火で煮ていきます。
約20分ほど、煮汁がとろっとしてくるまで煮たら火を消し、そのまま粗熱が取れるまで放置!
味を含ませたらできあがりです!!
途中、ザ☆適当が入りましたが‥
しっとり かつ ホクホクとした食感で渋みもとくに感じない、そんな上品な味わいに仕上がりました♡
ありがたいことに、冷蔵保存で1週間、毎日火を入れることで2週間、完全に冷まして冷凍保存(約1ヶ月)も可能です。
お客さまからいただいた2㎏なる栗。
全部渋皮まで剥いて、栗ご飯天国にしてしまっても良かったのですが‥。
甘味好きのヨメ、どーーーーしても栗のテリーヌが食べたくなってしまいまして。。
手間ひまがかかる(いや、途中適当やんけ)けど、今回の渋皮煮を作ってみた次第です。
みなさんもぜひ作って、秋ならではの味覚をお楽しみくださいませ~♪
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。