みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
肉旦那が生の牛アキレス腱を持って帰ってくれました。
アキレス腱とは牛のすね部分のこと。
コリコリとした食感が特徴ですが、煮込むほどにぷるぷるとやわらかくなります。
煮込めば煮込むほどやわらかくなる‥ということで、ヨメはアキレスを火にかけた後は結構な時間を放ったらかしているのですが。
さて、ではどのくらい煮込めば食べやすいちょうど良い硬さになるのかな?と思いまして。
いつもは何も考えずに火にかけていたアキレスを、今回は30分ごとにチェックしてみました✰
準備するのは煮込み用の大鍋。
‥に、たっぷりめに水を入れ、強火にかけます。
沸騰したら生アキレスを投入。
5分ほど下茹でして、ザルにあげます。
軽く水洗いをしたあと、同じ鍋に下茹でアキレス&つかるほどのお水を入れ、再び強火にかけます。
沸騰直後の様子。
灰汁を取ったら、弱火(IH8段階の火力のうち2)でコトコト煮込んでいきましょ~。
煮込みはじめて30分。
硬さ確認の爪楊枝、ギリギリ刺さるかな?といった程度です。
煮込むことさらに30分。
見た目もかたさもそこまで変化ありません。
さらに30分‥するも、うーん、、気持~~~~~ちやわらかくなったかな?
そこまでの変化はありません。
約2時間ほど外出、その間予熱で放ったらかしです。
煮込む1時間半+予熱2時間+再び煮込むこと30分。
合計で2時間強のアキレスは部位によってはコニュコニュ食感をしていますが、全体的にはまだかためです。
‥ただ食べられないこともない。
プラス30分。
ようやくコニュコニュ&トロトロ食感となりました。
まだかたさが残っていますが、アキレスは単品で食べることがほとんどない食材です。
ここから他の具材を加えたり味付けたりと料理していくので、かたさはこれくらいがベストではないでしょうか。
下茹でとしてはだいたい3時間ほど煮込めば良いことがわかりました✰
という肉旦那の希望に合わせて、
- 煮汁+醤油・みりん(めんつゆでも良し)で味付け
- アキレス単品で15分ほど煮込んで
- 水で戻して一口サイズにカットした高野豆腐と山芋・椎茸を加えて
- 15分コトコト
- 別茹でのオクラで色を添えたら‥
『牛アキレスと高野豆腐の煮物』の完成です♡
コニュトロのアキレスにコラーゲンたっぷりな煮汁を吸った高野豆腐、ホクホクの山芋、つるんと椎茸、シャキシャキのオクラ。
見た目も食感も楽しい煮物ができあがりました。
肉旦那の評価は‥
なるほど。
よりトロリを目ざすなら、味付けたあとの煮込み時間を30~45分ほど伸ばしたら良いかもしれませんな。
肉とよ家でアキレスを使う料理といったらカレーかおでんがほとんど。
おでんは味が染みこむ程度‥今回と同じくらいの煮込み時間です。
カレーは‥そう、飲み物。
原型を残さないほどがっつりめに煮て、よりトロトロでいただきます。
今回は生アキレスの適度な煮込み時間を調べてみました。
ご家庭で料理するときの参考にしてみてくださいね~(^^)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。