みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
江戸時代、”八つ時(=14~16時)”に昼食と夕食の間の空腹をおさえるために食べていた間食を「お八つ」と呼んでおり、やがて間食全般をさす言葉として「おやつ」が定着しました。
今では、一般的なおやつの時間というのは10時と15時とされています。
なぜ10時がおやつの時間となったのかというと、、
これは、大人というよりも子どものための時間。
子どもが順調に発育していくためには、1日に必要な栄養素を十分摂取しなくてはいけません。
そこで、朝食・昼食・夕食の間の時間である10時と15時におやつをあげる時間が保育・幼稚園や育児サークルなどで設定されているのです。
子どもにとっておやつは食事の延長線にあります。
体が小さく一度に量が食べられない子どもには、おやつでの調節を心がけてあげましょう。
おにぎり
おにぎりは子どもに最適!
サイズはお腹の空き具合によって調節し、ちりめんじゃこや胡麻などの具も用いてカルシウムも補給しちゃいましょう。
夜のドカ食いを防ぐのに効果的で、子どもだけじゃなく大人でも夕飯が夜8時以降になってしまう人には向いています。
乳製品
こちらもカルシウム、たんぱく質が摂れるのでおすすめのおやつ♡
ヨーグルトは牛乳は良質なたんぱく質が摂れるし、また、生のくだものを合わせることでビタミンも摂取できますよ。
乳製品にはさまざまな種類がありますが、個包装のチーズが手軽で良いかも。
豆類
大豆製品には、女性ホルモンと類似作用を持っている有効成分、イソフラボンも多く含まれています。
また、たんぱく質だけでなく食物繊維も摂れる優れもの!
少しクセがある豆乳を飲む場合は、温かくして蜂蜜を入れて飲むと心も体もほぐれますよ。
ナッツ類、ドライフルーツ
ナッツの脂質は良質で、コレステロールを下げる効果があるので大人にもオススメ☆
ドライフルーツとともに食べることでビタミンも補給でき、噛む効果によって満腹感も得られます。
塩や砂糖不使用のものがより望ましいです。
ゆで卵
腹持ちがよく、良質のたんぱく質を摂れます!
‥が加熱すると賞味期限がグッと落ちることで知られるたまごです。
出先で食べる場合はよく加熱して固ゆでにしましょう。
小さい子どもにはウズラのたまごがオススメ。
野菜と一緒にピックに刺してお団子風にすればちょうど良いおやつになりますよ♪
ちなみに話。
おやつと同等の意味合いとされがちな「お菓子」ですが、これはまったくの別もの。
スナック菓子を代表に、大福・飴などの和菓子、ケーキ・キャラメル・クッキー・チョコレートなどの洋菓子なんかもありますが、、
一般的にお菓子は米・小麦・豆などを主な原料とし、砂糖・乳製品・鶏卵・油脂・香料などを加えて作られたもののことをいいます。
広辞苑で調べてみると『食事のほかに食べる嗜好品(しこうひん)のこと』とあるように、栄養をとるためでなく食べたい時に食べるもの、という意味合いのほうが強いかもしれません。
※嗜好品とはその人の好みによって味わい楽しむ飲食物のことで、お菓子のほかにはお茶やコーヒー・タバコ・お酒なども含まれます。
甘い菓子類から離れてみると、おやつは食事の延長線上であることがよく分かりますね。
ポイントとしては、おやつの一番重要な役目は『捕食である』ということ。
腹もちの良いものを食べることで本来の食事でのドカ食いを防いだり、ビタミン・ミネラル・たんぱく質・食物繊維等の栄養素を補ったり。
普段の食事で足りないものを考えて食べることで、1日の栄養バランスを整えることができます。
噛み応えがあるものを選ぶと、自然と満腹中枢も刺激され、食事の邪魔をすることもありません。
余裕があれば温かい飲み物を摂れると、体も温まって良いですよ。
おやつよもやま話も次回が最後!
『おやつをとることで‥ちょっと身体にイイ話』をお届けしようと思います。
気になる方はもう少しお付き合いくださいませ☆
最後までお読みくださり、ありがとうございました。