みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
先に言うと。
別に批判したいわけでもなく、だからといって主張したいこともなく。
タレントさんの訃報を聞きヨメ的に思うことがあったので、そのことについて書かせていただこうか‥と思った次第。
18日に交通事故にあい、神奈川県内の病院で治療を受けていた ザ・ドリフターズ のメンバーでタレントの仲本工事さんが、急性硬膜下血腫のため10月19日に死去されました。
テレビやネットでもこの訃報を報じており、生前の仲本さんの朗らかな性格が偲ばれる内容でした。
‥ただ。
どっちかというと世代じゃないし、マジメくさい父親に全チャンネル権が委ねられていた幼少期のヨメにとって『8時だョ!全員集合』や『バカ殿』なんかの所謂お笑い番組はほぼ避けられていたので見たことがない。
俳優としてのいかりやさん、バラエティで活躍されていた志村さん、あとは”かとちゃんぺ”というギャグを友だちが真似ていましたので加藤さんくらいでしょうか、、
彼らはわかるものの、そもそもザ・ドリフターズというものにこれといったなじみがないので、この訃報を聞いたときも「あぁそうなんだぁ、、」と思っただけ、が正直な感想です。
ちょっと引っかかるのは。
情報によると‥交通事故にあった場所は片側3車線対向2車線の道路で、しかも交通量が多いので横断禁止の標識が設置されているところ。
そのため少し歩いたら信号機 並びに横断歩道もある。
なのに、5車線をものともせずタイミングを見計らい、ショートカットを試みる現地の人が多いんだとか。
誰かがやってるし‥というのは、集団心理がよくはたらく日本人にとってはしょうがないのかもしれません。
しかも81歳のご老体。
ヒザであったり腰であったり、横断歩道に辿りつくまでの少しの距離さえも身体に負担があるのは事実でしょう。
‥でもね、やっぱり思うのは『交通ルールは守ろうよ』なわけで。
交通量がとくに多い午前9時という時間帯、信号待ちで停車している2車線を渡ったあとの右折レーンではねられた。
死角から出てきた突然の歩行者にブレーキが間に合わず時速30kmでぶつかった。
きっと慎重に横切ろうとしたんだろうけど、、
いろいろな要因により「自業自得」だの「自殺願望があったんじゃない?」だのと、心無い人からの憶測も飛ぶ始末です。
偲ぶテレビと一部のネットとの熱差が、なんともいえない印象を与えてきます。
交通事故といえば”しない起こさせない”がほとんどの人の考えだと思います。
そりゃあ誰だって自分から危険に飛び込むなんてするわけがないですよね。
肉とよ家には小学1年生がいて、家から歩いて15分もかからない学校への登下校見守りをする際も、横断歩道の渡り方はもちろん「たとえ歩道でも壁側を歩きなさいね」「車が横を通るときは止まったほうが良いよ」などと口やかましく注意しています。
とくに学校に通じる道路は信号を避けるための抜け道でもあるので、スピードを出す車があとを絶ちません。
‥そんな親の気持ちどこ吹く風なことが去る4月に起こりました。
家から自転車で1時間の高校に通う長男から、もう少しで始業時間というタイミングで電話がかかってきました。
「車と事故った」
パニック、です。
声の感じからしてケガはなさそう。
だけど、自転車 対 自動車。
「どうしよう?相手さん大丈夫って言ってるんだけど、、」
という長男に対し、よぎったのは”まさか‥当て逃げ???!!!”
「すぐ駆けつける!警察呼んで待っとき!高校にも電話忘れんように!」
パニックながらもそう指示し現場へ。
到着してすぐ長男と相手さん、警察や担任との現場検証が行われました。
ヨメの拙い絵で説明いたしますと‥
- 車がギリギリ離合できる幅の道路
- 県道への抜け道で、しかも保育園が道路沿いにあり交通量が多い
- 事故当時は雨、ヘルメットを目深にかぶった長男
- ‥が右車線を走行
- 道路沿いの自宅駐車場から出ようとした相手さん
- 車を少し出して自転車の長男を確認
- 車前面が道路に出てるしさすがに避けるだろう、と思って待機
- 目深のため前方不注意の長男が車側面にドーン
‥。
④、そして⑧。
長男が100%悪い事故でした。
とくに④。
自転車は軽車両扱いのため、そもそも左側走行しなければなりません。
で、停車していた車の側面にぶつかっているのですから、なんと言おうと長男が悪い。
ヘルメットで前が見えなかったとかなんとかほざいていましたが、そんなの関係ない。
ただただ平謝りです。
「とはいえ、相手さん‥交通量が多いの分かってるんだから車を出さなくても左右が確認できるような鏡みたいなの準備しなきゃ。あと、いくら右側を走っていた自転車が悪いとはいえ来るの分かってたんなら引っ込むとかできなかったかな?」
検証後、相手さん‥80歳くらいのおばあちゃんへ警察が注意をしつつ、その場は解散となりました。
『交通ルールは守ろうよ』!!!
もうね、ホントにそう思った。。
子どもからの「事故った」にパニックを起こしかけ、まさか当て逃げ?!なんて万が一がよぎったあのときのヨメ、とアホの長男に喝を入れてやりたい。
なんのこたぁない、彼が交通ルールを守らなかったが故の事故じゃないですか。
それぞれが進級した年度初めにこれがあったから、余計に子どもたちにも口うるさくなるってもんです。
事故被害にあった相手さんも「私もおばあちゃんだし、確かにコチラも気を付けなきゃね」と、警察からの注意に何かしら思うところがあったようです。
以上、仲本工事さんの訃報を聞いてヨメが思うことでした。
”しない起こさない”はもちろんですが”万が一起こったとき”をちゃんと考えながら、これからもより一層安全に努めていきたいです。
みなさんも交通ルールを守って安心安全な毎日をお過ごしください。
最後になりましたが、、
なじみがないだのと失礼の数々、申し訳ありませんでした。
仲本工事さんのご冥福をお祈り申し上げます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。