みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
↑コチラは、肉とよ定休の水曜日に夏休み中の次女次男を連れて、山口市は仁保上郷にある犬鳴公園に行ったときの記事。
仁保川の清流を利用した河川プールと、すぐ横ではその川でも遊べるという、ぜひとも夏休みには親子で訪れたい!そんな公園です。
ただ今水生生物ブーム中の肉とよ家、「川遊びを満喫しちゃおう♪」と次女次男を連れて遊びに行ってきました。
虫網・虫かごを忘れるというしくじりもありましたが、、
モツゴ?の稚魚が3匹、カワムツ?が4匹。
そしてこの川の主か?!と思えるサイズのサワガニも1匹捕まえました。
2㎝強茶色の頭胸部に真っ白な手足‥欠損のないキレイな個体でした。
しかも右手がマッチョの非対称!
家に連れて帰り、新しく買った水槽セットにて水合わせも済ませ、肉とよ家へと迎え入れました。
魚ちゃんたちは大きさでしか見分けがつきませんでしたが、、
サワガニはその格好良さと縦に横に動く姿、ときには脱走を企てるお茶目さにより肉とよ家メンバーから「かーにーさん」と名付けられ、その成長が楽しまれてきました。
‥が。
それからたった1週間。
「今日は‥やけにひっくり返る、よね‥??」
と子どもたちと話していた矢先でした。
それから1時間も経たず、動かなくなるかーにーさん。
静かに息を引き取りました。
開店中の肉旦那に連絡を入れたところ、、
サワガニは雑食とのことで、川魚用のエサだったりアナカリスという水草を水槽に入れていましたが、この1週間たぶん何も口にしていなかったのでしょう。
‥だからといってほかに何か食べられるもの探そうか、とはならず。
肉とよ家に来たばかりのカメも10日食べずだったので、かーにーさんもいつか食べるだろう、との慢心がありました。
それに加えて、死因の1つと考えられるのは『アンモニア中毒』。
アンモニア濃度が高い水で飼育することにより発生する病気で、水生生物がこれにかかると回復が難しいともいわれています。
一緒に水槽に入っていたカワムツの糞などが蓄積、それにより水槽内のアンモニア濃度が高くなり発症したのではないか、と。
呼吸障害や意識障害が発生するらしく、ひっくり返る動作がこれにあたります。
このほか水槽底でじっとしている,またはふらふらしている・目の白濁などの症状もあるそうなのですが、それらは見当たりませんでした。
また、飼育水のアンモニア濃度があがるケースとして考えられるのは以下の原因があります。
- 水槽を立ち上げたばかり
- 水槽内の生物の数を極端に増やした
- 餌の量を極端に増やした
- 水換えや掃除を失敗した
水槽は立ち上げたばかり、生物はほどほど、餌の量はそれなり。
水換えは‥水を換えるときの目安”コケが生える”がこの1週間なかったので、そういえば換えていなかった。
これらのことから『かーにーさんが亡くなったのは完全に人的ミス』と考えられます。。
生き物、とくに水生生物を飼ううえで何よりも大事にしないといけないのが”自然に近い環境を維持する”こと。
にもかかわらず、です。
今回のかーにーさんのことを招いてしまったのは、本当に申し訳ない気持ちで一杯で。
生き物は繊細‥このことを充分に肝に銘じ、これからも生き物と向き合っていきたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。