みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
地域に根ざしたお店づくりをモットーにしている当店。
との店長・肉旦那の希望により、開店当初より趣向を凝らした手作り品でお客さまを出迎えております。
今回ご紹介するのは、外に飾る”営業してます”のお知らせ看板。
知り合いの木職人の方に「なんか良さげな木ちょうだい♡」とお願いし、高さ94㎝×横幅24㎝×厚さ7㎝の業務用まな板のような立派な木材を準備してもらいました。
これに”営業中”の文字をおこしていくのですが‥
ついでに”営業中”だとありきたり。
そこでオリジナルのデザイン↓も考えてみて‥
4種類のデザインの中から、肉旦那に選ばれたのは右から2番目の『商い中』でした。
さてこの文字を書くのではなく‥なんと彫る!!
デコボコが良い味を出すと思う☆という肉旦那の閃きで、高校ぶりでしょうか‥彫刻刀にて文字を施していきました。
看板・文字表面にヤスリもかけ、良い感じにできあがりましたね~♡
ホームセンターで購入したコチラ↑
- 看板本体‥『ウッドステイン』
- 文字‥『スーパーコート』
外看板のためどちらも油性のものを準備しました。
強い着色力,隠蔽生・防虫・防腐・防かび!の屋外木部専用塗料のウッドステイン。
思ったよりサラサラしています。
まずは隠れる部分でお試し塗りしてみました。
一刷毛すくった分で結構な広範囲を塗ることができました。
余分な液は古衣類で拭っていきます。
本来の看板の色が薄めだったので、一回塗りだとまだまだ物足りない色をしている、かな。
夏期だと6時間空けて重ね塗りをするように‥と説明書きがありました。
‥が、乾いた表面を触ってみて、、イケる。
都度2時間空けつつ3回塗りをしました。
良い感じの渋い色に染まってる♡
‥と、ここで確認。
「もしかしたら切り落とすかもしれない‥」と、サンドペーパーで削らなかった看板上部には荒々しい鋸跡が。。
なんでも。
木を使用した看板制作の場合、まずすることは表面を磨くことらしく。
ニスなどを塗った際のツヤがまばらにならないためにもサンドペーパーなどで表面をある程度平らにするべき!文字はそのあと入れましょう!!
どのブログ・動画を見ても上記のように紹介していました。
文字を彫った後にそれに気付いたので、丸1日かけて削ったっけ。
もししなかったら‥と思うと、、ひゃ~~~!
表面が乾いたら、次は合成樹脂エナメル塗料のスーパーコートで文字の色入れをしていきます。
ペイント薄め液で薄めても良いそうですが、文字に重さを持たせたかったので薄めず使用しました。
ちなみに”誠心誠意・肉処とよた”と文字の色を変えるのは、肉旦那の名前が”とよたまこと”だから♡
下地塗りから文字の色入れまで‥12時間かかりました。。
”誠心誠意商い中”、ようやく完成です!!!
デザイン通りに‥どうでしょう、できていますでしょうか?
注目はこだわった文字の丸っこい感じに、ツヤツヤとした重そうな着色。
肉とよ入り口に飾ってみました。
実際に置いてみると分かる看板の色、文字の大きさ、お客さまを出迎える心意気‥
手作り看板、大変だったけど作り甲斐がありました。
この看板に込めた想いも含めて。
肉とよ”誠心誠意商い”させていただきます!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。