みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
昨日行われた『高校野球 山口県大会決勝』にて親戚の子どもがレギュラーで出るということで、肉旦那の「こんな機会滅多にないぞ!!」という発案で応援に行ってまいりました。
炎天下、熱い戦いを繰り広げてくれた野球少年たち。
野球のルールが分からない中でも「打ち込む姿‥カッコイイ」心を動かされた子どもたち。
それをドのつく野球素人のヨメ目線で記事にさせていただきましたが、興奮冷めやらない肉旦那もその想いを綴ってくれるということで。
今回の記事は前回のヨメ目線記事に続く形となり、タイトルにある「高校野球 山口県大会決勝」について僕個人の感想を思う存分書いていきたいと思います。
まずこの記事を書いているのが今現在2022年7月28日22時04分。
そう、野球観戦をした当日の夜になります。
野球観戦の後、店の営業を開始すべくどこにも寄り道することなく直帰した後に、、
家族は遅めのお昼ご飯を、僕は速攻で店に赴き野球観戦の余韻に浸りつつも店を営業しーの、営業終わりーの。
今日はもう疲れたし寝たいな、って思いつつも、、
先に断っておきますが、僕は野球のプレイヤーでもないし、もちろん解説者でもない。
観戦も素人なのでそんな目線での感想を綴ります。
失礼にあたる表現もあるかもしれませんが、一観戦者として熱く、精一杯見させていただいた感想です。
前置き①夢の舞台、というお話
まずは観戦に行こう!となった前置きから。
ヨメ記事にもあるんですが僕の従兄弟やその子ども達がなかなかにストイックに野球に打ち込んでまして。
そんな親戚が身近にいたもんだから例にもれず僕自身も少年野球を嗜みました。
家族ぐるみの英才教育といっても良いほど打ち込んできた彼らですが、幼少時代に凄い成績を残していても高校で振るわなかったり、高校で成績を残しつつもプロ入りを逃したり。
そんなことを身近で見たり聞いたりしていたので、甲子園に出ることなんか夢のような出来事といえるほどに非常に高い壁というのを感じていたわけです。
いや、別に甲子園に限らずサッカーやバスケ、なんのスポーツにしても”県の代表を取る”ってのは物凄いハードルなわけで。
めちゃくちゃ小さい時、それこそ2歳や3歳の頃からバットやボールを触ってきて。
それを15年間努力してきて。
勉強や友だち遊びやゲームや恋愛や、そういうのを堪えて犠牲にしながら。
そんな人が同世代に何人もいて、その中の一握りだけが全国の舞台に立つわけですから。
端的に言うなら!従兄弟の子どもが決勝まで進んだから応援に行くぞ!ってだけです。
この勇姿を見に行かないと後悔する気がしたんです。
ただそれだけ。
前置き②まぶしい、というお話
あと”高校野球”ってのは僕ら世代にはとくに響くところがあります。
高校時代の僕にとっての『野球』といえば、晩ご飯時のプロ野球をテレビ観戦しただとかパワプロ(実況パワフルプロ野球という野球ゲーム)をしたくらい。
ですが甲子園、横浜高校の松坂大輔を知らない人はそういないはず。
”松坂世代”という言葉が今でも出たりするほど甲子園を沸かせた世代です。
その頃は同世代でこんなに凄いヤツおるんやなぁと思ってましたが、そこから年を取るにつれ高校野球を見る度に「これみんな年下やなぁ。。年下の子がこんなに頑張ってる‥」と見る目線が次第におっさん化していき、今となっては「掛け値なし。泣ける。。」という域に達してます。
同じ野球観戦でもプロ野球とはまた見る目が違いますよね。
プロはスポンサーの意向や自身の成績による年俸や人気のお話やら、、大人になってしまった僕みたいな人間は邪推してしまったりするところがありますが、高校球児のその汗や涙は本当に掛け値なし。
モテたい!とか、プロ入ってええ車乗ってええ家住んで女子アナ捕まえて…という邪念はあるかもしれませんが、今現在は後ろに背負っているものがなく、、
いうなれば家族の期待しか背負ってない。
家族の思いや18歳となる自分の人生の大部分、そんな汗や涙を見る機会なんてそうないですから。
しかも今回応援する宇部工業は44年ぶりの決勝進出というじゃないすか!
44年っておっさんたる僕が生まれるよりも前の話です。
‥。
‥‥。
結局まだ本題に入れずに前置きを語ってる笑
うんうん、まだいい足りないような気もするけど高校野球を観戦するのは本当に楽しいぞ!感動するぞ!って話でした。
本題『宇部工VS下関国際』
では本題。
高校野球 山口県大会決勝カード『宇部工VS下関国際』
序盤は両校0更新の締まった試合展開。
試合が動いた6回からはそこまでの展開が一変し点を取り合うシーソーゲーム。
そして8回表にビッグイニングを作った下関国際が10-4にて宇部工を下し優勝。
3行‥この決勝戦を簡潔にまとめると3行です。
「地元の高校野球の結果どうなった?」「あ、そういえば母校が出てたっけ?」とかなにかしらでネット検索したら、たぶん端的にこんな3行で言い表されているんじゃないかな。
結果10-4だし、下馬評から下関国際だったし、、
ワンサイドゲームだったのかな、と思われるかもしれないけど。
ドラマが、、なんてそんな月並みな言葉‥って話なんだけどやっぱ心を揺さぶるモノがあるんですよね。
一発勝負のスポーツで”たられば”をいってもしょうがないですが、あの1球が、あの打席が、あの一歩が、本当にそんな単位で結果が変わる白熱した試合でした。
具体的などうこうは一ブログ記事でいうことではないので、近所のおっちゃん仲間と談義するとして‥
両校ともに良いところを出し合って、出し切って、非常に見応えのあるナイスゲーム!
今回は下関国際に軍配が上がったんだって思います。
”勝負は水物”、”勝負は下駄を履くまでわからない”というじゃないですか。
今回の決勝戦は本当に”名”勝負でした。
この勝負を制した下関国際が少しだけ勝負感が強かった、または少しだけ運が良かった、それだけ。
1発勝負の高校野球。
プロ野球のように明日明後日と試合をするならその勝ち負けはまた違ったものになるかも?ですが、1発勝負となると時の運も味方につけて勝ち進むことが出来るチームが勝つ。
だからこそそこに大きな感動や心を揺さぶるものがあるんです。
いいもの見させていただきました。
まとめ
身内や母校なんかの思い入れがあるとより一層の感動があります。
僕の従兄弟の子どものところに打球がいく度に、その捕球、その送球を見るだけでジワッと涙が出そうになりますもん。。。
打席に立っている時はまばたきを忘れていた自信があります。
あらためて。
みなさん、高校野球の観戦っていいものですよ。
今回の記事はこの決勝戦が特別でどうこういうものではなく、高校野球を観戦すること自体が面白い、という形になってしまいました。
最後に観戦素人あるあるを書き残しておきます。
飲料は凍らせて持って行こう!です。
現場で冷えた飲み物を買っても飲みきる前にものの数分でお湯になります‥
熱中症対策にも飲料は必須!!
他にも帽子やタオル、ウチワもお忘れなく☆
さあ、あとは下関国際の甲子園での勝利を願うのみ!
おニクがよろしいようで🍖
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。