みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
地域に根ざしたお店づくりをモットーにしている当店。
との店長・肉旦那の希望により、開店当初より趣向を凝らした手作り品でお客さまを出迎えております。
今回ご紹介するのは、外に飾る”営業してます”のお知らせ看板。
以前、入り口付近にてゴリ店長看板がお客さまをお出迎えしていたのですが。
強風だったりで転倒してからは、肉とよ店内にてメッセージを発信するようになりました。
そうなると、なんとなくもの悲しく感じてしまう入り口付近。
そこで肉旦那考えた。
お食事処をはじめ、どの店舗にも必ずあるであろう”営業中”の看板‥それを作成してみては?との提案でした。
裏返すと”仕込み中”なんてものもある、お客さまに「今開いてますよ/閉まってますよ」をお知らせするアレ。
それを、道路からでも分かるように大きく作ってみないか?とのこと。
‥ふむ。
説明を聞く感じおもしろそうではあるけど、果たしてヨメにそんなものが作れるのであろうか‥
しかし遠くからも見えるとなると、なるべく深めに彫った方が良さそうやな。
閉店や定休日をお知らせするために、裏も彫るのもアリかな‥
じゃあ厚みはそれ相応に要りそうだ☆
‥などと構想を練りながらとりあえず了承してみると。
思い立ったが吉日!とばかりに、木を加工する仕事をされている知り合いの方にソッコーでアポを取る肉旦那でありました。
と返事をいただき、しばらくしてその方が準備してくれたのがコチラです↓
高さ94㎝×横幅24㎝×厚さ7㎝の業務用まな板のような何やら立派な木!!
こうやって立てかけてみると‥うん、たしかに遠くからでも目立ちそうですね☆
まずは約60㎝の見える部分、これに入れる言葉を考えていきました。
”営業中”だけだとおもしろくない。
『営』‥見れば見るほどゴリラっぽい。
和風・古風でいくなら”商い中”らしい。
「真心込めて」やら「一生懸命」なんて台詞も足すとなんか良さげ。
お肉屋さんだし「準備してるよ~」が伝われば‥
”春夏冬”=秋が抜けてるから”あきない”、なるほど。
なんやかんや、4種類ほど考えてみました☆
肉旦那が選んだのはコチラ↓
”誠心誠意 商い中 肉処とよた”
デザインを考えたヨメ的ポイントとしましては、
- 古風な文言”商い中”をより古風に見せるために丸みを帯びた文字で
- 「真心込めて」ってすなわち”誠心誠意”
- 黒文字だけだとフツウやな
- とよたまこと=肉旦那の名前を赤くしたらなんか良さそう
肉旦那の名前に気付く人は話の種にしてくれそうじゃない?という説明が彼の心に刺さったのでしょう。
デザインが決まったら、次は木に直接書き込んでいきました。肉旦那の希望は『遠くからでも目を引くように隅々まで大きく』。
横幅いっぱいにデザインを起こしていきます。
馬乗りヨメの腕が唸る!!
うっすらではありますが、彫る文字を書き込み終わりました。
あとは掘り始めるだけ!
‥前に。
せっかくなので木材を提供してくれた知り合いの方に見てもらいました。
細かい作業になりそうな”誠心誠意”の部分に待ったが入りました。
おわかりいただけますでしょうか、3つ並んだ節に文字がかぶっているのです。
彫れないことはないけど、十中八九うまくできない。
宮大工とか、修行を積んだ人でようやく‥なんじゃないかな?
とのことでした。
‥なところで、今回はここまで☆
肉旦那が恐縮していたのですが、、
対してヨメ、楽観的。
次回はその方法について記事にさせていただきます♪
さてさて。
とうとうはじまった外用”営業中”看板作成。
彫刻刀で彫り進める、という作業が高校ぶり‥実に20年を経てますので、思い返しながらも気長~にしていきたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。