みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
肉旦那のお友だち宅の裏林にて、タケノコ採りツアーをしてから3日。
大鍋4つ分は湯がいたであろう15kgのタケノコも、肉とよ家にて消費したり近所に配りあげたり‥
ようやく大鍋1つ分にまで減ったところで『味がより染みこみやすくなる』とのクックパッド先生の教えに倣い、食べやすい大きさにカットし冷凍保存をしてみました。
写真上2つは煮物用、左下は味噌汁などに、右下はタケノコ根っこあたりの中側(節っていうのかな?)を切り分けたものです。
今回の記事では、この”煮物用”を使った料理をご紹介したいと思います。
繊維を断ち切る食べ方
タケノコはとんがった部分が上部、末広がりに広がって下部が根っこ部分‥というふうになっており、縦に繊維がはいっている食べ物です。
ですので、輪切りにしたらいわゆる”繊維を断ち切った状態”になります。
また、3~5mmの厚さに切ることで味が短時間で染みこみやすくなるため、肉とよではもっぱら炒め煮に使用します。
こちらは『さっぱり煮』
ごま油で豚肉→タケノコ→にんじんを軽く炒め合わせ、白だしをプラスしたお湯で若干煮ます。
そのあと2倍濃縮のめんつゆのみを使用し煮含めました。
味付けをシンプルにすることで、それぞれの食感を楽しむことができます。
こちらは『味噌煮』
先ほどのさっぱり煮同様に、まずはごま油で豚肉→タケノコ→にんじんを軽く炒めます。
砂糖→酒→醤油を順に加えその都度軽く混ぜつつ、仕上げに味噌を溶きながらざっくりと混ぜ合わせます。
『料理のさしすせそ』の順に‥と覚えておくと、タケノコしかりその他の食材もやわらかく煮ることができます。
甘さが気になる場合は、味噌や醤油の量をお好みにされてください。
繊維にそって切る食べ方
輪切り状態にせず縦に切り分ける。
繊維にそる食べ方をすると、タケノコの食感をより楽しめます。
この切り方の場合は冷凍タケノコを使用する・しないにかかわらず、厚さ1cm弱がオススメ。
大きめ一口にカットしてお出汁でしっかりと煮込むと、やわらかくもシャキシャキ食感が食欲をそそります。
こちらは『あんかけ』
タケノコのみをかつお出汁で10分ほど煮込みます。
タケノコを取り出したお出汁でミンチ(牛・豚が美味)を煮て、砂糖+醤油で甘辛く味付けしたあと水溶き片栗粉でとろっとさせます。
タケノコを戻したらできあがり!
ご飯にかけて丼にするもヨシ、蒸し野菜にかけてサラダ感覚にいただくもヨシ。
肉とよ家の子どもたちにも大人気の料理です。
こちらは『牛すき風』
まずは先ほどの『あんかけ』同様にかつお出汁でタケノコのみを10分。
しらたきを加えてさらに10分。
牛肉切り落としをほぐしながら混ぜ合わせ、砂糖・醤油・みりんで味を整えて煮含みつつ水気を飛ばしてできあがり!
タケノコをホクホク食感で食べることができ、牛肉としらたきに染みこんだ甘さがたまらない一品です。
とき卵にくぐらせながら食べたり、厚揚げや白ねぎを加えてボリュームアップさせたりと、より牛すきに寄せるのも良いですね。
まとめ
シャキシャキ食感にしたければ、繊維を断ちきり炒め煮に。
ホクホク食感は繊維にそって切りお出汁で前もって煮込む。
タケノコは切り方や煮方を変えるだけで、違った食感を楽しむことができます。
さらには冷凍することで味が染みこみやすくなり、時短にも繋がります。
旬なものを旬なうちにいただくのも良いですが、少し冷凍保存させて食べてみるのも1つの手。
どうぞ、今が食べ時のタケノコをご賞味くださいませ~☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。