みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
学校とはなんぞやのレクリエーション週間を終え、先週金曜から給食がはじまりました。
「きゅうしょく‥めっちゃおいしかった‥♡」
一緒に下校しながら、保育園に比べるとパンが大きい!やスープが黄色かった(コーンポタージュだった模様)などと、嬉しそうに報告してくれました。
日にち変わっての今日4月18日は、というと。
ただ、次男的には「デザートがないことがちょっぴり悲しかった」んだとか笑
朝マイはしの準備をするたびに、お昼の給食を想像して一喜一憂しています。
このように子どもたちのココロをわし掴んで話さない給食。
『学校給食に感謝を』として、これまでも何回かシリーズに分けてお届けしてきました。
学校給食の『目標と栄養』について肉とよ的にご説明していこうと思います☆
学校給食について知ろう
学校給食は学校教育活動の一環として、栄養バランスのとれた食事を一緒に食べながら、子どもたちの心身の成長と健康を育んでくれるものです。
「学校給食法」では学校給食の普及充実と食育の推進を目的として、7つの目標が設定されています。
- 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図る
- 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、望ましい食習慣を養う
- 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養う
- 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養う
- 食生活が食にかかわる人々のさまざまな活動に支えられていることに理解を深め、勤労を重んずる態度を養う
- 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深める
- 食糧の生産・流通及び消費について、正しい理解に導く
何事にも感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。
ちなみに。
肉とよ家の子どもたちの通う小・中学校の給食は、小学校の給食室にて小・中2校分,約700食の給食が作られています。
このように学校給食を作る上で、”隣接する小・中学校分をまとめて作る”であったり、また”各市区町村の給食センターで作る”であったりと、そのパターンはさまざま。
共通しているは『大量生産であるため食費が抑えられる』利点があるということです。
全国の学校で食べられている給食1食分の材料費は、小学校は約250円・中学校は約280円。
給食を作るための人件費や、ガス・水道などの光熱費は税金でまかなわれていることを抜きにしても、かなり抑えられているように思います。
学校給食の栄養
学校給食では、各栄養素ごとに1日に必要とされる量の33~40%を摂れるようになっています。
また、なかなか摂りにくいカルシウムは50%、摂りすぎが心配される食塩については1日の目標量の3分の1未満になるように考えられています。
さらにいえば‥
- 主食(ご飯・パン・麺)
- 主菜(肉・魚・卵)
- 副菜(野菜使用のおかず)
- 汁物
- 牛乳
以上のような組み合わせで毎日の献立が計画されるので、家庭での食事にも参考できるのも良いですね。
学校給食は、毎日いろいろな食品を使って作られています。
日にち欄右からご紹介いたしますと、、
- それぞれのメニュー(上から主食・汁物・主菜・副菜・時々デザート)
- 牛乳の有無
- たんぱく質(卵・大豆・肉・魚)
- 無機質(牛乳・乳製品・小魚・海藻)
- ビタミン(緑黄色野菜)
- 同じくビタミン(その他の野菜・果物)
- 炭水化物(粉類・砂糖・いも類)
- 脂肪(油脂・種実類)
- 摂取するエネルギー・たんぱく質・塩分(上段小学校,下段中学校)
- 家庭でとってもらいた食品
が丁寧に書かれてあり、これを見るだけでも非常に勉強になります。
肉とよ家の子どもたちが通う学校では、宇部産・山口県産など地元のものを積極的に取り入れられていることもポイントの1つ。
このように地産地消の推進にも心がけられており、より安心安全な給食が提供されるんですね。
まとめ
普段なにげに食べられている学校給食は、子どもたちの心身の健康保持だけでなく、食生活への理解を通じて”感謝の気持ち”を学ぶ機会となっています。
また学校から配布される献立表では、それぞれの栄養の勉強もできます。
主食・主菜・副菜・汁物は毎日のご飯を考えないといけない主婦・主夫にとっては本当に必見!!
これを機にぜひ学校給食について、その役割を考えてみてくださいね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。