みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
スポーツの秋、芸術の秋‥さまざまな秋がありますが、肉とよはもっぱら『食欲の秋』!!
ブログ内でも牛・豚・鶏肉をはじめとした解説やオススメの料理など、食肉に関するアレコレをご紹介させていただいております。
さて今回は。
そんな食欲の秋を彩る、”焼き”に特化したモノをご紹介したいと思います☆
その名も七輪!!
七輪とは
七輪(しちりん、七厘)は木炭や豆炭を燃料に使用する調理用の炉をさします。
かつては火鉢や炬燵などに使用する木炭や豆炭などに着火するための道具として、調理用の熱源である竈(かまど)がある家であっても七輪が利用されていました。
昔ながらの原料は主に珪藻土で、形状は円筒形・四角形・長方形が主流です。
たとえば円筒形の七輪は炊飯や煮炊きに使いやすく、一方で焼き物での用途が主体の場合は横長で長方形の七輪が便利。
大きさも様々で、用途に応じて多品種が生産されています。
微細な中空構造を持ち、断熱性が高いため保温効果が極めて高く、本体は熱く焼けないため持ち運びにも便利です。
赤外線の発生量も多く熱効率が極めて高いため、燃料を節約できるという利点もあります。
赤外線の発生量が多い=焼き物料理(とくに焼き魚)に向いています。
近年では、炭火焼き料理が主体の料飲店などでも簡便な調理器具として使われています。
七輪を語るうえで何よりも伝えたいのは、軽量かつコンパクトで移動が容易だということ!
使用するときに注意したいことは‥。
ズバリ、練炭による事故を避ける!
そのため、箱あるいは七輪本体に「木炭コンロ」「練炭を使用しないこと」というラベルが貼られている場合も多いです。
使用後‥は水洗い厳禁!
使用後のお手入れにも、七輪ならではの注意が必要です。
ひっくり返して灰を捨てた後、残った灰をはたくか、乾いた布やペーパータオルで拭くだけでOK。
それだけでもかなり綺麗になりますが、汚れが気になる場合は絞った雑巾などで外周を拭く程度にしておきましょう。
また、底部に溜まった灰が水で固まり送風口を塞いでしまうことがあります。
こうなると掃除にも手間がかかるので、火皿の下に白灰がたまる前に定期的に除去してください。
基本的に珪藻土で作られている七輪ですので、直接水をかけるのは以下の理由により避けた方が無難です。
- 珪藻土など土製の七輪は水により劣化しやすく、水で土が溶けてしまう事もある。
- 使い込んで「出来上がった」七輪の場合、珪藻土が水分を吸ってしまうため乾燥するまで数週間使わない。
- 湿ったまま使用すると、熱衝撃でヒビが入ったり乾燥しても脆くなり崩れやすく、本来の着火性や保温性が失われることもある。
- ひどい場合は内部が泥のように崩れてしまい使い物にならなくなる。
製品によっては陶器やセラミックを使用し水洗いの手入れが可能な商品もあります。
なお、総金属製の七輪については、製品により一部の金属製七輪には錆びやすいという傾向も。
どの製品も、洗った後は綺麗に拭き、乾燥させた後、食用油などを塗っておくことで長持ちに繋がります。
まとめ
おもむろに肉旦那から届く「焼くしかない」のメッセージ。
肉とよ家でも月10は出番があるんじゃないかというほどのヘビロテ商品です。
大人3~4人でしっぽりと囲むことも可能な万能さ。
加えてお肉以外でも、サンマや干物などの魚介類を焼くのにも適しています。
そんな”屋内で焼くのには匂いが気になる”といったモノへの不満にも、”屋外で焼ける!”手軽さが魅力的ですね。
みなさんも七輪で、ぜひとも”食欲の秋”を満喫してください♪
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。