みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
いつもはヨメが担当しているこのブログですが‥
ゴリラ的な肉旦那が時事ネタについて語るシリーズ。
その名も『ゴリ時事』!
栄えある1番最初のネタとして取り上げられたのは、”少年”という立場を傘にやりたい放題‥もしくは新しい形の虐待を受けているであろうあの子のお話。
「はいさいまいどー!」
みなさん、この挨拶ご存じですかね?
YouTuberが動画開始すぐにする独自の挨拶みたいなんがあって。
この「はいさいまいどー!」って挨拶から元気よく始めるのは”少年革命家”という肩書き?をもつゆたぼんという子どもYouTuberです。
2021年、この春に小学校を卒業して中学生になるはずだった子ども。。
今回は「彼」について思うことを書かせていただきました。
ゆたぼん少年
12歳のゆたぼん少年。
中学生になるはず、と書いたのは‥この子不登校なんですよね。
で、この度小学校を卒業して、その卒業証書をわざわざ動画投稿のうえでビリッと破り、中学校も不登校やでー、と宣言した子どもです。
不登校・子ども・YouTuber。
炎上商法とも言える‥いや、炎上商法としか言えないそんな動画をアップしながらお金を稼いでるわけですが。
そのYouTube広告費というお金欲しさに、いったい誰がさせているのか?
そう、親なんですよね。
中学生になったばかり‥12歳の子どもに自分をプロデュースする力なんてあるわけもなく。
ましてや動画投稿し始めたのは9歳10歳なんて年齢なわけで。
広告つけて収益化したりするのは親の支援なくしては不可能ですから、ね。
その動画の内容もなかなか刺激的なものが多く、社会や同調圧力を批判する主旨のものが多いように見て取れます。
そんな動画のアップを親が許容してるんですよね。
許容してるというか。
ガンガン推奨してるというか。。
むしろ親がやらせてるというか‥っ!
同調圧力に対する批判は、まあ少し譲って一理あるっちゃあります。
【同調圧力(どうちょうあつりょく)】
少数意見を持つ人がいる場合に、多数意見に合わせるよう暗黙のうちに強制すること。
会社や学校などさまざまな集団の中で起こる”心理的な圧力”をさす。
たとえば会社であれば、
- 会議で独自性のある意見を言いづらい
- 仕事が早く終わっても自分だけ帰ることはできない
といったようなもの。
『人生は冒険、好きなことやって生きる!』
そんなことを動画でも言ってますが‥まあね、良い言葉とは思いますよ。
‥だけど、ね。
卒業証書を「俺にくれたんやから俺が何しても勝手やん。俺も人にあげたものを捨てても燃やしても売っても何してもかまわんし」とか。
「学校に行くヤツみんなロボットに見える」とか。
こういうのはもう倫理に反してると思うんです。
‥話の途中に一応言っておきますけど、これはなにもゆたぼん少年が悪いと言ってるんじゃありません。
親が悪い、と言ってます。
”親”だろうが
ゆたぼん少年の動画には賛成・反対の声ともにありますが、圧倒的に反対の意見が多く、やはり親に対する批判が多いです。
だって明らかに親が金儲けのためにやらせてるんだもん。。
そんな親は親で「学校に行かなくても勉強する手段はいくらでもある、ウチはホームスクーリングをやっている」とか言っています。
しかし具体的に『誰が・何を・どんな量・どれくらいの時間を使って‥』なんてことは公開してません。
となると、本当にホームスクーリングの実態があるのやら???って話です。
学校に行くことで身に付くことって別に勉強だけじゃないんですよね。
同級生や1,2学年離れた先輩後輩・先生なんかとのコミュニケーションだったり、チームを作って課題に取り組んだり。
子どもの時にしか出来ないことがそこにはあって。
そんなことをフルですっぽかした挙げ句、親から「学校行くヤツはみんなロボットだ、卒業証書破れ」というとんでもない躾のうえで成長していくと。。
本当に恐ろしいことだと思います。
子どもをもつ親として、普通に怒りを覚えます。
どうなるんでしょうね?
ゆたぼん少年の成長結果は、早ければ3,4年後にはなにかしらの結果が出ることでしょう。
中学生である”今”までは「不登校YouTuber・少年革命家」と謳えるし、非常に稀有な存在なので一定の注目が集まるけど。
これが義務教育である中学生が終わってしまえば不登校もくそもないし、少年というには微妙だし。。
僕個人の思いを伝えさせてもらうと。
あいつらはロボットだ~って言っても、単純作業ながらにそれをやる人がいてこそ成り立つ社会がある。
ゆたぼん少年が(親に刷り込みされているのか本人が実際にそう思っているのか知りませんが)不登校だ~好きなことやれ~なんて配信してるけど、本当に辛辣な思いで不登校になっている子どもが何人もいる。
そういうことを知って、親が自分に対してなんてことしてくれたんだ‥俺は本当は学校に行きたかったんだ!!って感じにならないかなーって思うんですが。
果たしてどうなることでしょうね??
まあ現実をみても非常に悪質な犯罪を犯す人もいるわけだし、「どうしようもない人」ってのは一定数世の中にいます。
それはしょうがないことではありますが、ゆたぼん少年の動画のように拡散するのはマズイと思うんですよね。
彼の動画を大人が見ると元気よくバカなこと言ってら‥で済む話だけど、同年代の子どもが見て「ゆたぼんかっこいい!俺も人生を冒険するぞ!」と感じてしまう子どもも、また一定数出てくると思うんです。
台本通りに喋れなかったら撮り直ししまくってる感じのカットカットの小割り感。
高評価低評価コメントは全てオフ。
俺は!俺の人生は!ってよく言ってるけど全て親の台本でしょ?な感が否めない。
しかもどう見てもゆたぼん少年の顔が昔より歪んできてる。
そんな動画を有名インフルエンサーであるひろゆきさん、メンタリストDaiGoさん、シバターさんなんかに突かれて、意味の分からん反論みたいなことしてますけど。
‥というか収益化のために反論してるんでしょうね。
著名人が注目してくれたおかげで再生回数が伸びて今は収益化出来てても、結局もうすぐ何も言われなくなると思うんですよね。
‥シランケド
ある程度の再生回数をかかえている今のうちに、
”やっぱ学校行くことにしました!”
”髪とか染めてましたがバッサリ切って黒くしました!”
”学校楽しい!こんな楽しみ方もあるよ!”
”勉強ムズいし!部活もしんどい!”
みたいな完全方向転換したならば、また世間の見る目も変わって、ゆたぼん少年の将来に繋がる明るいなにかが掴めるんじゃないかと個人的には思うんですが。
このままだと。
16歳になって義務教育が終わって、当たり前に進学もせずまあ普通?の境遇になって、動画再生回らなくなって、親もバカだから次になにしたらいいかわからなくなって、ゆたぼん少年も”少年”じゃなくなって反発しちゃって、でも学校行ってないしバカだしコミュ障だし、社会人にもなれなくて、、、、
今のまま一生YouTubeでご飯食べて行けるほど甘くはないと思うんです。
ま、それは本人もどこかで気付くだろうし、親もわかっていることでしょう。
‥ただね、ひとつ擁護というか、救いというか。
ゆたぼん少年は他の大多数の人が経験していないことを経験しています。
それはそれで非常に、メッチャクチャに強力な武器、というか経験。
これを活かせることが出来れば豊かな人生になるんじゃないかと思いますね。
ゆたぼんだけあって「豊か」に。
まとめ
といった少年YouTuberのお話でした。
「かわいい子には旅をさせよ」なんて言葉がありますが、子を持つ親としても”し方させ方”を大事にしていきたいです。
‥そういえばですが。
YouTube自体も‥どうなんですかね?
こういう動画が収益化出来る仕組みのままに運営していいものかどうか。
考え方については善も悪もないところなので収益止めるのは難しいとは思うけど、かなり倫理に外れた動画もあったりするし。
新しくはじまったシリーズ『ゴリ時事』。
こんな感じで、時事ネタについていろいろと語っていこうと思います。
”時事”というくらいなのでそのときだけの話かと思いきや、話題にあがるだけあってテレビ・ネット・SNS、さまざまな媒体によりみなさんからの注目度が高いコンテンツでもあります。
それはきっとのちの教訓にもなり得る、ということ。
何事も「知る」ことで自分のステータスアップにつながります。
このゴリ時事がみなさんの興味を駆り立てられるのならこれ幸い!
どうぞこれからもお付き合いくださいませ。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。