みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
新型コロナウイルスが猛威を奮ったこの激動の一年、いよいよ年末を迎えることと相なりました。
この”年末”という時期。
精肉屋にとっては、年間のうちで最も忙しいときです。
「盆と正月が一度に来た」なんて喜びを表す慣用句がありますが、意味は違えどまさにそのとおり!
今回は、仕事納めを迎えたみなさんが家の大掃除を始めるであろう年末の’始まり”、昨日12月29日の肉とよの様子でも。
‥‥‥
さて。
どれぐらい忙しいかったかというと。
普段は保育園に通う次男(時短保育)を16時までには迎えに行くヨメが、実家に子どもたちを任せつつ閉店の19時‥ヘタしたら22時以降まで手伝っても帰れないかも、というくらい。
そんなヨメの昨日はというと。
- 家族分のお弁当を作り次男を保育園へ
- 洗濯物など家のことをした後、長男長女次女に本日の指令(休み中にする宿題の範囲指示や「床掃除できるよね?」といった脅迫‥いや、お願い)
- お店にゴー、からのお手伝い
- 約6時間後、次男のお迎えのため一旦帰宅
とりあえずここまででこの歩数↓来店されたお客さまの応対やらなんやら‥お店の中を軽く2kmは歩き回ってます。
一旦家に帰り、晩ご飯の準備をして再びお店に戻りました。
それから帰るまでの歩数はこちら↓再びのお手伝いを経て、帰ったのは23時前です!
思ったより遅くなってしまい、お留守番をしてくれている子どもたちに申し訳ない‥と帰宅しましたが。
‥。
部屋はおもちゃが散乱!
晩ご飯を食べた後とくに片付けられてない!!
ずっと兄弟姉妹でswitchをしていた模様です。。
うん、仲が良いのは良いよ。
がしかし、おいおいおーい!!!
そんな1日でした。
‥‥‥
とはいえこれはヨメの事情。
ほぼ1人で切り盛りしている肉旦那はさらに遅い時間の帰宅でした。
深夜3時、4時、5時‥そんな時間に家に帰って来れたとしても、鬼のように爆睡、のちに朝8時には店に戻るといった具合です。
ここで1つ確認なのですが‥
ほかの自営の方や精肉屋さんが全部そうかというと‥たぶん違います。
そもそも肉とよは人口17万人という微妙な田舎にお店を構えています。
“地域に根ざしたお店”をモットーにしており、経営も肉旦那+お手伝いのヨメ、といった具合。
従業員を雇わない、言ってみれば『こじんまりとした店舗』です。
そんななかでの年末というこの時期。
お店も7年目を迎えてますので、肉旦那的には
と、腰をさすりながら、凝った肩をぐるぐる回しながら申しておりましたが。
昨日は足がつって寝れなかった‥と。。
本当に大変だと思う‥っ!
‥‥‥
何が1番大変かというと。
ヨメが見るに、枝肉の状態で届いた部位を捌くこと、なんですよね。
たとえば牛のモモ肉約15kgのかたまり。
脂を落とし、スジを削ぎ落とし、それから”ローストビーフなどのブロック・ステーキ・薄切り用・焼肉用・カレーなどの角切り”といった部位ごとに分けます。
これのほとんどを肉旦那が1人でしています。
ヨメのお手伝いはというと、それらの部位を予約注文用にパックやトレイに計り分け詰めるといった作業。
大変具合が段違いですよね。。
確かに年を重ねるごとに要領は良くなっておりますが‥
それでも相当数入っている予約分、そして買い物に来られたお客さまの当日分の仕込みって、本当に大変だろうなと横でパック詰めをしながら常に思っています。
こんなふうに個人ごとの注文をメモしておき、準備ができたものから消していく‥を繰り返します。
昨日もヨメが23時前に帰宅した後、まだまだ捌ききれていない予約、そして翌日分の仕込みを1人でしてくれていました。
労いの夜食として、
本日出た端部分のお肉を寄せ集めたトマトスパゲティ〜ネギ農家さんからいただいたぶつ切りネギを添えて〜
‥を店内で作らせてもらいました。
お手伝い以外では、これくらいしかできないですよね。。
‥‥‥
本日12月30日も、予約はもちろん飛び込み買い込みが多そうです。
本当にありがたい話です。
例年でいえばヨメも一時帰宅がたぶんできなく、さらにいえば昨日よりも遅い時間に帰宅になるかと。
あらかじめヨメの実家へ、日中の子どもたち・次男のお迎え・晩ご飯お風呂のフルコンボをお願いして‥さぁ準備も万端です!
今年も残すところあと2日!!
今日も頑張るぞー!!!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。