みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
そんなときの味方として、スーパーやコンビニなどで販売されている「お惣菜」があります。
炒め物、煮物、サラダ‥麺類なんかもあって、その種類は多岐に渡ります。
そのなかでも、老若男女問わず圧倒的に人気のおかず‥から揚げ!
から揚げに限らずとも、購入できるお惣菜には揚げ物系が多いですよね。
この【揚げ物あるある】は温め直し方で解決します!
今回はお惣菜、とくに『揚げ物を美味しく復活させる方法』をご紹介いたします!
「温め直し」のコツ
スーパーやコンビニなどで販売されているお惣菜は商品開発の時点でさまざまな工夫がなされ、十分に美味しい味付け・調理法によって仕上がっています。
”できたて”は言わずもがなの美味しさなのですが‥
購入後持ち帰って、家のことをアレコレして、いざ食べるぞ!‥冷めちゃったから温め直さなきゃ。
この「温め直し」のときにする工夫が、冷めてしまったお惣菜を復活させる重要なポイントです。
『お惣菜 復活』で検索をかけると、クックパッドをはじめいろいろなサイトで調べることができます。
そのなかからいくつか紹介していきますね☆
電子レンジでチン
言わずと知れたレンチン。
買ってきたものをトレイのままポイっと入れて温めることができるので、1番手軽な方法ではあります。
しかし、とくに何も考えずそのまま温めるとベチャ‥悲しい。。
最近のレンジには「揚げ物・フライの再温」機能が付いていたりするので、それを必ず利用しましょう。
‥そのような機能が付いていなくてもご安心を。
その場合はクッキングペーパーやクッキングシートを敷いた耐熱皿に移し替えて温めてください。
量によって異なりますが、500wで1分・600wで50秒くらいでしょうか。
余分な油や水分をクッキングペーパー・シートが吸い取ってくれるので、ある程度はサクッとした仕上がりになります。
トースターとの併用
電子レンジで温めただけでは、まだしっとりとしている場合があります。
そんなときはオーブントースターを使用しましょう。
- 電子レンジでお惣菜を温めている間に、オーブントースターも温めておく
- アルミホイルをくしゃくしゃにして広げておく(破れないようにシワを残しつつ広げる)
- くしゃくしゃにしたアルミホイルに唐揚げをのせてオーブントースターで2~5分焼く(焦げないように注意!途中で転がしてもヨシ)
くしゃくしゃしたアルミホイルはボコボコとしているため、凹んだ部分に余分な油が入るのでよりカリッと仕上がるんだそうです☆
トースターのみで温め直すのは、お惣菜の厚みによっては中まで温かくならないこともあるので、あまりオススメはしません。
オーブン・グリルは調整が面倒くさいかも
オーブントースターと名前が似て非なるオーブン。
w(ワット)ではなく℃(温度)での調整が必要になります。
また、IH・ガス、どちらのクッキングコンロにも最近は「グリル」で温度調理が可能なので、こちらもご紹介いたしますね。
- オーブン・グリルを200℃に温めておく
- 今まで紹介してきた方法同様に、電子レンジで先にお惣菜を温める
- オーブン・グリルにイン!
- 両面を1分ずつ加熱してできあがり
こちらの方法においては、グリルは水分が飛びづらい構造をしているので、サクッというよりはフワッと仕上がります。
下にくしゃくしゃにしたホイルを敷くことで、より油分が取り除けて、さらには洗い物の手間も省けます。
油で揚げ直しは手間が多い
先に言っちゃうと‥こちらの方法は洗い物も増えるしオススメはしません。
ただ、どの方法よりもカリッサクッな仕上がりにはなります。
- 電子レンジでチン
- 180度に熱した油で約30秒
- 表面がカリッとなったらできあがり
この3工程+ちょっとしたひと手間で美味しく温め直せます。
②の工程で加えるひと手間が、揚げ物の系統によって変わってきます。
から揚げ系
あらかじめ霧吹きで水を吹きかけ、表面を潤わせます。
揚げたときに失われる水分を補う役割があります。
その後に、家でから揚げをつくるときと同量程度の油で一気に揚げます。
電子レンジで先に温めているので油の温度が下がる心配がなく、ちゃんと表面がカリッと仕上がります。
フライ系
トンカツ・コロッケ・エビフライ・あじフライなど、衣がついた比較的薄めのお惣菜を油で揚げるときの方法です。
から揚げ系と同様に、電子レンジで温めたあと、こちらも霧吹きで表うら両面に水を吹きかけます。
違うのは油の量。
フライ系の場合は、温める表面が油に浸かる程度で大丈夫です。
表が温まったらひっくり返してうら‥と、それぞれ30秒ほど熱してください。
天ぷら系
先の方法でも”霧吹き”などで加水しているとおり、もともと揚げ物をサクッと揚げ上げるには、揚げている最中に水分を飛ばすという工程が必要です。
天ぷら系の場合はすでにしっかりと水分が抜けてしまっている状態のため、そのまま揚げ直してもサクッとした仕上がりにはなりません。
天ぷら系は『水にひたす』ことで衣に水分が染みわたり、揚げたときのサクサク感が復活します。
1)水をはったボウルに天ぷらをくぐらせ、衣に水分を含ませる
2)余分な水分をラック等において落とし、油で片面30秒ほどサッと揚げる
水にくぐらす‥驚きの方法ですが、これをすることでサクサクとした仕上がりになります。
フライパンで低温じっくり
最後にご紹介するのはこちらの方法。
使用するのは熱したフライパン、これだけです。
油はひかずにお惣菜を置いたあと、弱火にしてしばらく放置するだけの簡単さ!
基本は『片面3分放ったらかし、反対にしてまた3分』。
弱火でじっくりと温めるので焦げることもなく、ゆっくりと温まっていくので先に電子レンジで温める必要もありません。
何かほかのことをしている間に勝手に温まってくれるので、忙しい方にはありがたい方法ですよね!
天ぷら・フライ系は前述とおり、から揚げ系の場合はクッキングシートを下に敷いて加熱すると、焦げの心配もありませんよ。
まとめ
以上『揚げ物系のお惣菜をカリッと復活させる方法』5選でした。
手間の多さ込みで考えると、最後にご紹介した『フライパンで低温じっくり』が肉とよが1番オススメする方法です。
調べればほかにもいろいろありそうなお惣菜復活のアレコレ。
それぞれに合った温め直しをし、どうぞ美味しくステキな「お惣菜ライフ」を満喫してください☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。