みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
↑こちらは以前書いた『小学校、保育園の運動会』の記事。
これを書きながら、ヨメ的になんとなく思うこと‥というかどの親もきっと考えたであろうことがあったので、今回はそれを綴っていきます。
2020年が始まってすぐ‥さまざまな活動の中止・自粛が余儀なくされました。
新型コロナウィルス。
学校の休校や外出自粛が続く中、当時ママ友と「‥っていっても”ただの風邪”なんじゃないの?SARSとかそんな感じなら半年くらいでなくなるんかねぇ??」なんて話した記憶があります。
正直にいうと、まさかここまで猛威を奮うとは思っていませんでした。
というか、メディアでも連日取り上げられ、みんなが戦々恐々としていましたよね。
ちょっと落ち着きをみせた10月も半ばの今でさえ、マスク着用・手洗いうがいの励行・”密閉・密集・密接”を避ける行動が当たり前。
おかげで風邪やインフルエンザにかかった人の割合が今年は極端に少ない、なんて良い情報もありますが。
さて。
GoToキャンペーンだったり、県内の1日の新規感染者数も「0」が続くようになったり‥ようやく落ち着いてきたかな?なこのときに開催された小学校・保育園の運動会。
肉とよ家がある地域では運動会は毎年秋に開催されるので、夏休みが終わった頃から
と子どもたちと話したのも記憶に新しいです。
運動会は子どもたちだけでなく、地域の方々も巻き込む(プログラムの中に出場機会が組み込まれている)ので、その年の一大イベントといってもいいくらいの盛り上がりをみせます。
が、今年はそれもやっぱりの自粛ムード。
幸い中止にはなりませんでしたが、縮小されて行われた今年の運動会は、午前中のみで終わるということで、各学年で徒競走・遊戯のみとプログラムもあっさり。
観客もできるだけ親だけ立ち見だけ。
必然的に前日・早朝からの場所取り合戦もなく。
なにより、みんなで囲む”労いも兼ねた”お弁当がないことがとくに印象的でした。
でも、ずーーーーっと自粛を求められてきたので、そんなあっさりめな運動会でも感動はひとしおです。
子ども目線でいえば、出番が少ないわ応援も少ないわお弁当を食べる楽しみもないわ‥
もの悲しい感じではあるのでしょうが、さすがですよね。
そんなことではへこたれません。
全力で取り組む姿勢は、観ている私たちに感動を与えてくれました。
また、先生たちも”密”にならないようにいろいろ考えてくださっていました。
そんななか私たち親はというと。
会場で応援をしていた知り合いの方々は、ほとんどが「うん、これくらいが調度良い」と口にしていました。
子どもたちの少ない出番→いつもより「やる気」がちがう。
密を避けるために観客が少なく立ち見のみ→フリースペースを自由に移動できる。
さらにいうと場所取りの際のギスギス感がない。
地区ごとの役員仕事もない。
に加えての、とくに印象が強い『お弁当がない』。
たとえば前日からの仕込み、当日の早朝の時間に追われながらの準備、思ったより高くつく買い物などなど‥運動会の楽しみの1つとはいえ、お弁当の親の負担ってすごいんですよね。
それがないだけで、気の待ちようがこうもちがうのか!とびっくりしました。
別に作りたくないとかではないんです。
だって子どもたちの頑張る姿を応援したいから!
から揚げ、玉子焼き、ポテトサラダにおにぎり。
そんな食べ慣れているおかずでさえ、みんなで囲むお弁当に入っているだけで子どもたちは嬉しそうですもんね。
‥ただ、お弁当や場所取り準備でヘトヘトな状態で応援に臨むのが結構キツくなってきたアラフォーです‥
去年なんか中学校・小学校・保育園と立て続けにあったので、どうしても被ってしまうおかずに若干不満げの子どもたちだし。。
話を戻すと、そんなわけでのみんなの口から出る「調度良い」です。
聞いた話では、ほかの学校ではそもそも運動会ではなく『体育参観日』と称して「平日・学年ごとに・日を分けて」の”運動お披露目会”なんてものをしたんだとか。
子どもの頑張りを結果として見られるのなら‥うん、このくらいが調度良い。
今年はたしかに”縮小すぎ”だったので、時間に余裕もありました。
それをふまえて、来年は各学年にもう1つくらい出番を増やしてみても良さそう!
運動神経のいい子や足の速い子にはちょっと物足りない感じがするかもしれませんが、そこは普段の授業でダンスやリレーを組み込んでみるとかの工夫でどうにかなりそうですし。
子どもたちが楽しい、先生の負担も少ない、おかげで親もある意味でラク。
そんな運動会を来年にも求める今日この頃。
このコロナ禍で、良くも悪くも、いろいろな価値観が変わった今年です。
良いもの・良いと思うものを集められたら、大変な世の中ですが、気持ちのゆとりも変わってくるんじゃないかな、と思うヨメでした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。