みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です
精肉店に限らずスーパーなどでレジの傍らに調味料や焼肉のたれ・料理の素(から揚げの粉やハンバーグに混ぜ込むもの)が販売されていると思います。
これらはお肉屋さんならお肉に関係したもの、魚屋さんならお魚に‥といった具合に、販売する商品に合わせてそれぞれの店舗で食品メーカーにオーダーするもの。
さて、この食品メーカーではお客さまに向けた商品以外にも、店舗で取り扱う食品に合わせたものもあるのですが。
肉とよでは「あとは揚げるだけ!のトンカツが欲しいわぁ」というお客さまのニーズに応えるために↓を日本食研さんから卸しています。
その名もズバリ『玉子たっぷりバッター』
バッターとは??な人に簡単に説明しますと、、
例えばトンカツを作るときの手順として、
- 豚ローストンテキ用を準備
- 揚げたときに形がくずれないように白身と赤身の間に等間隔に切れ込みを入れる(すじ切り)
- 塩こしょうで下味付け
- 小麦粉をまとわせ
- 溶き卵にくぐらせ
- パン粉でコーティング
- 170℃の油でじっくり3~4分、表面がこんがりときつね色になったらできあがり♡
このまとわせる④小麦粉⑤溶き卵を合わせて”バッター”と呼びます。
トンカツなどのフライ系を作ったことがある人ならわかると思いますが、、
場合によっては粉まみれになるわ、それぞれをパッドなどですると洗い物が増えるわ‥でこの工程って地味に面倒くさいんですよね。
家でこれだから、大量に準備するであろう店舗だとより一層ラクしたい!というのが本音。
そこで役立つのが食品メーカーから卸すこのバッターなんです。
粉100gに対して水を250cc混ぜ合わせれば、あとは塩こしょうで下味を付けたお肉やお魚をくぐらせて、パン粉をつけるだけ!といったお手軽さです。
ムダに料理に時間をかけるヨメを思ってか、肉旦那がバッター用粉を持って帰ってくれました。
で、たまたま近くのイオン系スーパー”ザ・ビッグ”に行ってみれば、特売されていたお魚の白身を発見。
知る人ぞ知る”パンガシウス”を使って白身フライを作っていきます♡
1パックに半身が2枚も入って税込320円!
半身もしっかりトラ大きいので、5切れに分けても大きい〜♡
肉旦那がカットしてヨメが塩こしょうまぶして‥完全な流れ作業で下準備を終わらします。
衣付け!バッターの登場です♪
こちらも肉旦那がバッター、ヨメがパン粉と完全分業。
その数およそ60切れ、新聞紙を広げてパン粉付けに勤しみます。
パン粉付け完了!
翌日のお弁当分も含めてとりあえず20切れ揚げていきました!
180℃の油で裏返しながら2分がベスト◎
こんがり黄金色の衣はサクっと、中の白身はほろほろほどける食感でしっとり。
最高の白身フライです♡
タルタルソースがもちろんイチオシですが、オーソドックスに醤油やいろんな風味のサラダドレッシングをかけてみても楽しめますよ。
さて、残りは40切れ、か。
衣付けしたものを冷凍する場合、肉とよ家では以下のようにしています。
- まずはバットにクッキングシートを敷き
- 冷凍するものを重ならないように並べ
- の上にクッキングシートを敷き‥
を繰り返して、最後はクッキングシートを被せた後ラップで厳重にくるみ、一旦冷凍庫にイン!
1〜2時間放っておくと半冷凍状態になるので、手早くバラバラにして冷凍用ジップロックに入れて、再び冷凍庫にイン!!
食べたい分をその都度冷凍のまま揚げるだけなので、手間なくステキな一品になるのが嬉しいですよね♪
ちなみにこの冷凍方法はトンカツやチキンカツ、エビフライなんかにも応用がききますから、ぜひ試してみてくださいね!
果たして40切れはいつまで保つのか‥
こちらも必見です笑
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。