みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です
この夏、肉とよ家の新たな家族としてやって来た日本うなぎの葱ちゃん。
体長20㎝太さ1㎝にも満たないまだまだ稚魚の葱ちゃんは、来た当初は砂に潜ったきりだったりご飯を食べなかったりで少し心配していましたが、、
最近では人にも慣れてきたのか、水槽を覘くと〈ご飯ですか???〉とパイプ管から顔をニョキっと出してくれるまでになりました♡
その葱ちゃんを飼いはじめてしばらく、肉旦那がこんなことを言ってきました。
そういえば体をぎゅんっと伸ばして脱出を謀る動画もあるほど、日本うなぎは力持ちなんだそうで。
ついでにいうと、水槽正規のフタだと容易く抜け出せそうな3×3㎝ほどの切り込み(エアーポンプやライトを取り付ける用の)があったりします。
「それならがっつりとしたフタでも準備するかい?」と聞いたところ、
‥ふむ。
それならってんでヨメ閃いちゃった☆
準備するために向かったのは100均。
- 鉢底ネット
- 網枠
- 陶芸ねんど
通気性の良いフタにするためにネットと網を、重しとして陶芸ねんどを購入しました。
水槽の大きさに合わせてネットと網をカット。
ネットはハサミで簡単に切り分けられますが、網のほうは鉄製なのでペンチで根気よく切るほかありません。
太いところはしっかりとペンチで挟んで手首を上下に返しつつねじ切る感じです。
ハンドグリップよりももしくは握力を鍛えられるかもしれません。。
全部が切れたら、まずは網枠を組み合わせて、ネットをかぶせて、結束バンドで縛ったら通気性の良いフタの完成です!
次に陶芸ねんどで重しをつくっていきます。
100均で販売されている陶芸ねんどは100~120gほど。
「重しとしては500g以上は欲しいよね」ということで、6袋を合体こねこねしていきます。
水で湿らせながらするのでぬるぬるとした触感がおもしろい、ゾ。
うねうねこねこね。
ユーモアを感じさせつつ、これくらい大きくなってくれたら美味しk‥ん”んっ!嬉しいな♡という希望を込めて、うなぎの形に成形していきました。
その後、完全に乾くまで2~3日放置します。
乾いたら焼き入れです!
160~180℃に熱したオーブンで30分ほど焼きます。
ちょっと太めになので、15分追加してみました。
粗熱がとれたら着色タイム。
色づけにはアクリル絵の具が最適なんだそうです。
茶色と緑を合わせてそれっぽい色にしました。
水滴にさらされることもあるかも‥?
万が一の色落ち防止も兼ねて、陶芸ねんどをより強化するためにコート剤を塗っていきます。
塗っちゃ乾かして塗っちゃ乾かして‥念のため4回ほど繰り返しました。
良い感じにうなぎっぽいつるっとぬめっと感に仕上がってますな。
コート剤を塗り終わったら再び焼き入れ。
こちらは100℃のオーブンで15~30分ほどかけました。
最後にヒレとしっぽを瞬間接着剤で付けたら‥
通気性の良いフタ!絶妙フォルムのうなぎ重し!!の完成です♡
「「「「え、めっちゃうなぎじゃんwww」」」」
これには子どもたちも手放しで褒めて?くれました。
肉旦那の反応も上々↑↑↑
家族の反応に、つくった甲斐があるってもんです。
余談。
えぇ、しばらくはちゃんとフタとして機能していましたとも。
焼き入れが足りなかったのか、こね具合がよろしくなかったのか。
もげて、もげて、真っ二つ、のち真三つ。
悲しいかな、ただのゴミと化してしまいましたとさ。
通気性の良いフタの上には、なんかそこらにあるテキトーなものが置かれている、という現状。
みなさんが陶芸ねんどでものをつくる際は、なるべくなら小物から試していくことをオススメします←
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。