肉処とよたアレコレブログ
~喜ばれる歓び~
日常

肉旦那が見た『川遊びにて‥”素手水槽”爆誕物語』

みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよです🍖

子どもたちと夏休みを満喫③犬鳴公園 夢の椀プールに行ってきましたみなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖 部活のために毎日往復2時間の自転車通学の長男、3年生が引...

↑コチラは、肉とよ定休の水曜日に夏休み中の次女次男を連れて、山口市は仁保上郷にある犬鳴公園に行ったときの記事です。

そこに併設された仁保川清流を使用した無料の河川プール『夢の椀プール』を目当てに行ったのですが、、

肉旦那
肉旦那
使用できるのは土日祝日のみという、、、

なんとも残念なお話でしたが‥

実はココ、プール横の緩やかな階段を下るとすぐに仁保川で遊べるという川遊びスポットでもあるんだな~♪

水生生物ブームの肉とよ家ということもあり、「それなら川遊びを満喫しちゃおう♪」と切り替えて仁保川で遊ぶことにしました。

しかし川遊び込みで向かったはずなのに、”虫かご虫とり網忘れちった☆”というヨメのしくじりにより。

「じゃあ素手で獲ったろうぜ!!」と奮起した次女の頑張りで3種の川棲生物をゲットしました◎

そんな『無料駐車場が2,30台分ある・無料のプール・川遊びもできちゃう♡』というステキな情報をお伝えすべく、夏休みに家族で遊べる場所として記事にさせていただきました。

 

さて。

この記事の内容でいえば『夏休みの家族遊びスポット』としての紹介だったので、遊んだ内容についてはあまり掘り下げませんでした。

すると‥

肉旦那
肉旦那
川での”素手”ガサガサ、実際にすごい良い体験だったと思うんだよね

次女の魚獲り技術を褒める肉旦那。

ちなみに”ガサガサ”とは、その名のとおり虫網でそこらをガサガサしつつ生き物を捕まえることをいいます。

基本は虫とり網‥ですので、肉旦那的には素手で頑張った次女はスゴい、と。

ヨメ
ヨメ
確かに!!

場所紹介記事だけではアッサリしすぎじゃない?‥との思いもあったようで、そのときその後の話も含め、夏休みの一体験を肉旦那がレポートしてくれました。

↓↓↓

川でのガサガサですので、周りには虫網やプラケースを持った人しかいませんでした。

そのなかで次女が素手で捕まえようとする。。

何度かするうちにコツを掴んだのか、

  • 群れ等を見つけそれらが周囲への警戒をしていなくゆっくり動いているときを狙う
  • 獲物から少し離れたところから手を水中に、アタックするチャンスを伺う
  • アタックするときは迷いなく躊躇することなく

お椀型に固定した手をスー‥っと水からあげると、、手の中にお魚ゲットだぜ!

こうして素手による”魚すくいクイーン”が爆誕しました。

肉旦那
肉旦那
俺ははなからムリだと思ったし‥やろうともしなかった

獲った魚はひとまずヨメの帽子(ポリエステル製であまり水が漏れない)へ。

しまいには熱を吹いたヨメも参戦し、、モツゴ?の稚魚が3匹、カワムツ?が4匹。

帰り際にここら一帯の主か?!と思えるサイズのサワガニも1匹捕まえました。

このサワガニがまた‥イイ♡

2㎝強茶色の頭胸部に真っ白な手足、欠損のないキレイな個体です。

しかも右手がマッチョの非対称!

肉旦那
肉旦那
前世は腕相撲チャンピオンかテニスプレーヤーに違いない

帽子→ケース。

慎重に移しましたがお魚ちゃんたちが何匹か逃げてしまいましたので、成果としてはこの倍はいたっけ。

「私スゴくない?!」と素手クイーンもご満悦です。

でも‥写真を見たらわかるように、車にあったのはかなり簡素なケース、、

酸欠だったり流れがないストレスだったり‥生き物ってのは繊細です。

肉旦那
肉旦那
帰る間に亡いなったら可哀想だし、逃がして帰ろうか

という言葉に、次女も残念がりながら肯定‥かと思いきや、、

ヨメ
ヨメ
大丈夫!イケる!!

謎の自信を覗かせるヨメ。

折れるその他一同。

というわけで、より大きい入れ物はないか‥と探し、車に常設していたダストボックスを利用するという荒技にて連れて帰ることにしました。

‥‥‥

家に帰るまでの間約1時間、保った彼らをすぐに水合わせします。

水合わせとは捕まえてきたり買ってきたばかりの魚・エビなどを水槽の水に早く慣れさせるために水槽に入れる前に行う重要な作業です。

肉旦那
肉旦那
すぐに水にドボン‥は絶対にダメ!!

魚は、生活していた環境が変化すると体をその環境に適応しようとしますが、この「適応力」は魚の種類によって違いがあります。

肉旦那
肉旦那
環境が急激に変化すると体が適応しきれずに調子を落としたり、最悪の場合そのまま死んでしまったり。。

とくにエビなどは急激な水質の変化にとても敏感で、購入したばかりのエビをいきなり水槽に入れたり、一度に大量の水換えをおこなったりすると次の日にはいなくなっている‥なんてことも。

これは『急激に水質が変化したことでショック状態(pHショック)になってしまうから』なんです。

水槽に入れた直後、お魚やエビがなにかに驚いたようにガラスに衝突したり、暴れていたらpHショックを起こしている可能性アリ。

肉旦那
肉旦那
小さい魚や稚魚・稚エビはとくに注意しなければいけません!

こうした「pHショック」を防ぐためにも少しづつ水槽の水に慣れさせてあげる必要があるのです。

この水に慣れさせる作業のことを「水合わせ」といいます。

水流に逆らうように泳ぐモツゴがいるし、夏真っ盛りの今時期でもありますので屋外で飼うのはちょっと‥

今回お出迎えしたこの子たちはぜひとも屋内で鑑賞したいと思い、水合わせをしている間にアクアリウムショップへと赴きました。

探すのは水槽と濾過装置。

すると水槽セットが運良く990円で売っているではありませんか!!

半額シールでのソレなので、普通に買っても約2000円で購入可能なんです。

生き物を飼ううえでそこまで高い買い物じゃない、、イイネ!

肉旦那
肉旦那
思わずサイズ違いのを2つ買っちゃいました
ヨメ
ヨメ
一回り小さいのも同じく990円、だと?‥こりゃたぶん半額シールの貼り間違い!(ラッキー)

水合わせも終わり、目立った拒絶反応もなく‥

こうしてリビングにて新しい水生生物を飼うことになりました。

肉旦那
肉旦那
次女が素手で獲り、購入したのはお得な水槽セットのみ‥『素手水槽』の誕生です!!

カメを飼い始めてからメダカ・ドジョウ・エビ‥そして今回の自然の川に棲む生き物に至るまで‥約3ヶ月です。

水生生物初心者をようやく脱けた、そんな感じがします。

しかも今回は自然から採取した個体を家で飼う!というミッション。

本来は自然で生きる個体たち、それを飼うのは命を預かる責任も増します。

肉旦那
肉旦那
より良い環境に仕上げることが大事

 

そんな素手水槽ですが。

その日の夜、3匹いたはずのモツゴ?の稚魚がマイナス1匹。

翌日朝、さらにマイナス1匹。

夕方、そして誰もいなくなった。。

たぶん素早いカワムツにやられた、と思われます。

ヨメ
ヨメ
ムッちゃんの獰猛さ、なめてました
肉旦那
肉旦那
まぁそれはそれで自然の摂理

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
肉とよ
山口県宇部市で精肉店を営んでいます。 お肉のことはもちろん、食に関するアレコレをはじめ、地元アレコレ、親子アレコレ‥いろんなアレコレについてつづっていけたら、と思っております。 みなさんに『喜ばれる歓び』をご提供!