みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
いつもはヨメが担当しているこのブログですが‥
ゴリラ的な肉旦那が自分の体験や思いをもとに、あるテーマについて語るシリーズ。
その名も『ゴリコラム』!
本日のゴリコラムは少年ジャンプ漫画「呪術廻戦」を1巻から15巻まで一気読みしたので、漫画素人の僕が偉そうにも僕なりのレビューを書いてみました。
たまたま全巻あったから、とりあえず借りてみた
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の、作者 芥見下々による日本の漫画。
略称は『呪術』。
人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー・バトル漫画。
いやでも、そういえば。
世の中が呪術!呪術!ってなってたのは同じ少年ジャンプ漫画”鬼滅の刃”が終了となった時くらいでしょうか。
鬼滅の終了が2020年5月。
今からおよそ1年前くらいです、たしかにその頃から火が付いたように爆発的な人気が出たんじゃないですかね?
あんまりこのあたりの情報に強くない僕の耳にも入ってきましたよ「鬼滅はもうオワコン、今は呪術」て。
ま、そんな僕の耳に入るってことはそりゃもう人気絶好調なわけですから、TSUTAYAでのレンタルも出来ず‥いつ行っても全巻貸し出し中となってまして。
そのまましばらく呪術廻戦のことなんて頭から離れていました。
で、つい先日TSUTAYAに行った時にキレイに15巻揃ってるもんだからレンタルした、という次第であります。
人気があるものは需要がもちろんあるわけで、その名残か今でも1巻あたり10冊くらいレンタル本として展開されてました。
借り手側に手厚いんだろうけど、でもどの巻も6,7冊ほど手つかずでして、、、
この時に「あ、もう人気は落ち着いたのか」と察したわけではありますが、まあ折角なので、ということでゴソッと大人レンタルしてきました。
読んでみた率直な感想
すでに多少の先入観があったといえばありました。
「HUNTER×HUNTERっぽい」と友達から聞いてて、僕はHUNTER×HUNTER大好きなので正直期待もかなり高かったです。
こう書くとすでに結果が見えるようでアレですが、、、
うーん、、
聞いてた通りHUNTER×HUNTERっぽいというのは「念」と「呪術」の設定におけるところでしょうが、呪術だ呪力だ、それを武器に込めてあるとか‥
普段呪いのことなんて全く考えてもない僕にはすんなり入ってこない、というのがまず1つ。
あと、かなり読み返さないと理解出来ない‥ということ。
単行本ならではの1話2話の間って言うんですか?
あの場つなぎの1ページ、そこにちょこちょこ書いてある解説的なもの。
僕そこは特に読まないし、ジャンプ連載時はそんなものないわけだし。
あ、この○級呪術師とか、学校というかアカデミーな感じとか‥あの辺は「NARUTO」の匂いがしますよね。
というか主人公が明るく熱血漢、少しお馬鹿さんでみんなを救いたい優しいヒーロー感が虎杖悠仁とナルトに共通しています。
クールで熱血が伏黒恵とサスケ、釘崎野薔薇とサクラちゃんは‥まあキャラちょっと違えど活発な女の子。
そもそも最強の師匠的なポジションにある五条悟がカカシ先生とキャラのユルさとか被ってますし。
そして敵となる呪い達や技の演出は「BLEACH」感。
BLEACHの虚(ホロウ)でしたっけ?読んだのが随分昔なんで忘れちゃってますが、夏油にしても藍染な感じがある。
そしてアルティメット・メカ丸はいきなり志々雄真実でたーって感じで。
「るろ剣」知ってる人ならあの絵を見たら100%そう思ったことでしょう。
有り体に言えば「パクってる」??
‥たしかにそうとられそうですが、それとはちょっと違うくて。
別にこれは良い悪いじゃなく、僕の感じた印象に過ぎないんです。
そんなこと言い出すともうこの情報化した世の中にあって、完全無欠の超絶オリジナルな作品とか極めて稀なワケで、稀すぎると爆発的な人気を得るには至らないワケで。
「ぽい」というのは悪いことじゃないと考えてます。
っぽくありながらも、いかにオリジナルを展開出来るか。
いつの時代も「〇〇ぽい」なんて言われて来てることでしょう。
僕が呪術に馴染めないのはそういうキャラや技の設定や演出じゃなく。
ただただ単純に話が小難しいところ、これに尽きます。
話自体は難しくないのに、なんか含みを持たせたり、言葉足らずな形で読者に解釈や考察を求めるタイプの切り口であったり‥
読んでて分かりやすく頭に入ってくる読み物が好き。
2度3度と読んで、更にしっかり考えるタイプは苦手。
ゆえに僕には馴染まなかった、というワケです。
いろんなジャンルの漫画をそこそこ読んできてる僕がこの症状です。
もう今の時代の子どもと僕たちアラフォーおじさんでは漫画に対する感覚が違うんすかね。
少なくとも鬼滅のように「鬼は悪い!水の呼吸!うおおおお」みたいなノリは子どももしてないですよね。
呪術廻戦を読んでコレは凄いと思ったことを最後に1つ
言わずもがな、なんですが五条悟です。
最強にしてユルく、高身長イケメンでルックスも抜群、”最強”というのが敵味方含めて群を抜いて最強というキャラ設定を第1巻から使っているのにキャラを持て余すことも腐ることもなくストーリーを展開するところは凄いです。
バトル漫画では最強の塗り替え合戦が常套じゃないすか。
変身したり後付けしたり、といったね。
呪術における五条悟は先付けで自他ともに認める完全最強設定をそのままに進んでるとこは他の漫画にはない展開じゃないですかね。
五条悟はいつまで最強なのか、五条悟がやられる時がくるのか。
そこ気にしながら、難しい話は華麗にスルーしながら。
今後も呪術廻戦を見ていきたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。